オーバーアクション
- 2020/12/14
- プレイ日記
最近毎週土曜は欠かさず時間を作って、ポーカースターズのトーナメントへ参加するようにしていますが、2週連続であっさりと負けてしまいました。この負け方があまりにも良くなく、ポーカー初心者のするような負け方でした。全然上達していないことにがっかりしました。今回はその2例を見ていきたいと思います。
オーバーアクション1
$8K保証トーナメント 2020.12.5 9人テーブル ブラインド$150/300 ポット720(アンティ30)
プリフロップ:UTG2 $8953 CO $17339 BTN $18294 SB $21786(私) ♦Q,♥Q
クリスマスのシーズンでポーカースターズのテーブル画面もその雰囲気を醸し出しています。トーナメント開始から1時間半ぐらい経って、私にQQが入りました。UTG2が$600へレイズ、COが$1500へリレイズ、BTNがコールし、私のアクションにアクションが回ってきました。
これどうでしょうか。今考えるとコールが妥当だったと思います。QQは確かにモンスターハンドですが、その上位にはまだAA、KKが存在します。しかし私は自身のカードを過信しすぎてここでオールインしてしまいました。私のスタックは相手の3人共スタックをカバーしており、スクイーズの要領で3人共降りるだろうと思ったからです。しかしUTG2とCOはコールしてきました。しまった私はどちらかにこの時点で負けていると思いました。
UTG2は♣A,♣Jを開き、COは♦A,♥Aを開き、ボードには♥6,♥8,♠A,♣5,♣8が落ちてフルハウスのCOが大きなポットを獲得しました。かなりのオーバーアクションでトーナメントのこの段階とこのスタックサイズではやってはならないプレイでした。
オーバーアクション2
$8K保証トーナメント 2020.12.12 9人テーブル ブラインド$30/60 ポット144(アンティ6)
プリフロップ:UTG1 $11338 CO $9994 SB $9766(私) ♠K,♠A
トーナメント開始から23ハンド目で私にAKスーテッドが入りました。UTG1がリンプ、COが$180へレイズして私のアクションです。
これはどうでしょうか。フロップ後にポジションが無いことと、相手のレンジを絞り込むためここはレイズの方がいいと思います。私はCOのレイズ額の2.5倍少々の$460へリレイズしました。UTG1、CO共にコールしてきました。
フロップ:♦6,♣Q,♣K ポット1494
トップヒットトップキッカーです。いろいろなドローが見えているためここは当然ベットしていきます。私はポットの5割7分の$850をベットしました。少し小さく感じるかもしれませんが、スリーベットの入ったポットではポットに対するベットの比を少し下げるようにしています。UTG1はコール、COは$2872へレイズして再び私にアクションが戻ってきました。
これはどうでしょうか。COのプリフロップのアクションはレイズコールから、レンジはQQ、JJ、TT、AK、AQ、AJ、AT、KQ辺りに絞り込め(AA、KKならフォーベットしそう。)、更にフロップのアクションからQQ、AK、KQにまで絞り込めそうです。そう考えるとこのハンドは大部分のレンジで負けてそうですね。耐えがたきを耐えてここはフォールドするのが良かったと思います。実戦では未熟にもオールインしてしまいました。これもオーバーアクションです。UTG1はフォールド、COはコールしてきました。
ショーダウン
相手は♦K,♦Qを開き、ターンとリバーで♥9,♣9と落ちてツーペアの相手がポットを獲得しました。トップヒットトップキッカーはかなり強そうですが、相手のアクション次第ではフォールドしなければならないという教訓です。私は23ハンド目にしてワンペアで早くも脱落してしまいました。
来年はもう少し上手くプレイしたいものです。一年間どうもありがとうございました。年末のポーカーをお楽しみ下さい。