ポーカースターズのミックスゲーム

ポーカースターズのミックスゲームについて説明します。

ミックスゲームはその他のカテゴリーより選ぶことができます。

8-ゲーム、HORSE、ホールデム/オマハ、トリプルスタッドがあります。

 

まずは8-ゲームから説明します。

8-ゲームは6人でプレイするゲームで、リミット2-7トリプルドロー、リミットホールデム、リミットオマハ エイト・オア・ベター(ハイ/ロー)、ラズ、リミットセブンカードスタッド、リミットスタッド エイト・オア・ベター(ハイ/ロー)、ノーリミットホールデム、ポットリミットオマハをこの順に6ハンドずつ交互にプレイするゲームです。ノーリミットとリミットが混合しているのが特徴です。

8種類のポーカーを覚えなければならなく、まるでトライアスロンのようです。

ポーカースターズではそれほどプレイヤー数が多くありませんが、それでもぼちぼちプレイされています。

 

次はHORSEです。

HORSEはHoldem (ホールデム)、Omaha (オマハ)、Razz (ラズ)、Seven Card Stud (セブンカードスタッド)、Seven Card Stud Eight or Better (セブンカードスタッド エイトオアベター)の頭文字をとったもので、この順に8ハンドずつプレイします。かなりのポーカースキルを要求されるもので、ポーカースターズではあまりプレイする人を見かけません。

 

ホールデム/オマハはホールデムとオマハを6人用のテーブルなら6ハンドずつ、9人用のテーブルなら9ハンドずつ交互にプレイします。ポーカースターズは、プレイマネー(フリーチップ)を使ったテーブルでしかプレイされていませんでした。

 

トリプルスタッドに関してはスタッドをご参照下さい。

ポーカースターズのスタッド

ポーカースターズのスタッドについて説明します。

スタッドとは、各プレーヤーが伏せたカードを受け取り、残りは表向きにして配られるポーカーです。

ポーカースターズのスタッドには7カードスタッド、7カードスタッドハイロー、ラズ、トリプルスタッドがあります。

 

 

7カードスタッドについてはセブンカード・スタッドのルールで説明しましたのでそちらをご参照下さい。

JBETポーカーではほとんどプレイする人を見かけませんでしたが、ポーカースターズでは結構プレイヤー数がいます。

ハイステークスでもプレイされていますので、7カードスタッドを楽しもうという方にもポーカースターズはおすすめです。

 

 

次に7カードスタッドハイローについて説明します。

7カードスタッドハイローは基本的には7カードスタッドと同じですが、違うところはハイとローの勝者がいてそれぞれポットを分け合う形になります。

ハイの部分は7カードスタッドと一緒です。普通に強い役を揃えた人が勝ちとなります。

ローの部分はローハンドで一番強いカードを揃えた人が勝ちとなります。

但しローは8以下の5枚のカードを揃えなければいけません。

Aは2の下にくるローカード扱いとなります。

同じ数字ならそれは1枚分にしかみなされません。

この条件が満たなければローの勝者はいません。

ストレートとフラッシュは考えません。

ローは5枚のカードの一番高い数字を比べていき同じなら次に高い数字カードと順々に比べていきます。

つまり一番強いローハンドは5、4、3、2、Aとなります。

7、6、4、3、Aと7、5、4、3、2なら後者がローの勝者となります。

ポーカースターズでも7カードスタッドに比べると、それほどプレイヤー数はいません。

それだけ難しくマイナーな部類に属します。

しかし、7カードスタッドと7カードスタッドハイローはプレイマネー(フリーチップ)では結構プレイされている方が多いです。

今後流行ってくる予感はしますが、まだ皆試されてるといった感じです。

 

 

ラズは7カードスタッドのローハンドを競うポーカーです。

7カードスタッドハイローのローの部分です。

別の見方をすると7カードスタッドとラズを掛け合わせたものが、7カードスタッドハイローと見なすこともできます。

ラズはスタッドの中でもかなりマイナーな部類で、ポーカースターズでもプレイされている方はかなり少ないです。

 

 

最後にトリプルスタッドですがこれはミックスゲームになります。

7カードスタッド、ラズ、7カードスタッドハイローをこの順で8ハンドずつ交互にプレイすることになります。

これはポーカースターズでもプレイされている方はほとんど見かけません。

半端に強いポケットT

ポーカースターズはやはりプレイヤー数が多くてやりやすいです。

負ける日もありますがトータルでは$70くらいプラスになりました。

私は2面でプレイするのが精一杯です。

3面でプレイしたら時間切れで席が外れてしまいました。

昔のエベレストポーカーだったらテンポが遅かったため3面でもできたかもしれませんが、今のポーカースターズでは2面で少し余裕があるくらいで、3面ならアップアップになってしまいます。

ステークスも ($0.08/$0.16 USD)に上げました。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5(私)4♥3♥

シート3がフォールド、シート4がリンプインしアクションは私に回ってきました。

私はスチール狙いで$0.3でレイズインしました。

シート1がコール、シート2がフォールド、シート4がフォールドしました。

 

フロップ($0.8)3♣、J♥、5♣

ここはお互いにチェックで回します。

 

ターン($0.8)4♠

相手はここで$0.55をベットしてきました。

これに対して私は$1.1へレイズし、相手はコールしてきました。

 

リバー($3.0)4♦

相手はチェックしてきました。

私は$1.2をベットし相手はコールしました。

 

ショーダウン($5.4)

4と3のフルハウスを作った私がポットの$5.4(レーキ$0.24)を獲得しました。

 

注目はリバーのベットで相手にコールを促す最適額だったと思います。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(私)T♥、T♣

シート2

シート3(SB)

シート4(BB)

シート5

シート6

シート5が$0.3へレイズ、シート6がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は通常の$0.9へレイズしました。

シート3とシート4がフォールドしシート5がコールしてきました。

 

フロップ($1.95)8♥、K♣、5♣

相手はここでチェックしてきました。

どうも相手はKがヒットしていない感じです。

私は$1をレイズしました。

それに対して相手はコールしてきました。

 

ターン($3.95)8♣

相手はここでもチェックしてきました。

罠にはめようとしているかもしれないので私もチェックで回します。

 

リバー($3.95)T♠

これはとても有りがたいです。

Tと8のフルハウスでナッツです。

相手はチェックしてきました。

私は$1をベットします。

これに対して相手は$2.9へレイズしました。

私はリードするように$4.8へレイズしましたが相手はフォールドしてしまいました。

私はポット$9.75(レーキ$0.44)を獲得しました。

 

大きな収入でした。

これがなかったらその日は大分負けてたところでした。

 

 

プレイ3、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16 USD)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート6(私)T♦、T♠

シート3、シート4、シート5がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は$0.48でレイズインし、シート1がコール、シート2がフォールドしました。

 

フロップ($1.12)2♠、8♣、5♣

シート1は$0.96をベットしてきました。

これに対して私は$1.92へレイズしました。

これは相手のハンドを絞る意味があります。

相手はコールしてきました。

 

ターン($4.96)8♥

これに対して相手はチェックしてきました。

私は$2.08をベットしました。

この判断も間違ってはいないと思います。

といいますのもフロップで♣が2枚出ており、相手の手にもし♣が2枚あるとフラッシュドローに対してフリーカードを与えることになるからです。

相手はコールしてきました。

 

リバー($9.12)6♠

相手はここで残りの$2.93をオールインしてきました。

これに対して私はコールします。

 

ショーダウン($14.98)

相手はJ♦、J♣を開きポット(レーキ$0.67)を勝ち取っていきました。

 

このプレイを振り返ってみますと、フロップの相手の$0.96のベットはポットに対して9割近い額です。

つまり極めて本気度の高い手と考えられそうです。

この場合はボードから考えて、やはりオーバーペアの可能性がありT♦、T♠ではこころもとないのでフォールドかもしくはコールに止めるべきだったのかもしれません。

この額がもう少し低ければこのようなプレイでバットビートとも言えそうですが、フロップの相手の$0.96というのはこちらにとっては察知しなければいけない危険信号でした。

 

 

プレイ4、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16 USD)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)(私)T♥、T♠

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート3がフォールド、シート4が$0.48でレイズイン、シート5がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は$1.44へリレイズインしました。

シート2がフォールド、シート4が$3.36へリレイズしました。

これには参ってしまいましたが私はシブシブコールしました。

しかしこれはミスでした。

自分の方がポジションが悪いのと、この強いアクションに対してT♥、T♠で挑むのは少し無謀でした。

 

フロップ($6.88)6♥3♥、2♣

ここで私はチェックしました。

相手は$3.2をベットしました。

私は迷いましたがコールしました。

 

ターン($13.28)A♠

これに対してはお互いにチェックしました。

 

リバー($13.28)5♦

私はチェックしたのに対して相手は$6.4をベットしてきました。

とてもTのワンペアでは勝てるとは思えずフォールドせざるを得ませんでした。

 

これで$6.56も失ってしまいました。

痛かったです。

いくらポケットTでも、突っ込んではいけないところで2度もコールしてしまったための損害です。

この前に書いたプレイ3でもポケットTで痛い目に合っています。

ポケットTはプリフロップでは確かに強いハンドですが、絶対に強いとも言い切れず半端に強いハンドです。

故にこのような大きな損害を被ってしまいます。

ポケットTは案外早く見切った方がいい、トラブルに巻き込まれやすいハンドです。