ただで引かせてしまったフラッシュドロー
- 2014/01/14
- プレイ日記
明けましておめでとうございます。
去年はテキサスホールデムにて随分と痛い目に遭いましたが、今年こそは巻き返してやろうと思っています。
最近はポーカースターズのキャッシュゲームに取り組んでいますが、改めてホールデムマネージャーの有用性を再認識しました。
これって大変便利なツールですね。
相手のデータは勿論、やり終えた後にプレイを再現させたり、何ハンドプレイしていくらの収支になったかまで細かく見ることができます。
オンラインポーカーをやる者にとってこれほど有り難いツールはありません。
こんな感じです。
例えばこの画面では、2014/1/17 19:41より1時間20分程プレイして、311ハンドをこなし、収支が+$8.58になったということです。
-収支だと赤字で+収支だと緑字で表記されますから、とても見やすいです。
これで大きくお金が動いたところに注目して、そのプレイを考察すると、ポーカーは間違いなく上達すると思います。
ちなみに少し前まではトーナメントもよくやっていたのですが、トーナメントはあまりにも時間が掛かりすぎるため非常にタフで止めてしまいました。
暫くの間はキャッシュゲームを中心にやていこうと思います。
このブログもできるだけ更新していこうと思いますので、今年も宜しくお願い致します。
それではポーカースターズプレイ日記に移ります。
プレイ1($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
C $11.28
D $21.4
S $14.00 (私) 9♠、9♦
B $16.84
Cが$0.4でオープンしました。
Dはフォールドして、アクションは私に回ってきました。
9のペアがフロップ以降セットにならなければ、そんなにえばれたハンドでなくなるのは百も承知です。
私は$1.2へ引き上げました。
ペアがフロップでセットになる確率は9回に1回しかなく、ここは相手にフォールドしてほしいという願いが込められています。
Bはフォールドしましたが、Cはコールしてきました。
フロップ $2.56 T♦、7♥、9♣
これはこちらにとっては喜ばしいフロップです。
しかしストレートが見えるところが嫌なところです。
特に相手のアクションから、J、Qを持っている可能性が否定できません。
私はここで、$12.88をオールインしました。
相手にはドローを引かせたくないからです。
すると意外に相手は$10.08でオールインコールに応じてきました。
ショーダウン $22.72 4♦、4♥
ターンでは4♦、リバーでは4♥が落ちました。
相手はT♠、A♦を開きました。
トップヒットトップキッカーでしたが、9のセットを作った私がポットを獲得しました。
ホールデムマネージャーの再現です。
確かにフロップでトップヒットトップキッカーなら、このボードではオールインの勝負はフォールドしにくいです。
どんなベットにもついてきたと思います。
また仮にベットしたとして相手にコールされ、ターンで8などが落ちてしまうとボードにストレートが見えるため、いくらトップヒットトップキッカーとはいえ相手はそれ以降ベットは控えたと思います。
またTがターン以降に落ちるリスクも考えると、私としてはこれ以上カードを見るメリットはありません。
つまりこのオールインは正しい判断だったと思います。
ハンドをプロテクトするか、大きく勝てるか大きく負けるかで前者の方が確率が高いという、どちらに転んでも損のない方向へ相手を誘導するのですからね。
プレイ2($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
M $16.07
C $9.42
D $32.41
S $14.22 (私) K♥、Q♥
B $12.80
Mは$0.16でリンプインしました。
Cもコールし、Dはフォールドしました。
K、Qのスーテッドコネクタは結構強いハンドですから相手のアクションを考え、現状では私のハンドが最強そうです。
私は$0.96へレイズしました。
Bはフォールドしましたが、他の二人はついてきました。
フロップ $3.04 2♠、K♣、4♠
Kがヒットしましたがドローも見えるため、油断のならないカードです。
また誰かがセットになったかもしれません。
私はほとんどポット相当の$2.90をベットしました。
しかし今思うと、さすがにこのサイズは少し大き過ぎるような気もします。
ポットの7割前後が最適だったと思います。
Mは$5.08へレイズしました。
Cはフォールドし、アクションは再び私に戻ってきました。
トップヒットとそこそこ強いキッカーでは私も降りるわけにもいかず、かといってベットするほどの強さでもなくコールしました。
しかし最初のベットが大き過ぎたため、ポットを随分と大きくしてしまいました。
ターン $14.64 9♦
このカードでは、状況は変わらなそうです。
しかしワンペアくらいでは、これ以上ポットを大きくしたくなく、私は渋々チェックしました。
すると相手は$9.31をオールインしてきました。
困りましたが相手はセミブラフの可能性もあり、セットができていたらしょうがないということで、私は$7.54でオールインコールに応じました。
ショーダウン $29.72 J♣
リバーでJ♣が落ちました。
相手はK♠、J♠を見せ、リバーでツーペアを作った相手がポットを獲得しました。
ターンまでは勝っていたのですが、リバーで捲くられてしまいました。
フロップでの私のリレイズは、ポットの大きさを考えるとオールインを意味します。
かと言っていくらトップヒットと強いキッカーとは言え、ワンペアではオールインしきれません。
またフロップでのトップヒットと強いキッカーではベットしない手はありません。
するとやはり、フロプのベットサイズに問題があったと思います。
とは言え相手もトップヒットとそこそこ強いキッカー、そしてフラッシュドローではセミブラフもしてみたくなるところだと思います。
つまり私から見たら、逃れるのが難しいハンドだったと思います。
こういう不運で負けたハンドはしょうがないですね。
プレイ3($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
U $11.52
M $25.96
C $20.68
D $12.77
S $13.29 (私)Q♥、A♣
B $24.01
Uが$0.16のリンプインでオープンしてきました。
Mがフォールド、Cが$0.64で3ベット、Dがフォールドしてアクションは私に回ってきました。
Q♥、A♣は決してフォールドするカードでもないですが、どれくらいレイズするかは難しいところだと思います。
私は$1.12へレイズしました。
BとUがフォールドし、Cはコールで応じました。
フロップ $2.56 3♥、4♠、A♠
これもビンゴですが、いろいろなドローが見えていて嫌なところです。
私は$1.22をベットしました。
相手はコールしてきました。
ターン $5.00 J♣
これに対しても私は$2.35のコンティニューエーションベットを打ちました。
そこで何と相手は$18.34をオールインしてきました。
相手のベットはブラフベットとは思えません。
しかしAのトップヒットとかなり強いキッカーではフォールドしきれずに、$11.03でオールインコールに応じてしまいました。
ショーダウン $27.06 4♣
リバーで4♣が落ちました。
相手はA♦、J♦を見せ、ターンでツーペアを作った相手がポットを獲得しました。
未熟なプレイでした。
プリフロップで3ベットでレイズインしたということは、そこそこ強いハンドが予想されます。
そしてフロップのベットに対してコールしてきたということは、フラッシュドローかA持ちの可能性が濃厚です。
更にターンのベットに対してポットの2倍以上の額でオールインしてきたということは、もう一枚のカードはJが濃厚です。
最後のオールインに対してコールはありませんでした。
これはハッキリとミスプレイでした。
Aのトップヒットと強いキッカーでも、フラッシュドローが見えている状況ではなるべくポットを大きくしたくないところです。
よってベットサイズはここでは置いておくとして、少なくともA、Jがレンジに入っている内のオールインに対してコールは良くなかったです。
プレイ4($0.08/$0.16)
プリフロップ $0.24
M $16.00
C $16.83
D $18.60
S $16.64
B $29.86 (私) T♥、9♠
Mがフォールド、Cが$0.16でリンプイン、Dがコール、Sがフォールドしてアクションは私に回ってきました。
ここはスチールするチャンスかもしれませんが、私は滅多にスチールすることはなく、チェックでただでフロップを見にいく方を選択しました。
フロップ $0.56 9♦、3♦、9♣
これはビンゴです。
トリップスができて、もう勝った気になってしまいました。
私はスロープレイを試みました。
チェックで回しました。
Cが$0.48をベットして、Dがコール、私もコールしました。
ターン $2.00 Q♠
私はまたもチェックしました。
Cが$0.8をベット、Dがコールしてアクションは私に回ってきました。
私は少しでも欲張ろうと、$1.6へレイズしました。
二人共コールしました。
リバー $6.80 K♦
これはフラッシュドローを完成させるようなカードですが、フロップでトリップスができてしまった私は浮かれるように、$3.24をベットしてしまいました。
勿論これは完全なミスです。
Cはフォールドしましたが、Dは$8.96へレイズしてきました。
ここで始めて事の重大性に気づき、正直しまったと思いました。
フロップとターンでコールでついてこられ、ここでレイズされるようなハンドはフラッシュドローの完成を意味するもの以外何者でもありません。
しかしトリップスをフォールドすることはできず、負けそうだと分っていてもコールしてしまいました。
ショーダウン $24.72
相手は8♦、A♦を開き、やはりフラッシュドローを完成させポットを獲得しました。
これも非常に未熟なプレイでした。
フロップでトリップスを完成させ、勝ったと思った時点で負けてました。
トリップスは確かに強いハンドですが、多人数参加ですからフラッシュドローが見えた時点で、オールインしてハンドをプロテクトするべきでした。
これはやってはいけない典型的なスロープレイでした。
中々勝てませんが、今年も一年宜しくお願い致します。