ブラフ
- 2014/12/20
- プレイ日記
久しぶりにブログを更新します。
今年も残すところあと10日余りとなりました。
月日が経つのは早いですが、ポーカーは中々上達しない今日この頃です。
このゲームは性質上やはりお金にゆとりのある人間が強い感じがします。
私のような庶民はどうしてもお金は大切なので、ポットが大きくなるにつれてビビッてしまうのです(笑)
しかし最近は相手を見てアクションを決めれるようになったため、一昔前の自分のカードしか見ないでプレイをしていた時よりかは大分いい感じがします。
最近はステークスをワンランク上げ0.25NLでプレイするようになりました。
それでは早速プレイを振り返ってみます。
プレイ1($0.10/0.25) ターンで完成されたフラッシュ
プリフロップ $0.35
U
C
D(私)$31.02 4♥、7♥
S
B$28.71
UとCがフォールド、私は$0.6をベットしました。
ポジションがいいのとエクイティがあるカードなので、いくらでもプレイできるだろうと思ったからです。
Sがフォールド、Bが$2へレイズしてきました。
これが相手のデータです。
参加率はやや高めですが、ABCプレイヤー(教科書通りのプレイヤー)のアイコンが出ています。
フロップを外してもポジションを生かしたプレイをしてやろうと思いコールしました。
フロップ $4.10 J♣、6♥、A♥
ナイスフロップです。
相手は$2.5をベットしました。
プリフロップの相手のアクションから考え、相手は多分Aがヒットしているのだろうと考えました。
するとセミブラフでリレイズしてもコールされそうです。
ベット額もそれほど高くはなく、ここは素直にプレイしてやろうと思いコールに止めました。
ターン $9.10 T♥
相手は$5をベットしてきました。
ここはフラッシュができたからと喜んでスロープレイするべきところではありません。
もしリバーで♥が落ちると困ってしまうからです。(相手に上位のフラッシュを作られる可能性が出てくる。)
私は即座に$26.52をオールインし、カードをプロテクトしにいきました。
相手はフォールドして私がポットを勝ち取りました。
もしK♥を持っていたらここはコールに止め、リバーでも更にバレルを打ち込んでくれることに期待していたと思います。
プレイ2($0.10/0.25) できないコール
プリフロップ $0.35
C
D(私)$51.93 Q♣、Q♠
S
B$37.89
Cが$0.75をベットしてきました。
私は$2.24へスリーベットしました。
SとBがフォールド、Cがコールをし、二人でフロップを見にいきました。
Cはフィッシュです。
フロップ $4.83 2♠、4♦、6♥
相手はチェックしてきました。
VPIP46でプリフロップのスリーベットにコールするレンジとしては以下のものが考えられます。
上位から下位までのポケットペア、スーテットコネクタ、ワンギャップスーテットコネクタ、2枚のブロードウェイカード等。
レンジが広いため、返ってこのフロップにヒットしている可能性も高くなっているのです。
またターン以降AやKが落ちるのも私にとっては好ましくありません。
ここは当然スロープレイするべきところではなく、私は$2.86をベットしました。
すると相手は何と$35.65をオールインしてきました。
これにはたまげました。
そして一生懸命に考えました。
もし相手が3、5を持っていたら恐らくナッツですから、こんなに相手をびびらせて降ろさせるようなベットは打たないと思います。
もし相手がA、3を持っていたらガットショットストレートドローですから、セミブラフでチェックレイズオールインするのはストーリーに合っています。
その場合はコールしたいのですが、問題は相手がツーペアやセットを作っている可能性があるということです。
もし相手が私のカードを上位のポケットペアだと踏んでいたら、ターン以降セットを作らせないようにカードをプロテクトしようとしているのかもしれません。
或いは相手はフィッシュですからそんなことは考えず、ただバカなプレイしているだけなのかもしれません。
ただ私から見たらやはりあまりにもスタックが深すぎるので、QQのオーバーペアではコールできないということです。
あなたならこの状況で$35.65をコールできますか?
私はフォールドしてカードをマックしました。
プレイ3($0.10/0.25) ショートスタックのデメリット
プリフロップ $0.35
U
C(私)$23.75 K♣、A♣
D
S$10.80
B
Uがフォールド、私は$0.6をベット、Dがフォールド、SとBがコールし3人でフロップを見にいきました。
フロップ $1.8 8♠、T♥、K♥
SとBがチェックしました。
トップヒットトップキッカーですが、ボードにいろいろなドローが見えているのと、多人数参加なのでここはベットしました。
$0.92をベットするとSが$2へレイズしてきました。
相手のチェックレイズ率のデータを見たいのですが、残念ながらこの相手のデータはまだ4サンプルしかありません。
このボードと相手のフロップのアクションを考えると、T、Kのツーペアかフラッシュドロー或いはストレートドローが濃厚そうです。
私はもう少し相手のレンジを絞りたいので、相手のベット額の2倍少々の$4.24をリレイズしました。
すると相手は$10.3へオールインしてきました。
これはいよいよドローが濃厚そうです。
上位のツーペアだったらスロープレイしても良さそうだからです。
私はコールしました。
相手はA♥、9♥を開きました。
やはりと言った感じです。
ターンとリバーではブリックしか落ちず、私がポットを勝ち取りました。
しかしフロップでのセミブラフは相手のミスです。
$10.3しかないのにブラフを掛けようとしていることがおかしいです。
フロップでトップヒットトップキッカーがヒットしていて、ドローが見えているとは言えフォールドする人なんていませんよね。
ブラフというのは最低限相手をびびらせるような金額でないと成立しません。
つまりある程度強いハンド相手にはブラフを掛けられないというのがショートスタックのデメリットです。
プレイ2と比較してほしいのですが、お金の圧力って全然違いますよね。
プレイ4($0.10/0.25) ブラフ
プリフロップ $0.35
U
C$25.35 A♦、J♣
D$25.00
S
B
Uがフォールド、私が$0.6をベット、Dが$2へレイズ、SとBがフォールドしアクションは再び私に回ってきました。
Dは比較的タイトで強いプレイヤーです。
しかしいくら何でもA♦、J♣でフォールドするのは弱気すぎるので、ここはゲームに残ることに決めました。
相手は強くポジションもいいので、ここはレイズすることに決めました。
私は相手のベット額の2倍少々の$4.2へレイズしました。
相手はコールしてきました。
フロップ$8.75 T♠、7♠、8♦
これは悪くはないカードです。
ガットショットとオーバーカードが2枚です。
しかしそれがターンかリバーでヒットする可能性は決して高いとは言えず、こういう時はポジションが悪いと苦労します。
下手にベットを打つと相手に見破られそうなので、ここはチェックで回し相手のアクションを見てから決めることにしました。
案の定相手はポットの半分を少々下回る$4をベットしてきました。
プリフロップで3ベットが入ってポットが大きくなった状態では、このベット額は適正です。
相手のレンジは私と同じオーバーカードかミドルペア以上と踏んでいました。
中でもプリフロップの強いアクションから考えるとやはりオーバーカードが濃厚そうです。
するとこのベットはブラフの可能性が高いです。
私はこのポットを諦めるのはまだ早いと思いコールしました。
ターン$16.75 6♣
これは何とも言えないカードですが、相手のレンジに9が含まれているとすれば99のポケットカードしかなく、恐らく9はないと判断しました。
私は再びチェックをして相手のアクションを見ることにしました。
すると相手は$7を立て続けにベットしてきました。
相手の残りは$9.8ありますが、ぎりぎりポットコミットしていません。
つまり逃げれる余地を残しながら、ギリギリのプレイをしてきていると読めました。
相手が上手いから返ってブラフが浮き彫りになってしまうのです。
そこまで読めたら私のアクションはこうするしかありません。
私は$17.15をオールインしました。
私はフロップとターンで最初にチェックしたため、ドローを引いてはめたと思えませんか。
私は相手へ向かって内心こう言いました。
「オーバーカード2枚ではコールできませんよね。何せ私は9を持っているのですから。」
相手は考えた末にフォールドしました。