マイクロステークスでA、Kはプリフロップオールインハンドか?
- 2013/02/26
- プレイ日記
ポーカースターズで毎日のように遊んでいますが、バンクロールが少しずつ増えてきました。
$110入金してたのが$170ぐらいになりました。
30分~1時間ぐらい2面でプレイしていると大体一度くらいはダブルアップのチャンスが訪れます。
そのダブルアップの勝率がいいおかけで、なんとかバンクロールを増やすことに成功しています。
ポーカーは、お互いにカードが良くないとそんなにお金の動くゲームではありません。
お互いにカードがいいとそこそこポットへお金を入れてしまいますが、問題はセカンドハンドの時いかに早く察知することができて被害を最小限に喰い止めることができるかがポーカーでバンクロールを増やしていくコツだと思います。
では反省プレイをあげます。
プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)
プリフロップ($0.15)
シート1(SB)
シート2(BB)(私)J♦、A♥
シート3
シート4
シート5
シート6
シート3、4がフォールド、シート5が$0.3へレイズ、シート6、1がフォールドしアクションは私に回ってきました。
いくらポジションが悪いとは言え、このハンドではフォールドできないのでゲームに参加します。
問題はレイズかコールかですが、ポジションが悪いため相手にフォールドを期待する$0.9へレイズすることにしました。
これに対して相手はコールしてきました。
フロップ($1.85)T♦、3♦、4♦
なんとも言えないハンドですが、一応フラシュドローなのと主導権を取りにいきたいため$1をベットします。
これに対して相手は$2.4へレイズしてきました。
私はシブシブコールしました。
ターン($6.65)6♣
私はチェックしました。
これに対して相手は$6.3をベットしました。
私はフォールせざるを得ず、相手はポット$6.65(レーキ0.3$)を奪っていきました。
半端なハンドがゆえに損を少し大きくしてしまいましたが、相手がどういうプレイヤーなのか見極めがついておればもう少し損を抑えられたと思います。
プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)
プリフロップ($0.15)
シート1
シート2(私)9♣、J♠
シート3(SB)
シート4(BB)
シート5
シート5、1がフォールドしてアクションは私に回ってきました。
カードは微妙ですがポジションがいいので$0.3でレイズインすることにしました。
シート3はフォールド、シート4がコールしました。
フロップ($0.65)Q♠、3♥、9 ♥
シート4はチェックしました。
セカンドヒットですがあまり喜べたものでもなく私もチェックしました。
しかしこの選択はミスで、$0.4くらいはベットするべきところでした。
なぜなら相手がもし♥を2枚持っていたらフラッシュドローに対してフリーカードを与えることになるからです。
ターン($0.65)7♣
ここもお互いにチェックします。
リバー($0.65)7♠
相手はここでもチェックしてきました。
ここで私は$0.4をベットしました。
これが意味のないベットでした。
なぜならレイズされるとセカンドヒットの私としてはこれ以上突っ込んでいけないからです。
もし相手がQか7を持っていた場合はフォールドするわけはなく、それ以外のカードでフォールドするようなハンドならショーダウンしても結果は一緒だからです。
相手は$1へレイズしてきました。
ここで私はフォールドせざるを得ませんでした。
相手はポット$1.45(レーキ$0.07)を獲得しました。
しかし流れから考えて相手はブラフの可能性が濃厚です。
もし相手がQか7を持っていた場合は、リバーでもう少し強いアクションが起きそうだからです。
そうすると最後もコールが正しかったのではないかと思います。
半端なプレイをしてしまいましたが、最後の相手の$1ベットというのは最適なベットだったと思います。
もう少し安いベットだったら多分コールしてたでしょうから。
プレイ3、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)
プリフロップ($0.15)
シート1(BB)
シート2
シート3(私)7♣、7♦
シート4
シート5(SB)
シート2がフォールド、私が$0.3でレイズインしました。
シート4がフォールド、シート5が$3.84をオールインしてきました。
シート1がフォールドしアクションは私に回ってきました。
私は、それまでのこのプレイヤーの観察からアグレッシブプレイヤーと見切っていました。
このテーブルに入った最初は9、9をフォールドせざるを得ない状況にまで追い込まれたのですが、このプレイヤーがアグレッシブプレイヤーだと分かればコールしてたと思います。
相手がショートスタックだったこともあり、通常ではフォールドするカードですがオールインコールしました。
ショーダウン($7.78)
相手の開いたカードはA♠、A♦でした。
やってしまったと思いました。
フロップで8♠、3♠、T♥、ターンでJ♥が落ちましたが、リバーで落ちたカードが何と7♠。
これによって7のセットを作ることができた私が運よくポット(レーキ$0.35)を勝ち取りました。
FishプレイヤーにもA、Aが入ることはあります。用心しなければいけません。
ここでプリフロップでお互いにペアハンドだった場合、下位のペアが上位のペアに勝つ確率を求めてみようと思います。
下位のペアと同じ数字のカードがコミュニティーに出ない確率は48C5/50C5より余事象を考え、求める確率は1-48C5/50C5=47/245≒0.19になります。
実際には上位のペアがセットやフォーカードになる確率を考えるともっと低いですが、近似的に計算を簡単にするためこれらの場合は除きます。
つまり5回に1回以下でした。
逆に言えば上位のペアを持っていて、下位のペアとオールイン勝負をした場合5~6回に1回は負けるということを肝に銘じておかなけらばいけません。
プレイ4、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)
プリフロップ($0.15)
シート1(BB)
シート2
シート3
シート4
シート5(SB)(私)K♦、A♠
シート2、3、4がフォールドしました。
私の後ろに控えているのはスチールをなかなか許してくれないプレイヤーです。
「今度こそ!」と思い$0.3をベットしました。
シート1は$0.9へレイズしてきました。
いつものパターンで私は大体ここでフォールドしてましたが、今回は$9.92一気にオールインしました。
「どうだ。」と思うやいなや相手もオールインしてきました。
ショーダウン
相手の開いたカードはJ♦、J♣でした。
フロップでは9♠、J♠、A♦、ターンでは7♣、リバーでは8♥が落ち、Jのセットを作った相手がポットの$19.84(レーキ$0.89)を一気に勝ち取りました。
A、Kはプリフロップオールインハンドと言われていますが、それが果たしてこのようなマイクロステークスにも当てはまるのかを考えてみたいと思います。
まずA、KがA、K以外のペアに勝てる確率は44%です。
また上位のペアが下位のペアに勝てる確率は82%です。
今回の3ベットに対して4ベットするなら$2.7くらいになってしまいますが、これに対してさらに5ベットで返された場合処置に困ります。
というのは相手はペアがそろっている可能性が濃厚でそれに対して6ベットしても、もうポットコミットしている状態が想定され相手がフォールドしてくれるとは思えないからです。
結局はオールイン勝負になってしまいます。
だったら4ベットの時点でオールインする方が、相手がフォールドしてくれる期待値が持てる分良さそうです。
また4ベットに対してコールされても、フロップ以降先に行動を起こさねばならないため面白い展開ではありません。
結局はここでオールインは正解かと思います。
もし相手が下位のペアだったらコールはしにくいと思いますし、もしペアでコールしたとしても44%もの勝率があるならA、Kはマイクロステークスでも3ベットに対してはオールインが正解かと思います。