逃げれる範囲でレイズして相手をフォールドさせる
- 2014/03/09
- プレイ日記
久しぶりにブログを更新します。
先月は思いの他時間がとれませんでした。
ソチオリンピックも観ていましたが外出が多く、パソコンを開く時間はほとんどありませんでした。
メールを開けましたら、ホールデムマネージャーに関する質問がいくつかきていましたので後でまとめてお答えします。
さてこのブログは私にとっては反省帳のようなものです。
上手くいったプレイも書きますが、失敗したプレイの方が多いと思います。
まずは前回までの反省です。
オンラインポーカーで利益を上げるためには、ホールデムマネージャーは必須のツールで、相手のデータによってアクションを変えていかなければ勝つことはできないという結論を得ました。
また勝てるポーカースタイルはタイトアグレッシブで、時にはもの凄く強いアクションが必要になってくるというのも分かりました。
どんなゲームにも性質というのはあります。
その性質さえ分ってしまえば、オンラインポーカーも攻略できると思います。
プレイ1($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
U $29.53
M $15.7
C $4.72
D $15.76(私)A♥、A♦
S $38.0
B $12.67
参加率90%のfishプレイヤーがUTGから$0.16でオープンしました。
Middle、Cutoff共にフォールドしてアクションは私に回ってきました。
私は$0.96へレイズしました。
Smallblindがフォールドし、参加率11%のBigblindがコールし、Uもそれに続きました。
フロップ($2.96)J♦、6♣、9♠
Bはチェック、Uは$1.44をベットしました。
この参加率の高いfishが相手なら、Aのワンペアでもオールインまでいってやるつもりでした。
私は$2.88へレイズしました。
すると意外にもBは$11.87をオールインしました。
Uはさすがにフォールドしました。
私は相手がセットを作ってるかもしれないと思いながらも、コールで応じてしまいました。
これはミスでした。
まだ27ハンドデータしかありませんが、相手は限りなくロックに近いプレイヤーです。
そして今までのアクションとこのボードから考えられるのは、セット以外にありません。
ここはフォールドするのが正しい判断だったと思います。
ショーダウン($28.14)K♦、8♠
相手は当然6♦、6♥を開きました。
ターンでK♦リバーで8♠が落ち、セットを作った相手がポットを獲得しました。
VPIPが11のプレイヤー相手にワンペアでのオールインコールは有り得ないプレイでした。
プレイ2($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
U $11.72
M $16.96
C $17.58
D $28.73
S $29.94
B $15.55(私)5♥、4♥
U~Dまでフォールドし、Sが$0.48へレイズしました。
スーテッドコネクタで参加してみたいハンドなので、$1.96へ3ベットしました。
Sはコールし、二人でフロップを見にいくことになりました。
フロップ($3.92)Q♥、8♥、2♣
相手はチェックしました。
フラッシュドローを引いた私は$2.43をベットしました。
相手はコールしました。
ターン($8.78)5♠
相手はまたチェックしました。
私はセミブラフのつもりで$6.24をベットしました。
すると相手は$25.18をオールインしてきました。
これは予想外でしたが、ポットコミットをしている私はエクイティに賭けてコールするしかありませんでした。
ショーダウン($31.42)T♠
相手はK♥、Q♣を開きました。
リバーにはT♠が落ち、相手がポットを獲得しました。
相手は標準的なプレイヤーです。
フラッシュドローが見えるこのボードでは、フロップでいくらQをヒットさせてるからと言え、普通はベットするものなのですがチェックしてきたのには参りました。
フロップで少し大目の金額をベットしましたが、これにコールするということはやはりQをヒットさせている可能性が高く、ターンのベットは余計でした。
ここは私もチェックしリバーで♥が落ちるのを期待するより無かったです。
ターンのオールインコールの私の勝率は以下の如くです。
♥か5か4が落ちればいいのですが、その可能性は30%もありませんでした。
プレイ3($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
M $18.27
C $18.21(私)J♦、A♣
D $16.00
S $15.92
B $44.43
Mがフォールドし、私は$0.48でオープンしました。
VPIPが19のDはコールし、S、Bはフォールドしました。
二人でフロップを見にいきます。
フロップ $1.20 5♣、3♣、9♦
何もヒットしませんでしたが、私はポットの半分を上回る$0.66をベットしました。
相手はコールしました。
ターン $2.52 5♥
私はさらに$1.24をベットしました。
相手はコールしました。
リバー $5.00 3♥
私は$2.24のトリプルバレルを打ちました。
相手はコールしました。
ショーダウン $9.48
相手は8♥、8♣を開きポットを獲得しました。
このプレイは少し微妙でした。
フロップで♣が2枚落ちたため、ドローの代償を支払わせるためにはベットするのが普通です。
しかし相手はタイトプレイヤーです。
トリプルバレルまではどうだったのかと思います。
ローボードでは相手のプリフロップのコールのレンジ(ミドル以下のポケットペアとミドルのスーテットコネクタ)の方がかみあっており、フロップで少し大きめのサイズ(ポットの2倍相当)を打ち、相手についてこられたら諦めるハンドだったのかもしれません。
そちらの方が負けるにしても、額を少なくできますからね。
プレイ4($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
U $17.95
M $16.24
C $7.58
D $15.52(私)T♠、T♦
S $33.67
B $10.20
U、M、Cとフォールドしアクションは私に回ってきました。
私は$0.48をベットしました。
Sは$1.44へレイズし、Bはフォールドして再びアクションは私に回ってきました。
ここはレイズもあると思いますがポジションがいいので、コールしてフロップを見てみることにしました。
フロップ $3.04 3♦、3♥、8♣
相手はここで$1.76のコンティニュエーションベットを打ってきました。
相手のデータは82サンプルしかないもののVPIPが16のタイトプレイヤーですが、フロップコンティニュエーションベットの割合は100%(4サンプル)でした。
私は相手の参加ハンドレンジを、上位のスーテッドコネクタとワンギャップスーテッドコネクタ、全てのポケットペアと見積もりました。
そこで現状負けてる組み合わせはA~J、8のポケットペアだけです。
ターンかリバーでブロードウェイカードが落ちると、この先ベットしていくのは苦しくなりそうです。
私は$3.52と相手の2倍のベット額へレイズしました。
相手はこれに対してコールしてきました。
ターン $10.08 4♥
相手はここでチェックしてきました。
これで主導権は私に移りました。
私は$5.23をベットして相手に圧力を掛けます。
相手はフォールドし、私がポットを獲得しました。
このプレイは上手くいったと思います。
特にフロップのレイズ額が良かったと思います。
もしフロートしていればターンでもベットされた可能性があり、相手のハンドがJ以上のポケットペアを否定できない現状では、相当難しい決断を迫られたと思います。
また$3.52というのは決して逃げれない額ではありませんからね。