完成しなかったドローの心理

日本でポーカースターズのアカウントを作れないという質問を最近いただきました。私が問い合わせてみたところ、日本人はポーカースターズの対象国で、特に禁止されてるということはありませんでした。そもそも私がやっていますからね。またポーカースターズへの質問に対して返信が無いという問い合わせもあり、それも聞いたところ、コロナの影響で返信が十分でないとも言っていました。

最近私は外出控えめで、トーナメントを研究して実戦しているのですが、中々入賞すら果たせません。

 

トップヒットトップキッカー

10K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$25/50 ポット129(アンティ6)

プリフロップ:UTG $4994 MID2(私) $5401 ♠A,♠K

AKスーテッドはかなり強いハンドなのでオープンならどのポジションからもレイズで入り、相手からのレイズに対しても大体はリレイズで返しています。UTGは$125へレイズして、私にアクションが回ってきました。私は$360へリレイズしました。これに対してUTGだけがコールしてきました。

 

フロップ:♠J,♣9,♣K ポット849

これはコールに噛み合っていそうなボードでいろいろなドローが見えていますので、トップヒットトップキッカーといっても油断はできません。相手はチェックしてきました。

ここで相手のレンジを考えてみますと、下位~中位のポケットペア、KQ~54くらいのスーテッドといったところが考えられます。

セットも含めてもし相手がこのボードにヒットしていたら、ドローが見えていますので恐らくベットしただろうと思いました。この時点で私は勝っていると思い、ドローを消すため$750をベットしました。すると相手は$1800へレイズしてきました。

このチェックレイズはどうもセミブラフっぽい印象を受けました。♣K♣Q、♣Q♣J、♣J♣T、♣T♣9、♣9♣8のようなダブルドローも考えられます。アウツはMAXで13枚くらいはありそうです。

こうなるともう1枚もカードを引かせくはありません。相手のスタックはまだフォールドする余地をぎりぎりで残していると思えます。私はオールインしました。相手は即座にコールしました。

 

ショーダウン

相手は♦J,♦Kを開き、ボードには♦7,♥5が落ちて、ツーペアの相手がポットを獲得しました。

これはやられたと思いましたが、フロップツーペアでこのボードなら普通はベットしてくるところなのです。しかしトップヒットトップキッカーは過信しやすく、ベットが返ってきたら大きく負けやすいハンドだと思いました。

 

完成しなかったドローの心理

3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$15/30 ポット81(アンティ4)

プリフロップ:UTG2 $2996 MID1 $2996 BTN(私) $2996 ♥4,♥5 BB $2966

一番最初のハンドです。ペアやスーテッドコネクターはブラインドが低い段階ではバリューが大きくなります。UTG2が$66へオープンし、MID1がコールして私のアクションとなりました。どちらかと言うとフロップを安く見たいハンドですのでコールしました。BBが続いて4人でフロップを見に行きます。

 

フロップ:♥9,♣7,♥K ポット$315

フラッシュドローがヒットしました。UTG2は$123へレイズし、MID1がフォールドしました。私はスタックが深いのでセミブラフよりもコールを選びました。BBはフォールドしました。

 

ターン:♦3 ポット$561

相手は$449へレイズしました。これが丁度いい金額で私は困ってしまいました。ここはフォールドが妥当だと思いますが、私はコールしてしまいました。

 

リバー:♦A ポット$1459

フラッシュは完成しませんでした。相手はここでチェックしてきました。相手のレンジとしてはAK、KKぐらいで、いずれもはっきり負けています。ここは諦めるべきでしたが、私は$1000をベットしてブラフを試みてしまいました。相手はコールして♣A,♣2を開きポットを獲得しました。

読みは外れていましたが、これは私の失敗ハンドです。これを何で書き留めておくのかといいますと、ドローで失敗したものの心理として、大きくなったポットをブラフで取ってみたくなるの気を起こさせると思ったからです。

 

トップボトムツーペアとモンスーンボード

3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$20/40 ポット105(アンティ5)105

プリフロップ:HJ(私) $3059 ♣T,♣A BB $4492

ATスーテッドは上位10%に入るハンドであり、どのポジションからでもオープンに足るハンドです。私の前までフォールドで回り私は$120でオープンしました。BBまでフォールドで回りそこで$320へのリレイズが入りました。ここはコールしてフロップで検討し、ポジションを生かしたいところです。私はコールしました。

 

フロップ:♦A,♦T,♦J

フロップはかなりウェットなモンスーンボードです。いろいろなドローが見えすぎておりで、下手するとロイヤルストレートフラッシュすらあります。しかしこちらはトップボトムツーペアで現状は勝っていそうな気もします。相手は$360をベットしてきました。

相手はまともなプレイヤーで、プリフロップでレイズをしてきており、レンジを考えますとJJ+、AJ+ぐらいだと考えました。しかし私はAを持っていますのでAA(1通り)、KK(6通り)、QQ(6通り)、JJ(3通り)、AK(8通り)、AQ(8通り)、AJ(6通り)となります。このうち私が負けている組み合わせはAA(1通り)、JJ(3通り)、AJ(6通り)です。逆に勝っている組み合わせはKK(6通り)、QQ(6通り)、AK(8通り)、AQ(8通り)で、明らかに負けている組み合わせより多いです。ドローを引かれる可能性も高く私はオールインしました。相手は即座にコールしました。

 

ショーダウン

相手は♣J,♥Jを開きボードには♣2,♠Jが落ちて、セットからフォーカードと更に強くなった相手がポットを獲得しました。

オールインはやり過ぎたのかもしれませんが、ボードがボードなだけにレイズ額もよく分かりませんでした。ポットサイズだったとしても、ターンで相手のベットにコールすればポットコミットしてしまい、このハンドから逃れるのは難しかったと思います。

 

ポーカースターズ

フロップでのオーバーベット

コロナが流行ってからオンラインポーカーの時間が増えました。オンラインポーカーで稼ぐ技術で勉強してロングストラクチャートーナメントに挑戦しているのですが、中々入賞すらできません。運も大きいですので仕方の無いことだとは思いますが、1~2時間経過した後突然負けて失格になるのは、疲労とともにかなりの苦痛を伴いますね。

 

 

ショートスタック

3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$40/80 ポット210(アンティ9)

 

プリフロップ:UTG2 $4586 MID1(私) $1374 ♥T,♠A HJ $10896

UTG2が$160へオープンし私のアクションの番です。私はここでオールインしました。お馴染みのダブルアップを狙ったショートスタック戦略です。その後ビッグスタックのHJがコールしてきました。後は全員フォールドです。

 

ショーダウン

相手は♥6,♦6を開きました。ボードには♦Q,♦9,♥5,♠2,♦8が落ち、相手がポットを獲得しました。

 

考察)ATオフスートは上位15%のハンドランクです。一方ポケット6も上位15%のハンドランクですが、レースではATオフスートの方が少し分が悪いみたいです。

ここでCSI(チップステータスインデックス)を見てみます。CSIとはトーナメントで自分のチップの価値を定量的に把握するもので、ブラインドが何週通過したらスタックが無くなるかを計算したもので、以下の式で表せます。

CSI=スタック÷(SB+BB+アンティ×テーブルの人数)

指標としては、CSIが17以上ある時は普通にプレイし、7~17の時は積極的にプレイしてスチールやリスチールも試み、7以下の時はプリフロップでオールインといった感じです。

1374÷(40+80+9×10)≒6.5<7

よってこの場合ATオフスートでオールインするのは間違ったプレイではなさそうです。

 

フロップでのオーバーベット

3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$25/50 ポット210(アンティ6)

 

プリフロップ:UTG1 $4864 UTG2 $14675 MID2(私) $3965 ♦T,♦J

UTG1が$106でオープン、UTG2がコールし、私の番です。私はフロップを見たいハンドなのでコールしました。後は全員フォールドし、3人でフロップを見に行きました。

 

フロップ ♥7,♣8,♣T

フロップでTがヒットしましたが、ボードの結びつきが強く油断できないところです。UTG1はチェック、UTG2は$800へレイズしてきました。UTG2は非常に参加率の高いプレイヤーでVPIPが56もあります。

このようなフロップでのオーバーベットはドローのケースが多いです。逆に言うと現状は勝ってそうです。安くドローを引かせるわけにはいかなく、私はここでオールインしました。UTG1はフォールド、UTG2はコールしてきました。

 

ショーダウン

相手は♦9,♥8を開きました。セカンドヒットとオープンエンドストレートドローです。相手のアウツは9枚(6が4枚、Jが3枚、8が2枚)といったところでしょうか。ボードびは♦A,♣2が落ちて私がポットを獲得しました。

 

考察)読み通りでした。やはりボードの結びつきが強いフロップでのオーバーベットは、ドローの可能性が高いと再認識しました。

フロップの段階で私に65.86%もの勝率がありました。勝っていると思った時チップを多く入れるのはポーカーの基本です。

 

上位のフラッシュ

20K保証トーナメント 8人テーブル ブラインド$15/30 ポット210(アンティ4)

プリフロップ:MID1 $5719 HJ(私) $4867 ♠7,♠6 CO $4237

MID1がリンプし私の番です。このカードはフロップを見たいハンドなのですが、少し人数を減らす意味で$150へレイズしました。COとMID1だけがコールしてきました。

 

フロップ:♠8,♥8,♠K ポット527

フロップではフラッシュドローが引け、MID1はチェックです。私はポットを大きくしたいのとセミブラフの意味で$300をベットしました。COはコール、MID1はフォールドしました。

 

ターン:♠Q ポット1127

フラッシュがヒットしましたが、ボードにペアができているのと、もう一枚スペードが落ちるとフラッシュがまがい物になりかねないのでここはベットが必要です。私は$800をベットしました。相手はまたもコールです。

 

リバー:♦7 ポット2727

相手は今まで全てコールしてきています。相手のレンジは78、89、T以下のポケットペア辺りが有力で、いずれも勝っていると思いました。私はポットオーバーの$1500をベットしました。すると相手は$2987をオールインしてきました。

私はこれを見て愕然としました。何か見落としはあったのかと思いました。フラッシュが見えているボードでオールインしてきたのです。相手は77でリバーでフルハウスになったのかと思いました。いずれにしろこちらは負けていると感じました。しかしここでフォールドできるほど私は上手くありませんでした。

 

相手は♠A,♠3を開き、上位のフラッシュでポットを獲得しました。

 

考察)同じスーツを2枚ずつ持って、上位のフラッシュを作られるパターンはまれだと思いますが、これは予測しづらいですね。

 

ポーカースターズ

ドローの代償ベット額

新年明けましておめでとうございます。去年は思うように時間が取れずポーカーを十分にプレイすることができませんでしたが、今年は頻繁にやっていこうと思います。前に大きく負けてしまい、それからやる気が失せてましたが、なぜかまたポーカーをやってみたくなったのです。

しっかり学びながら納得のいくプレイをするいうのが今年の目標です。このブログも立ち上げてから早くも7年が経ちましたが、細々とでも継続できてきたのが良かったです。今年はこのブログももっと頻繁に更新したいと思います。

最近ホールデムマネージャー3を購入してみたのですが、日本語対応でレポートの機能が充実しており確かに2より進化してるなと思いました。しかし肝心なプレイウィンドに相手のデータが表示されないというトラブルに見舞われて、今サポートを使っているところです。トラブルが解決したらレビューしていきますので、暫くお待ち下さい。

新年開始はプレイ日記からです。ハンド履歴で思うところがあったプレイを再現して考察してみます。

 

コイントス

1K保証トーナメント ブラインド$25/50 ポット123(アンティ6)

プリフロップ:UTG $3116 BTN(私) $2651 ♥A,♥2 BB $4381

UTGが3BBの$150でオープンして、私までフォールドで回ってきました。トーナメントの序盤で私にはポジションがありますのでコールしました。以下BBがブラインドを守りにきました。

フロップ:♣5,♥5,♥K ポット523

BBがチェック、UTGが$345をベットして私の番です。相手はKをヒットしててもおかしくないと思いましたが、A持ちのフラッシュドローをヒットした私はセミブラフを試みて$700へレイズしました。すると相手は私へオールインの要求をつきつけてきました。私は$1801の投資で$3724のポットを得るかどうかというギャンブルを迫られています。ポットオッズは1801/(3724+1801)≒0.326

相手がAKだとすると私のアウツはハートの残り9枚です。よって4倍の法則より勝率は約36%です。勝率がポットオッズを超えてますのでここはコールが正しと言えます。私はコールしました。

ショーダウン

相手は♠A,♦Kを開きました。ターンで♦2、リバーで♦8が落ち、相手がポットを獲得しました。

考察)

確率的には悪いプレイではありませんでしたが、トーナメントの序盤では失敗でした。なぜならトーナメントの序盤ではこのようなコイントスになることは避けなければならないからです。私はすべてのチップをリスクにさらしてしまったため、賭けに負けて124人中107位で敗退してしまったのです。

ではどういうプレイが正しかったのかと言えば、相手のレンジを考えるとフロップでKをヒットさせた可能性が高いので、フロップではフォールドもしくはコールに留めておくのが良かったと思います。コールの場合はターンでフラッシュが完成されないならフォールドする要領です。

 

ツーペア

9人制シットアンドゴー残り5人 ブラインド$40/80 ポット170(アンティ10)

プリフロップ:UTG $3726 BTN$1216 BB(私) $4106 ♠8,♣4

UTGが$80でリンプ、BTNがコール、後はフォールドで私にアクションが回り、タダでフロップを見に行くことにしました。

フロップ:♥4,♣8,♠Q ポット330

ツーペアがヒットした私はポットの半分の$165をベット、2人ともついてきました。

ターン:♣7 ポット825

私はまだ勝っていると思っていましたが、ドローの目が出てきましたのでポットの3/4くらいの$600をベットしました。するとUTGは$1200へレイズし、BTNはフォールドしました。私はコールしました。

リバー:♣Q

これは私にとっては決して喜ばしいカードではありません。負けてる目も出てきましたので私はチェックし、相手もチェックしました。

ショーダウン

相手は♠K,♦Kを開き、リバーで上位のツーペアを作られてしまった私が捲られてしまいました。

考察)

決して悪い負け方では無かったと思います。ベット額が適正だったため、まだ$2741を残してトーナメントに残ることができました。ボードにペアができた場合はツーペア、トリップス、フルハウスの目を考えねばなりませんので、下位のツーペアではリバーでベットできませんね。

 

ポケットクィーン

5K保証トーナメント ブラインド$150/300 ポット648(アンティ22)

プリフロップ:MID $2957 BTN$21457 SB(私) $3053 ♦Q,♥Q

MIDが$2957をオールイン、BTNがコールしてアクションは私に回ってきました。MIDと私はショートスタックです。ディ―プスタックのBTNは広いレンジでコールを仕掛けていると見て、私はコールしました。

フロップ:♥7,♠K,♣K ポット9369

完全にポットコミットしていますので、私は残りの$246をオールインし、BTNもコールしてきました。

ショーダウン

MIDは♠A,♣Qを、BTNは♥K♥Tを開き、BTNがポットを獲得しました。

考察)

プリフロップの段階では私に45%、MIDに27%、BTNに28%の勝率があります。この中では一番勝率がいいものの、2人に勝つには45%の勝率しかないというところが着目で、ポケットクィ―ンでも複数相手ではそれほど強いハンドでないというのが分かります。

 

ドローの代償ベット額

9人制シットアンドゴー残り9人 ブラインド$15/30 ポット81(アンティ4)

プリフロップ:UTG(私) $1384 ♥A,♠A MID$2192 BB$1759

私が$80でオープン、MIDとBBがコールでついてきました。

フロップ:♠6,♥7,♥8 ポット$291

このフロップは如何にもコールのレンジに噛み合ってそうな嬉しくないフロップです。BBが$60をベット。これはポットに対して非常に少ないベット額です。ドローなら安く引かせるわけにはいかないので、私は$250へレイズしました。MIDはフォールド、BBはコールしました。

ターン:J♥ ポット$791

これも大変喜ばしくないカードです。BBはチェック。相手のストレートドローを考えるとここでもフリーカードを与えるわけにはいかないので、私は$500をベットし、手元に$554を残しました。しかし相手はこれにもコールしてきました。

リバー:♠T

これもまたこの上なく最悪のカードです。相手が9を持っていればストレートの完成です。或いは既にストレートかフラッシュが完成しててもおかしくありません。相手は$959をオールインしてきました。ここまでの相手のプレイはどのストーリーにも一致しているため、私は負けていると思いフォールドせざるを得ませんでした。

考察)

ターンで♥Jが落ちてしまった以上、ターンではチェックで返しておくのが良かったのではないかと思いました。いくらドローを消すためとはいえ、既にフラッシュかストレートが完成してるかもしれないボードで、ターンの$500のベットは拙かったと反省しました。

 

ポーカースターズ

できなかったバリューベット

 

オープンエンドストレートドロー

6人制シットアンドゴー残り4人 ブラインド$40/80 ポット160(アンティ10)

プリフロップ:UTG $1425 BTN(私) $1484 ♣4,♣6 SB $770 BB $5162

UTGがフォールドし、私にアクションが回ってきました。4,6スーテッドでスチールするのに絶好の状況ですので、私は3BBの$240へレイズしました。今まで参加数が少なくタイトなSBだけがコールしてきました。私にとってはあまり面白くないコールです。

フロップ:♦3,♦5,♣A ポット600

SBはチェック。コールのレンジから考えてもフロップをはずしたとしか思えず、オープンエンドストレートドローを得た私はセミブラフに出ます。私はポットの半分を下回る$250をベットしました。するとSBは$570をチェックレイズオールインしてきました。この時点でポットは$1420です。Aをヒットさせてのスロープレイかと思いました。ブラフは無さそうです。私には$994ほど残されておりコールするのに$320必要です。

アウツは2と7の計8枚で、4倍の法則よりリバーまでストレートが完成するのは約32%です。ポットオッズは320/(320+994)≒0.24より大体24%の勝率があればコールは見合うことになります。

私は考えた末にコールしました。

ショーダウン

相手は♣T,♥Aを開きました。ターンで♣5、リバーで♦Aが落ち、相手がポットを獲得しました。

私にとってはなす術が無かったです。フロップでフラッシュドローも見えているため、本当はSBはバリューベットが正しいと思いますが、スロープレイされて見事に嵌められてしまいました。しかしまだスタックは残っており今後はアグレッシブに攻める時間がきたようです。

 

ハイカード対決

6人制シットアンドゴー残り4人 ブラインド$40/80 ポット160(アンティ10)

プリフロップ:UTG $2649 BTN $3532 SB(私) $2266 ♥K,♠7 BB $393

UTG、BTN共にフォールドしアクションは私に回ってきました。後2週もすればスタックが削れてしまうであろう相手に私は3BBの$240にレイズしました。すると相手は$393でオールインしました。私はこれを狙っていたのです。相手はAを持っているかもしれませんが、その可能性の方が低くハイカードで私が有利と睨んだからです。私はコールしました。

ショーダウン

相手は♦Q,♠8を開きました。ボードには♣4,♣3,♠2,♣9,♣2と落ちてお互いに何もヒットせず私の勝ちとなりました。

カードプレイヤーで見てみますと、ハイカードを持っている側がほぼ3対2くらいの割合で有利なようです。

 

できなかったバリューベット(反省)

6人制シットアンドゴー残り6人 ブラインド$10/20 ポット160(アンティ3)

プリフロップ:UTG(私) $1465 ♥K,♦A HJ $2336 CO $1445 BTN $1185 SB $818 BB $1703

トーナメントの序盤は、特にポジションがない時はなるべくタイトにプレイすることにしていますが、♥K,♦Aはさすがにアクションします。通常レイズの3BB($60)にレイズしました。SBとBBだけコールして3人でフロップを見にいきます。

フロップ:♠A,♣T,♥T ポット198

二人共チェック、どちらかがTを持っていないとも限らないので私はポットの半分をやや下回る$98をベットしました。SBはフォールド、BBはコールしました。

ターン:♠2 ポット394

相手はチャックしてきました。♠2で相手のハンドが強くなったとも思えなかったのですが、万一のトリップスを恐れて私もチェックしてしまいました。しかしここではバリューベットを打つべきでした。仮にトリップスならもっとアクションが強くていいはずだからです。ライアン・ダウトはプレイヤーの多くは適切なバリューベットを特にターンでできていないためにバリュー(ハンドの価値)を最大限に引き出せていないと言っていますが、それはまさしくこれによく当てはまると思います。

リバー:♦4 ポット394

リバーで相手は$180とポットの半分以下のベットをしてきました。可能性の低いトリップスを最後まで恐れていたため私はコールしてしまいました。

ショーダウン ポット754

相手は♣9,♥Aを開き私がポットを獲得しました。

 

ドロー勝負(反省)

6人制シットアンドゴー残り5人 ブラインド$25/50 ポット105(アンティ6)

プリフロップ:UTG $1691 CO $1299 BTN(私) $2661 ♣6,♣5 SB $1702 BB $1542

COがリンプで入り、私のアクションの番です。チップリーダーの私はドミネイトされてそうもないスーテッドカードで3BB+人数分のコール($200)のレイズから入りました。BBがコール、COはフォールドして2人でフロップを見にいきます。

フロップ:♠8,♥K,♥7 ポット505

相手はチャック、ストレートドローを得た私は$200をベットしましたが、この額は少なすぎました。これはフラッシュドローも見えているボードで仮に相手がそうだとすると200/505+200+200=0.22で20%の勝率があればコールが見合ってしまうからです。アウツ9枚でターンでフラッシュが完成する確率は19.1%ですが、大体それくらいなのでここはせめて$300はベットするべきでした。

ターン:♥9 ポット905

相手はチャック私はストレートの完成した私は$400をベット、相手はコールしてきました。

リバー:♠9 ポット1705

相手はチャック、私は$1861でオールインしました。相手がずっと弱気の表れだったのでこれは道を踏み外してしまいました。相手は残り$792でコールしてきました。

ショーダウン ポット3289

相手は♥A,♥4をめくりターンでフラッシュを完成させていた相手がポットを獲得しました。ストレートを過信して相手のスロープレイを見抜けなかった私の過ちです。しかし$1069のスタックは残りましたのでこれからアグレッシブにオールインすることになりそうです。

 

ポーカースターズ

ポジションの力は偉大なり

通常のトーナメントは勝ち残ると非常に長く1~1時間半は簡単に使ってしまいます。兎に角根気がいるのです。しかしトーナメントの面白味は半端ではありません。山のように築いていたスタックが一瞬にして消えてしまう虚無感や、時間毎に上がっていくアンティの切迫感、バブル時の大胆なプレイなどポーカーの醍醐味が詰まっていると思います。そこで私が目を付けたのがシットアンドゴートーナメントです。

シットアンドゴートーナメントとは人数が決まり次第開始してしまう、言わば少人数制のトーナメントです。待ち時間が短いのも特徴でこれが特に大きいです。6~9人のワンテーブルのものもあり、これなら好きな時にできて、ポーカーの醍醐味も味わえ、1時間以内で終了するかなと思いまして手を出してみました。

 

 

ヒットしないハイカード

シットアンドゴートーナメント ブラインド $10/$20 ポット$ 108 コールに必要な額 $30

トーナメント1ハンド目にてSBのポジションで♦A、♠Qが配られました。カットオフがリンプ、ボタンが$40へレイズして私のアクションの番です。

カードが強いためにポットサイズの$108へスリーベットしました。BBとカットオフはフォールド、ボタンがコールし一騎打ちになりました。

 

フロップは残念ながらヒットしませんでしたが、ガットショットストレートドローとハイカード2枚ですので、ここは引き続きコンティニューエーションベットを試みました。サイズはポットの半分ぐらいが良さそうです。ボタンはコールでついてきました。

 

ターンでも状況は進展せず、こうなるとポジションの悪さは響いてきます。相手は何を持っているのか判然としません。このボードの方が相手のコールのレンジに合っていそうです。しかしポットも膨らんでおり、相変わらずハイカードとガットショットですので引き続きベットする方を試みました。ポットの半分を上回る$300をベット、相手はまたもコールしてきました。

 

結局リバーでもはずしてしまい、ハイカード2枚ではさすがに負けていると思いましたのでチェックせざるを得ませんでした。すると相手は$949をオールインしてきましたのでフォールドし、相手がポットを獲得して初戦で大きなスタックを築くことになりました。

一方私の方は1/3以上のスタックを失ってしまいましたがまだこれからです。しかしポジションが悪いと、何もヒットしない場合最初にアクションを取らなければならないのは苦しいですね。ポジションは力といた言葉を切実に痛感しました。

 

負けていると悟ったポケットJ

シットアンドゴートーナメント ブラインド $15/$30 ポット$ 159 コールに必要な額 $90

ハイジャックが$90へレイズした後にカットオフのポケットJの私にアクションが回ってきました。ポケットJは一見絵柄のため強く感じてしまいますが、実はフロップ以後結構負けやすいハンドなのです。しかしフォールドするようなハンドでもないためスリーベットを試みてみました。ハイジャックの本気度を伺うために少し大き目の$270へレイズしました。

 

ボタンがコール、SBがオールイン、ハイジャックがオールインとして再び私にアクションが回ってきました。参加を続けるなら自分のスタックを全てリスクに晒さなければなりません。この強いアクションに対して特にハイジャックにはとても勝ってるような気はせずフォールドすることにしました。

 

ディーラーもコールし結果は上のようになりました。ハイジャックはポケットQでやはり私のハンドより強かったです。フォールドするには惜しいハンドで適正額のベットだったから、相手のハンドの強さがはっきりして正しいフォールドを決断できたと言えないでしょうか。いいプレイだったと思います。

 

フラッシュドロー

シットアンドゴートーナメント ブラインド $25/$50 ポット$ 174 コールに必要な額 $50

トーナメントで4人が残り今SBから$100へのレイズが入りました。投機的なハンドではありますがコールに必要な額が安いので、とりあえずフロップを見にいくことにしました。ポジションがあるのも大きいです。

 

これはナイスなフロップです。相手はチェックで私のアクションの番です。セミブラフも含めてここはベットの方が良さそうです。ポットの半分を少々下回る$100をベットしました。

 

ターンで落ちたカードは♠4です。相手は$160をベットしてきました。フラッシュのできた私としてはナッツを信じていますので後は如何に大きな利益を上げれるかです。ここは大きくアクションするよりもリードしてくれている相手についていく方が良さそうなのでコールすることにしました。この時私は相手のハンドを計りかねていました。

 

リバーで落ちたカードは♦5です。相手はまたもチェック。どうも自信なさげです。私はポットサイズのベットを打ち込みました。

 

相手はコールしてくれ♥8、♥9を開きました。リバーでストレートを完成させるもフラッシュを警戒してこのような弱気なアクションになったのだと思います。私の方としては上手いペースでポットを膨らませていけたと思います。このポットコントロールもやはりポジションがいいとやりやすいのです。

 

オーバーペア

シットアンドゴートーナメント ブラインド $60/$120 ポット$ 735 コールに必要な額 $165

残り3人となりいよいよ終盤に差し掛かったところです。ボタンが$285へレイズ、SBがコールして私のアクションとなりました。セットを引いた時のインプライドオッズは申し分なさそうなので私はコールで応じました。

 

フロップで何とSBがいきなりオールインしてきました。セットならいきなりこんなプレイをするはずがありません。フラッシュもストレートも見えにくいです。上位のオーバーペアだったとしたらプリフロップでレイズしていたと思いますからこのベットは弱味の表れだと解釈しました。私はポケット8でコールしました。

 

ボタンはフォールドし、SBは♠7、♠Aを開きました。ターン、リバーではラグしか落ちずそのまま私がポットを勝ち取りました。相手のおかしいと思うアクションにつけこめるのもやはりポジションがいいからに他なりません。