太陽光パネル設置費用TOP > 太陽光発電に関する基礎知識 > 太陽光発電のメリットとデメリット

太陽光発電のメリット

 
太陽光発電の最大のメリットは2つあります。1つ目は環境にやさしいということと2つ目は10〜15年をめどに考えると経済的ということです。


順番にみていきます。

1、環境にやさしい

クリーンエネルギーでCO2や有害物質を排出しないため環境問題に貢献できることです。この貢献が国や地方自治体からの補助金を貰えることに繋がりすがすがしい気分になります。運転には燃料を必要とせず太陽から無尽蔵に供給できるので自給という面からみてもいいです。自然から降り注ぐエネルギーを無駄にしないというのはとても効率のいい生活の仕方なのです。


2、経済的

利益分岐点が大体10〜15年ですので中長期的にみたらお得なエネルギーとなります。また補助金だけでなく余ったエネルギーを売電できるというのは非常に大きいです。さらにオール電化と組合すことで光熱費を大幅に削減できるのは有難いです。太陽の恵みは万人に平等ですがこのただの恵みをお金に変えられるというのは考えてみるとすごいことです。遅から早かれ設備投資費は回収できて後はシステムが壊れるまで電気を産み続ける資産と考えられるでしょう。


3、その他のメリット

その他のメリットとして太陽光発電を取り入れている人は分かると思いますが生活してて電気代がモニターを通して見れるようになるため節電や省エネに意識がいくのです。売電が楽しみですからそれもそのはずですね。

また災害時の時など電力不足の時に貢献できるのも大きいですし停電時に太陽光発電システムに備わっている自立運転にモードを切り替えることで、発電した電力を利用することがきるのも大きいです。

自立運転時には1500Wしか利用できませんがそれだけあればお湯を沸かせますし必要な情報を把握することができます。万が一の時に身を守れるのです。


環境にやさしく経済的また災害時の備えの安心という一石三鳥の喜びを味わてみてください。


太陽光発電のデメリット


太陽光発電は残念ながらメリットばかりではありません。

ここではどのようなデメリットがあるのかを説明します。


1、初期経費が高い

大体200〜250万円という金額は車が一台買えてしまう金額です。普及当初から言われていたことですがこの金額の高さが最大のデメリットです。

この金額を10年以上のスパンで回収して利益を出そうと考えられないこともありませんが、現実を直視するとやはりためらってしまうものがあります。

環境に対しての少なからぬ貢献心がなければ決断は難しいところです。


2、天候や立地条件により発電量が左右されやすい

これは仕方のないことなのですが発電量を参照しても分かるように日照条件は地域により随分異なります。また当然屋根の向きや角度によっても太陽から得られるエネルギーは異なりますので初期投資回収期間にもかなりのばらつきが出てきてしまいます。


3、寿命がある。

太陽光パネルの寿命は永遠だという方もいますが仮にそうだったとしても発電効率は下がってきます。屋外に設置するため汚れていくのですから仕方ありません。大体寿命は20年と考えるのが一般的です。


太陽光発電にもデメリットはありますがやはり電気を自給するというのは災害時には大きなアドバンテージとなります。太陽光発電のメリットと比較してみてください。

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