AAの大きな損失、見えにくいセット
- 2013/08/10
- プレイ日記
最近エベレストポーカーでもプレイしているのですが、今日はそのエベレストポーカーでバッドビートを喰いました。
エベレストポーカーではプレイヤー名を隠して匿名で対戦できるテーブルもあるのですが、私は基本的に利用していません。
やはりプレイしながら相手のデータベースもほしいですからね。
私はエベレストポーカーはサブポーカールームとして扱っています。
完全英語ですが、ポーカースターズでプレイできれば難しいことはありません。
ポーカースターズとは少しバイインが異なりますが、気分転換に利用しています。
エベレストポーカーのプレイテックのソフトウェアはポーカースターズの独自開発系のソフトとはまた一味違いますので利用してみる価値は十分にあると思います。
では私のプレイを振り返ってみます。
プレイ、ホールデム ノーリミット ($0.1/$0.2)
プリフロップ($0.3)
シート1
シート2
シート3
シート4(D)
シート5(SB)
シート6(BB)(私)A♠、A♦
このテーブルでは30ハンドくらいしかプレイしていませんが、ほとんどスチールばかりで一回もショーダウンしていなくスタックもあまり変化していません。
漸くチャンスが巡ってきたと思ったのですが、シート4までフォールドで回り、がっかりしていたらSBから$0.6へレイズの声がありました。
ラッキーと思い、私はレイズ額の2.5倍の$1.5へリレイズしました。
相手はコールしました。
フロップ($3)8♥、2♠、5♦
これは私にとって、悪いフロップではありません。
ストレートもフラッシュも見えにくいボードです。
相手はチェックしてきました。
トップペアで勝利を信じて疑っていない私はポットの2/3に相当する$2をベットしました。
相手はコールしてきました。
ターン($7)K♣
相手はまたもチェックしてきました。
これでフラッシュの目も完全に絶たれましたが、相手がもしK持ちならリバーでKを引かれる可能性も残っているため、私はポットの半分をやや上回る$4をベットしました。
すると相手は$9へレイズしてきました。
「おや」っと思ったのですが、私は更に$10をポットに入れてしまいました。
ここで私はポットコミットしています。
相手は残りをオールインしてきました。
私も$2.8でオールインコールしました。
ショーダウン
相手は5♥、5♠を開きました。
まさかのセットでした。
これは無警戒でした。
リバーでK♦が落ちてフルハウスになり相手が$57.62もの大きなポットを獲得しました。
私の方としてはバットビートでした。
セットは非常に読みにくく、実戦的にもA、Aが入ってくるとフォールドしにくいものがあります。
このプレイのどこが拙かったのか分かりませんが、ドイルブロンソンが言うには「AAやKKは小さなポットを獲得するか、大きな損失をするかのどちらかである。」そうです。
それにしてもセットという役はボードからは非常に分かりにくいものですね。
ターンで$9へリレイズされた時、あなたならフォールドすることができますか?
追記
A、Aでもしプリフロップで相手をフォールドさせようと考えるなら、相手のレイズ額の4倍以上が正しいベット額なのかもしれません。
Card Playerで見てみますといくらA、Aでも下位のペアに対しては大体5回に1回は負けてしまいます。
これは結構高い確率です。
そしてこの負ける時の金額は大きくなってしまうことが予想できますので、やはりもう少し強いアクションで相手をフォールドさせる方向に持っていくべきだったと思います。
プリフロップでレイズインして私の強いアクションに対してコール、ストレートもフラッシュも見えないローボードのフロップで最初はチェックして私の強いベットに対してコールしてきたということは、よくよく考えるとセットでスロープレイしているくらいしか考えられません。
上位のペアだったらプリフロップで4ベットが返ってきそうだし、それ以外のオーバーペアだったらフロップでベットが入りそうだし、ペア以外だったらフロップでフォールドしてしまう可能性が濃厚だからです。
するとターンではこちらもチェックで回して様子を見るべきだったのかもしれません。
リバーでどうなったか分かりませんが、少なくとも負け額はこんなに大きくならなかったと思います。
冷静になって考えてみると未熟なプレイでした。