脂肪は脂肪でもって制す

脂肪は脂肪でしか取り除くことができないということをご存知でしたか？

悪玉コレステロールと善玉コレステロールという言葉をきいたことがあると思いますが、前者を取り除くには後者が必要なのです。

両者は作り的にはよく似ていていますが大きさ、密度が異なります。

分かり易く話しますと水に油を溶かすことはできませんよね。

しかし油に油を溶かすことは簡単ですよね。

それと同じく体内の脂肪は体外から取り入れた脂肪でもって体の各部位から取り除くしかないのです。

つまり全く脂肪を取らないのはいつまでも脂肪が取れないという結果になるのです。

かといって質の悪い油をとるのもよくありません。

基本的に長時間空気中に放置された油というのは酸化されていて体に悪いです。またマーガリンやサラダオイルのように加工された油もあまりよくありません。

動物性の油脂も少しは必要ですがこれも注意が必要です。

ではどういう油がオススメなのかと言いますとオリーブオイルとごま油です。両者とも天然の油です。

あまり火を通さずに（酸化を防ぐため）直接、カルパッチョサラダなどに振りかけて食べるのが良い摂り方です。

またお魚の油は不飽和脂肪酸が豊富なのでこれも体内の不要な脂肪を取り除くのに一役買ってくれます。

ちなみにお肉の油は飽和脂肪酸から成り立ちますが両者の違いは常温に放置した時、白くラードとして固まるか、液体のままかで簡単に見分けがつきますね。