フロップでのオーバーベット
- 2020/05/08
- プレイ日記
コロナが流行ってからオンラインポーカーの時間が増えました。オンラインポーカーで稼ぐ技術で勉強してロングストラクチャートーナメントに挑戦しているのですが、中々入賞すらできません。運も大きいですので仕方の無いことだとは思いますが、1~2時間経過した後突然負けて失格になるのは、疲労とともにかなりの苦痛を伴いますね。
ショートスタック
3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$40/80 ポット210(アンティ9)
プリフロップ:UTG2 $4586 MID1(私) $1374 ♥T,♠A HJ $10896
UTG2が$160へオープンし私のアクションの番です。私はここでオールインしました。お馴染みのダブルアップを狙ったショートスタック戦略です。その後ビッグスタックのHJがコールしてきました。後は全員フォールドです。
ショーダウン
相手は♥6,♦6を開きました。ボードには♦Q,♦9,♥5,♠2,♦8が落ち、相手がポットを獲得しました。
考察)ATオフスートは上位15%のハンドランクです。一方ポケット6も上位15%のハンドランクですが、レースではATオフスートの方が少し分が悪いみたいです。
ここでCSI(チップステータスインデックス)を見てみます。CSIとはトーナメントで自分のチップの価値を定量的に把握するもので、ブラインドが何週通過したらスタックが無くなるかを計算したもので、以下の式で表せます。
CSI=スタック÷(SB+BB+アンティ×テーブルの人数)
指標としては、CSIが17以上ある時は普通にプレイし、7~17の時は積極的にプレイしてスチールやリスチールも試み、7以下の時はプリフロップでオールインといった感じです。
1374÷(40+80+9×10)≒6.5<7
よってこの場合ATオフスートでオールインするのは間違ったプレイではなさそうです。
フロップでのオーバーベット
3K保証トーナメント 9人テーブル ブラインド$25/50 ポット210(アンティ6)
プリフロップ:UTG1 $4864 UTG2 $14675 MID2(私) $3965 ♦T,♦J
UTG1が$106でオープン、UTG2がコールし、私の番です。私はフロップを見たいハンドなのでコールしました。後は全員フォールドし、3人でフロップを見に行きました。
フロップ ♥7,♣8,♣T
フロップでTがヒットしましたが、ボードの結びつきが強く油断できないところです。UTG1はチェック、UTG2は$800へレイズしてきました。UTG2は非常に参加率の高いプレイヤーでVPIPが56もあります。
このようなフロップでのオーバーベットはドローのケースが多いです。逆に言うと現状は勝ってそうです。安くドローを引かせるわけにはいかなく、私はここでオールインしました。UTG1はフォールド、UTG2はコールしてきました。
ショーダウン
相手は♦9,♥8を開きました。セカンドヒットとオープンエンドストレートドローです。相手のアウツは9枚(6が4枚、Jが3枚、8が2枚)といったところでしょうか。ボードびは♦A,♣2が落ちて私がポットを獲得しました。
考察)読み通りでした。やはりボードの結びつきが強いフロップでのオーバーベットは、ドローの可能性が高いと再認識しました。
フロップの段階で私に65.86%もの勝率がありました。勝っていると思った時チップを多く入れるのはポーカーの基本です。
上位のフラッシュ
20K保証トーナメント 8人テーブル ブラインド$15/30 ポット210(アンティ4)
プリフロップ:MID1 $5719 HJ(私) $4867 ♠7,♠6 CO $4237
MID1がリンプし私の番です。このカードはフロップを見たいハンドなのですが、少し人数を減らす意味で$150へレイズしました。COとMID1だけがコールしてきました。
フロップ:♠8,♥8,♠K ポット527
フロップではフラッシュドローが引け、MID1はチェックです。私はポットを大きくしたいのとセミブラフの意味で$300をベットしました。COはコール、MID1はフォールドしました。
ターン:♠Q ポット1127
フラッシュがヒットしましたが、ボードにペアができているのと、もう一枚スペードが落ちるとフラッシュがまがい物になりかねないのでここはベットが必要です。私は$800をベットしました。相手はまたもコールです。
リバー:♦7 ポット2727
相手は今まで全てコールしてきています。相手のレンジは78、89、T以下のポケットペア辺りが有力で、いずれも勝っていると思いました。私はポットオーバーの$1500をベットしました。すると相手は$2987をオールインしてきました。
私はこれを見て愕然としました。何か見落としはあったのかと思いました。フラッシュが見えているボードでオールインしてきたのです。相手は77でリバーでフルハウスになったのかと思いました。いずれにしろこちらは負けていると感じました。しかしここでフォールドできるほど私は上手くありませんでした。
相手は♠A,♠3を開き、上位のフラッシュでポットを獲得しました。
考察)同じスーツを2枚ずつ持って、上位のフラッシュを作られるパターンはまれだと思いますが、これは予測しづらいですね。