トップヒットと強いキッカー

こんにちは、ヨハンです。

オンラインポーカーをやり始めて1年半経ちますが、テキサスホールデムって難しいですね。

もっとステークスを上げてガンガンにいきたいところですが、今の自分の腕ではまだ無理みたいです。

実際に$200以上は赤字です。

ポーカーは名探偵にやらせるとすごく強いような気がしませんか?

コナン君にやらせたら凄く強そうな気がします。

今回は2つのプレイを振り返ってみたいと思います。

 

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(D)

シート2(SB)

シート3(BB)

シート4(私)A♦J♦

シート5

シート6

A♦J♦ツーギャップスーテッドコネクタで悪いハンドではありません。

私はリングゲームでUTGのポジションからゲームに参加する場合は2.5BBでレイズインすることにしています。

$0.4をポットに入れ他のプレイヤーのアクションを見ます。

シート5、6とフォールドで、シート1でコールが入りました。

シート2、3はフォールドしてシート1とのヘッズアップになりました。

 

フロップ($1.04)Q♠、9♣、4♥

見事に外れました。

このプレイヤーに関しての情報はありません。

ストレートドローが見えているこのボードでは、ポットの6割相当のベットも有力だと思いますが私は損切りを承知でチェックで回しました。

相手もチェックしてきました。

 

ターン($1.04)A♣

これでトップヒットになりました。

ボードにはストレートとフラッシュドローが見えているため、私は$0.5をベットしました。

すると相手は$1.5へリレイズしてきました。

K、Tと持っていてストレートを完成させたか、セットをスロープレイしているのかもしれませんが、コールできない額ではないので私は$1をポットに入れてゲームに残りました。

 

リバー($4.04)2♣

これでフラッシュの目も出てきて、私はチェックするよりありませんでした。

相手もチェックしてきましたが、ここはポットの2~2.5倍相当をベットされていたらかなり困っていたと思います。

 

ショーダウン($4.04)

相手はT♦A♥を開き、キッカー勝ちした私がポットを勝ち取りました。

 

このプレイで注目してほしいのがターン以降で、相手からみたら$1.5に対してコールしてきたということは私がAをヒットさせている可能性が高いです。

しかしコールであってレイズでないということは、ストレートを完成させているとは考えにくいです。

リバーでバックドアフラシュドローを引かれてしまった可能性もありますが、確率は低いです。

そうするとリバーではストレートを装い、強くベットしてブラフを仕掛けてみるのも相当有力だったと思いませんか。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2(D)

シート3(SB)

シート4(BB)(私)A♠、K♠

シート1は$0.32でレイズインしてきました。

このプレイヤーは上述のヘッズアップしたプレイヤーです。

シート2、3がフォールドしてアクションは私に回ってきました。

ここはオールインも相当有力だと思いますが、私は$0.96へのリレイズに止めました。

シート1はこれにコールします。

 

フロップ($2.16)Q♠、8♣、J♦

私から見たらストレートドローです。

チェックで回してしまいましたが、このストレートの見える状況ではポットに$1くらいはベットしてみるべきでした。

その方が自分の立ち位置が確認できます。

相手もチェックしてきました。

 

ターン($2.16)A♥

これは私にとってはかなり嬉しいカードです。

Aのトップヒットと強いキッカーです。

ボードにはストレートも見えるためにここではもうスロープレイする必要はなさそうで、私はポットに$3をベットしました。

すると相手はフォールドするかと思いきや$6へレイズしてきました。

さっきと同じだなと思い、私はコールに応じました。

 

リバー($14.16)4♣

これはラグそうですが、何か嫌な予感がしました。

ターンの相手のアクションが少し強すぎます。

私は$2.08という相当に少ない金額をベットしました。

すると相手は$8.16へリレイズしてきました。

私はかっとなって残りの$1.0.8をオールインしてしまいました。

相手は$1.41でオールインコールに応じました。

 

ショーダウン($35.06)

相手は9♥、T♣を開き大きなポットを勝ち取りました。

すでにフロップの段階でナッツだったみたいです。

2013.9.3p1

 

私としては非常に未熟なプレイで、終わってから本当に後悔しました。

このハンドではストレートが見えるため、フロプの段階で$1.2くらいをポットに入れるべきでした。

多分リレイズが返ってきたと思いますから、その段階でフォールドするというのがこのハンドの正しいプレイだったと思います。

そうすれば最小限の損失で済んだと思います。

 

「状況にあった適正ベット額をする。」というのがオンラインポーカーのほぼ全てです。

しかしそれが中々難しいのですね。

多くのハンドを経験してインプットしていくよりないと思います。

そして本で強い人のプレイを学んでみるというのもいいと思います。

またポーカーは熱くなってしまったらもうおしまいです。

オールインというのは怖いですね。

スーテッドコネクタのプリフロップの扱い方

今回のテーマはスーテッドコネクタの扱い方になります。

では早速見ていきます。

プレイ、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(D)(私)9♥8♥

シート2(SB)

シート3(BB)

シート4

シート5

シート6

シート4、5がフォールド、シート6が$0.4でレイズインしてアクションは私に回ってきました。

私はポジションを利用して相手をフォールドさせようとして$1.2へ3ベットしました。

シート2、3はフォールドしてシート6は$3へレイズしました。

シート6の情報はありませんが、ここまでのプレイを見ていますと堅実でタイトなプレイヤーです。

普通に考えれば、上位のペアかA、Kあたりを持っていそうです。

私の方としては取り敢えずはフロップを見てみたいところです。

相手の4ベットに対して私は$1.8をコールしました。

 

フロップ($6.24)10♦J♥、6♣

これは私にとっては悪いフロップではありません。

オープンエンドストレートドローとバックドアフラッシュドローです。

相手は$3.2をベットしてきました。

いよいよ上位のペアかA、K或いはJのセット辺りが濃厚です。

私にとっては決断の難しいところです。

残りは$11.4でここでコールすれば$8.2になってしまいます。

ターンでもベットしてくることを予想すると、それにコールすればほとんど手元に金額は残りません。

フロップでポットを大きくしておいて、狙い通りのストレートドローになってフォールドするわけにもいかず一か八かのセミブラフに勝負を託しました。

私は$6.4でリレイズしました。

相手は間髪入れずにオールインしました。

既にポットコミットしている状態なので$5でオールインコールに応じます。

 

ショーダウン($29.04)

相手はQ♦、Q♣を開きました。

ターンで4♦、リバーで9♠が落ち相手が$27.73を獲得しました。

2013.8.27

 

すごく後悔したプレイです。

ターンかリバーでQか7を引けば勝ちそうですが見事にQがドミネイトされていました。

そしてQ、Qは十分相手のハンドレンジに入っていました。

これによりアウツはたった6枚しかありません。

4倍の法則より勝率は大体24%です。

 

2013.8.27c

Card Playerで見ても勝率は26.77%しかありませんでした。

フロップでのプレイは咎められないと思います。

問題はプリフロップにあった感じがします。

前に2.5BBのレイザーがいた場合は9♥8♥ではコールで、安くフロップをみにいくべきだったと思います。

また$1.2の3ベットも無い手ではなさそうですが、この例のようにリレイズされると非常に困ります。

そしてコールをするとポットが大きくなってしまうため、フォールドがしにくくなってしまいます。

結局はフロップでドローになったとしても、勝率の悪い勝負を強いられることになりそうです。

やはり前のポジションで2.5BBくらいのレイザーがいた場合、スーテッドコネクタで参加するならリレイズよりもコールの方が良さそうです。

 

折角ですので、ドミネイトに関してもう一つ面白い数値をお見せします。

2013.8.27c1

今回の例でプリフロップでオールインした場合のQ♦、Q♣の勝率は78.27%あります。

Q♦、Q♣よりも強いA♦、A♣で見てみます。

2013.8.27c2

なんとたった58.41%しかありません。

これは9♥8♥側がQ絡みのストレートをできにくくしていることを意味します。

ドミネイトされるとA、AよりもQ、Qの方が強くなってしまうところが面白いところです。

Fishのいるテーブルと時間帯

暑中見舞い申し上げます。

 

オンラインポーカーは多面でプレイしている人が多く、大体4~6面くらいでプレイしている人が多いです。

凄い人になるとパソコンを何台も立ち上げ12~24面でプレイするそうです。

1テーブルでは5~6ハンドに一回くらいしか参加しないのでこういうことができるのです。

しかしこの場合は自ずとタイトアグレッシブのABCポーカー(教科書通りのポーカー)になってしまいます。

逆の見方をすると複数テーブルでプレイしている人はタイトアグレッシブプレイヤーと見なしていいと思います。

yomen

 

私の場合は2面でプレイすることがほとんどです。

相手がどういうプレイヤーなのかよく観察するにはこれくらいが丁度いいからです。

特にブラファーの場合は相手をよく観察しないとできないので、自分で相手を観察できる範囲でテーブルを立ち上げていると思います。

ちなみにオンラインで相手の癖なんか見抜けるのか?と思われる方もいるといるかと思いますが、参加ハンドレンジやベット額、アクション時の間合いなどで癖が出ます。

やはりオンラインといえど相手はオンライン越しの人ですからね。

上手いプレイヤーであればあるほど相手を観察するのが上手いです。

 

オンラインポーカー上級者はABCポーカーでも$1/$2のステークスで6面で打てば時給$30になると言っていますが、これはあくまで相手がFishということであって相手が強ければ無理です。

よってオンラインポーカーで稼ぐ事を目的とする人はFishを選んでプレイしています。

Fishのいそうなテーブルは空席待ちのプレイヤー数と平均ポット、フロップに残るプレイヤー数の割合が目安になります。

グレーに反転させたところは、この数値が他のテーブルと大きくかけ離れているのが分かります。

こういうテーブルにFishプレイヤーのいる確率が高いです。

Fishのいるテーブルでプレイしたいために、空席待ちのプレイヤー数が多いのは自然です。

fishtable

 

またFishの多い時間帯は残念ながら日本では深夜~明け方になります。

ヨーロッパで夜の時間帯です。

 

 

それではプレイ日記です。

プレイ、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(B)

シート2(SB)(私)K♠、A♦

シート3(BB)

シート4

シート5

シート4、5はフォールドしました。

ボタンのシート1が$0.48へレイズしました。

私はレイズ額の3倍以上の$1.5で3ベットしました。

シート3はフォールドしました。

シート1はコールしましたが、もしここで4ベットが入ったらオールインするつもりでした。

 

フロップ($3.16)Q♣、7♠、5♠

見事に外れています。

通常ならポットの6割くらいをベットしたいところですが、ポットが少し大きくなっていますのでここはチェックで回しました。

相手もチェックしてきました。

 

ターン($3.16)A♣

ヒットしました。

現状では相手より勝っていそうですが、ドローが見えますのでここはベットする一手だと思います。

私はポットの6割相当の$2をベットしました。

相手がもしドローも含め何もヒットしていなかったらこれでフォールドすると思ったからです。

しかし相手はコールしてきました。

 

リバー($7.16)8♠

最も恐れていたカードが出てきてしまいました。

フロップ以降相手はチェックとコールばかりで、安くフラッシュを作りたいならここまでのストーリーはフラッシュドローと一致します。

A、XオフスーツでターンでAをヒットさせたなら私のキッカー勝ちになりそうです。

ここは選択の難しいところですがポットが大きくなっているため、もしベットしたとしてリレイズがかえってきたらそれはほぼ間違いなくフラシュの可能性が高いです。

それがもしオールインに相当する額なら、お互いにスタックがディープゆえに、恐らく私はAのヒットしているK♠、A♦をフォールドしなければならない立場に追い込まれます。

考慮した末に私はチェックを選びました。

相手もチェックしました。

 

ショーダウン

私はK♠、A♦を開き、相手はA♥、T♣をマックしました。

私は$6.84(レーキ$0.32)を獲得しました。

2013.8.20

 

これだったら相手がコールできそうなポット相当の額はベットしたかったですが、ポジションが悪かったのとターンで3枚目の♠が落ちてしまったのが不運なところでした。