いくらポットに入れようとフォールドが最善
- 2020/09/29
- プレイ日記
ポーカースターズでトーナメントをやっていると、まともなハンドがこないとどうしても降りることが多く暇になります。私はその時ネットサーフィンや動画を見ているのですが、本当は相手のプレイを観察しなければいけないのです。私の見たところ、勝っている人は皆そうやっています。私も終盤はそうしますが、序盤は面白くなく苦痛でできていません。
ポケットK
$4.5K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$250/500 ポット1020(アンティ30)
プリフロップ:MID1(私) $12009 ♠K,♦K BB $6739
トーナメントの中盤ポケットKという素晴らしい手が入りました。私は2.5BBの$1250でオープンしました。始めの段階でブラインドが低い時は3BBでオープンしますが、これぐらい大きくなると2.5BBくらいに下げるようにしています。これに対してBBだけがコールしてきました。
フロップ:♦8,♠A,♥6 ポット3020
Aが落ちたのは少し面白くないところですが、BBのコールのレンジに占める割合に対してAを含むのはそれほど多くないため悪いフロップではないと考えています。相手はチェックしてきました。私は相手を罠にはめるためにスロープレイを選びチェックで返しました。
ターン:♠7 ポット3020
相手は$1500をベットしてきました。
負けているとしたら6か8のセット或いはTJのストレートだろうと考えていました。しかしブラフでポットを取りにきた感も諫めません。私はコールしました。
リバー:♠T ポット6020
かなり大きなポットになってしまいました。ここで相手は何と$4489をオールインしてきました。私の残りスタックは$9259です。ストレートも見えているボードで、相手はタイトなプレイヤーです。ここはフォールドが妥当だったと思いますが、負けてもまだ$4770のチップが残ると思いコールで応じてしまいました。
ショーダウン
相手は♠8,♦8を開きフロップでセットをヒットさせていた相手がポットを獲得しました。
これぐらいのスタックの相手にフロップで勝っていると思えばスロープレイしたくなります。ターンのコールも応じるところだと思います。しかしターンのオールインはセットやストレートと一致するアクションですので、Kのワンペアでコールはさすがに拙かったと思います。ポケットKはボードの絡み合いを無視してしまうくらい強そうに見えるハンドですので、ついオーバープレイをしがちになってしまいます。肝に銘じておかないといけませんね。
ポットに入れた者勝ち
$4.5K保証トーナメント 8人テーブル ブラインド$300/600 ポット1220(アンティ40)
プリフロップ:MID1(私) $17280 ♣K,♣Q HJ $49978 BTN $23497 BB $39729
♣K,♣Qを貰った私は$1500でオープンしました。これに対してHJ、BTN、BBがコールしてきました。
フロップ:♠8,♠7,♥3 ポット6620
BBはチェックしてきました。後に二人のアクションを控えており、このボードはコールのレンジによく絡み合っています。ここはチェックするのが妥当なのですが、こちらにはプリフロップでオープンした強みがありコンティニュエーションベットもありそうです。私は後者を試してみることにし$4000をベットしました。相手は3人ともフォールドし、私がポットを獲得しました。
本来このボードでコンティニュエーションベットは控えた方が良さそうなのですが、自分のスタックサイズを考えてポットがどうしても欲しい時はやってみるのも良さそうです。ポットがそこそこ大きく、相手が何もヒットしなかった場合は、大体コンティニュエーションベットは成功するからです。
いくらポットに入れようとフォールドが最善
$4.5K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$1000/2000 ポット4575(アンティ175)
プリフロップ:UTG1 $32220 SB(私) $75795 ♦Q,♦K BB $81717
またしてもK,Qスーテッドです。UTG1が$4490でオープンしました。この手はどちらかというとフロップを見てみたい手ですので私はコールしました。BBもコールしてきました。
フロップ:♠3,♥9,♣6 ポット15045
何とも言えないフロップです。しかしポットがそこそこ大きく、相手が何もヒットしなかった場合は、先にベットした者勝ちという上の例からここはベットしてみることにしました。
コールのレンジから9のヒットをリプレゼントし$12000をベットしました。BBがコールしUTG1はフォールドしました。
ターン:♠6 ポット39045
これ以上のブラフはもう無いと思いここはチェックしました。相手もチェックしてきました。
リバー:♣T ポット39045
ポットは欲しいくらいに大きくなっています。しかしここはもう諦めるより無かったと思います。私は$18000を神頼みでベットしましたが相手にコールされてしまいました。
ショーダウン
相手は♠9,♠Tを開き相手がポットを獲得しました。
フロップで$12000をコールされたのなら、スタックサイズから考えてもリバーの$18000のベットに降りるとは思えず、リバーのブラフベットは拙かったと思います。いくら途中までベットしてもフォールドするのが最善という場面もあるということです。