15枚のアウツ

ようやく台風も収まったみたいですね。

10月も中旬になってくると少しずつ肌寒くなってきた感じです。

先週末の3連休は雀荘へいきましたが、街中にも普通にポーカールームができてくれればありがたいのですが、早くカジノ法案が通ることを祈るばかりです。

雀荘みたいにお金をチップに換えてプレイして、最後に換金というわけにはいかないのですかね。

そんなのが日本にできたら、かなりハマリそうです。

リアルだと多面打ちはできないし、相手の癖を見破る意味でも1ゲームの価値は大きそうです。

さて最近は珍しく少しばかりオンラインポーカーで勝っているのですが、早速プレイを振り返ってみたいと思います。

 

 

プレイ1($0.08/0.16) ツーペア

プリフロップ $0.24

U

H

C

D(私)$20.60 K♣、T♠

S

B$29.14

U、H、Cとフォールドで、私が$0.48をベット、Sがフォールド、Bがコールしました。

 

フロップ $1.04 T♥、3♣、K♦

相手はチェック、トップセカンドヒットのツーペアの私は$0.66をベットしました。

すると相手は$2.24へレイズしてきました。

チェックレイズにしては額が高いと思いましたが、そのままコールしました。

 

ターン $5.52 5♣

相手は$4.27をベットしてきました。

相手のカードを計りかねていましたが、さすがにトップセカンドヒットのツーペアでドローも考えにくいので、負けはないだろうと$17.88をショブしました。

相手は即コールしました。

 

ショーダウン $41.28

相手は3♠、3♥を開きました。

リバーでは2♦が落ち、相手が大きなポットを獲得しました。

2014.10.16p1

しまったと思いましたが、フロップでトップセカンドヒットのツーペアを完成させた上で相手にセットを作られたのでは、こちらとしては逃れられないハンドだったと思います。

このプレイヤーには「強いカードだとチェックレイズするタイプ」とメモを残して、次の対戦の参考にすることにしました。

それにしてもセットって本当に盲点になりやすいですね。

 

 

プレイ2($0.08/0.16) トップヒット

プリフロップ $0.24

U

H

D(私)$17.18 J♠、K♥

S

B$15.89

U、Hがフォールド、私は$0.48をベットしました。

Sがフォールド、Bがコールしてきました。

 

フロップ $1.04 7♣、4♦、K♣

相手はチェックしてきました。

相手はフィッシュを通り越してクジラです。

2014.10.16p2

取り合えずトップヒットの私は$0.66をベットすると、相手はコールしてきました。

 

ターン $2.36 8♥

相手は$2.25と強気なベットをしてきました。

嫌な予感はしたのですが、トップヒットでクジラを相手には降りる気にもなれずコールしました。

 

リバー $6.86 6♥

相手は$3.27をベットしてきました。

相手のデータを見ると、フロップ、ターンのベット率は100%で、リバーのベット率も33%もあります。

これはブラフも十分ありえると思い、コールしました。

 

ショーダウン $13.40

相手は7♥、8♣を開きポットを獲得しました。

2014.10.16p3

フロップはセカンドヒットゆえにチェック、コール、ターンでツーペアになったからベットしたということだったみたいです。

こんなことも見破れずに、ターンとリバーで安易にコールしてしまったことを後悔しました。

まくられてツーペアになりトップヒットが負けるということは、こないだも似たような経験したような気がします。

中々上達しないですね。

フロップで強気とも思えないコール、ターンでフラッシュやストレートが見えにくいボードで強気なベットをしてきたら、ツーペアがヒットした可能性が高いという仮説は今後検証してみたいと思います。

それにしてもツーペアって役はいつも私を痛い目に合わせてくれます。

 

 

プレイ3($0.08/0.16) 15枚のアウツ

プリフロップ $0.24

U

H$19.27

C

D

S(私)$16.00 3♦2♦

B

Hが$0.4をベット、C、Dがコール、私もコール、Bがフォールドしました。

 

フロップ $1.76 4♥4♦T♦

ドローを引いた私は$1.24へベットすると、Hは$4.64へレイズしました。

CとDがフォールドしアクションは再び私に回ってきました。

2014.10.17p1

これが相手のデータで、典型的なルースアグレッシブタイプです。

ブラフも多いですが、レイズ額が私のベット額に比べて3倍以上もあるため、4かTがヒットしてそうです。

このままオールインも考えたのですがこのタイプだとコールされると思い、ここは私もコールに止めました。

 

ターン $11.04 5♥

これは私にとっては嬉しいカードです。

ストレートかフラッシュなら私の勝ちとすると、アウツは全部で15枚もあります。(A♦A♥、A♣、A♠、5♦6♦6♥、6♣、6♠、7♦8♦9♦J♦Q♦K♦)

2倍の法則により勝率は約30%です。

私はポットと同額持っているため、ここはオールインしてもオッズは大体合います。(勝てばベット額の3倍戻ってくるため、勝率と大体合う。)

そして相手がT持ちだったら、4のトリップスの見えているボードではフォールドして貰えるかもしれません。

私はオールインしました。

相手は即座にコールしてきました。

 

ショーダウン $33.12

相手はT♣、A♠を開きました。

リバーではK♥が落ち、相手がポットを獲得しました。

2014.10.17p2

これはフロップのベットが拙かったのかもしれません。

多人数参加ならフロップで誰かが4かTをヒットさせている確率は高くなります。

最初にアクションを起こさなければならない身としては、ここはベットなどせずにチェックで回して安くフラシュを作るか、チェックレイズでセミブラフが良かったのかもしれません。

仮に私がチェック、TヒットのHがベット、CとDがフォールド、私がチェックレイズしたら、トリップスの見えているこのボードではリレイズは慎重にならざるを得なかったのではないかと思います。

このハンドに限らず多人数参加でポジションが悪い場合は、フロップでは普通にベットするのではなく、チェックレイズなどの工夫が必要なのかもしれません。

 

 

プレイ4($0.08/0.16) Aの強さ

プリフロップ $0.24

U$16.00

H

D

S

B(私)$17.86 A♥7♥

Uが$0.48をベット、H、D、Sがフォールド、ポジションの悪い私は$1.62へレイズしました。

すると相手は$3.84へリレイズしてきました。

2014.10.17p3

これが相手のデータですが、ロックというほどの固さのプレイヤーでもないため、オールインすることにしました。

相手は即コールしてきました。

 

ショーダウン $32.08

相手はK♠、K♣を開きました。

しまったと思いながらも、結構楽観的でした。

フロップではA♠、7♦A♦、ターンではK♦、リバーでは3♠が落ちて私がポットを獲得しました。

2014.10.17p5

なぜ楽観してたのかと言いますと、A、XスーテッドとK、KではA、Xスーテッドにも3回に1回くらいの勝率はあるのです。

2014.10.17p4

このことを知っていたので楽観気味だったのです。

AXスーテッドってペアに対してもスーテッドコネクタに対しても結構強いので、フォールドエクイティを考えてプリフロップからかなり激しいプレイをしても良さそうです。

唯一の懸念はAY(Y>X)とぶつかる時ですが、そのためXはなるべく大きな数字のカードの方がいいです。

仮にそのカードとぶつかったとしてもまだフラッシュの目があるため、若干のエクイティは残っているということです。

バックドアフラッシュドロー

9月に入り大分日の入りが早まりましたがまだ幾分残暑が残る感じです。

最近はFXにも挑戦しているのですが、なぜか買うと下がり売ると上がるのです。

私は何か賭け事には向いていない感じです><

そうは言っても長期的に利益が出るかどうかが重要ですので、もう少し相場の世界にも足を踏み入れるつもりです。

では早速今月のプレイを振り返ってみたいと思います。

 

 

プレイ1($0.08/0.16) 大き過ぎたベット

プリフロップ $0.24

U

H

C

D$22.19

S(私)$21.38 9♠、9♦

B

U、H、CがフォールドDが$0.48をベットしました。

相手はタグ(上手いプレイヤー)です。

2014.9.22p1

私はポケットカードの場合は通常はコールで安くセットを引きにいく方を選びますが、相手がタグで自分の方がポジションが悪い時は積極的なアクションを取ることが多いです。

私は$1.62をベットしました。

Bがフォールド、Dはコールしました。

 

フロップ $3.4 T♥9♥、2♠

セットを引きましたがドローが見えているボードなのである程度のベット額が必要ですが、私はやや普段より少ないポットの半分を下回る$1.65のベットをしました。

相手がタグならセミブラフをしてきそうな額ですが、もしレイズしてきたらその時はショブ(オールイン)するつもりでした。

相手はコールしてきました。

 

ターン $6.7 T♣

これでフルハウスです。

私は$5.46をベットしました。

相手は少々考えてフォールドし私がポットを獲得しました。

2014.9.22p2

しかしポットを獲得した後、最後のベットサイズは少し大きかったかなっと後悔しました。

仮に相手がドローだとしたらドローイングデッドなわけですから、ここはポットの半分くらいのベットにして相手がコールできる額が良かったと思います。

相手が9、TやT、Tなら負けですがその可能性は低くほとんどの場合は勝てそうなので、こういう時はできるだけ最大限の利益を上げるようにプレイするべきでした。

ポーカーは勝てる時にいかに大きく勝つかというのがポイントです。

勝てるタイミングで小さな収益しか上げれなかったのはやはりミスプレイでした。

 

 

プレイ2($0.08/0.16) バックドアフラッシュドロー

プリフロップ $0.24

U

H

C(私)$18.78 Q♥A♦

D$16.69

S

B

UとHがフォールド、私が$0.48へレイズ、Dが$1.92へリレイズ、SとBがフォールドしてアクションは私に回ってきました。

Dはタグです。

2014.9.22p3

先程も書きましたが私はポジションが悪い時は積極的なプレイをすることが多いです。

なぜならこの場合、Q♥A♦は確かに強いハンドですがフロップでヒットしない確率の方が高く、そうなると最初のアクションが難しいからです。

タグが相手なら尚更です。

そういうわけで私は$3.36へフォーベットし返しました。

相手はコールしてきました。

 

フロップ $6.96 J♥T♦9♥

ガットショットストレートドローとバックドアフラッシュドローで悪くありません。

スケアーボードですが、私はセミブラフをするつもりでした。

私は$4.24をベットすると、相手は$8.48へレイズしてきました。

相手の残りは$4.85しかなく完全にポットコミットしています。

Q、Kを持っているのか相手もセミブラフなのかは分かりませんが、ただのヒットでないことは明らかです。

相手がタグということを考えるとここはフォールドすべきでしたが、それができずにショブしてしまいました。

相手は間髪入れずにコールしてきました。

 

ショーダウン $33.62

相手はQ♣、K♠を開きました。

「やばい!やってしまった!」と思いました。

しかしターンで7♥、リバーで5♥が落ち、まさかのバックドアフラッシュドローを完成させた私が逆転勝ちしました。

2014.9.22p4

まま起こることですが、ポーカースターズって何かこういうことが多い気がするのですよね。

勝って嬉しいですが、相手には申し訳なかったと思いました。

 

ここでセミブラフついて補足しておきますが、セミブラフは自分からリードして相手へフォールドを促し万が一ショブになってしまったとしても捲くり目によっては勝てるというものですが、明らかに相手にフォールドする意思がない場合はエクイティが期待できずに無効となります。

この場合フロップの相手のレイズ時点で相手はポットコミットをしており、相手は降りれない状況です。

ここで降りれば$7.6は損しますが、こうプレイするのが正しいプレイだったと思います。

私が勝つには実戦のようにバックドアフラッシュドローを完成させるか、Kが落ちて上位のストレートを完成させるかですが、その可能性は低いです。

この場合はたまたまその確率の低い事象が起こってくれただけで、あまり褒められた勝ち方ではありませんでした。

 

 

プレイ3($0.08/0.16) ポケットエース

プリフロップ $0.24

U

H(私)$15.76 A♣、A♥

C$23.50

D

S

B

Uがフォールド、私は$0.48へレイズしました。

Cだけがコールしました。

 

フロップ $1.2 2♣、Q♠、6♦

オーバーペアの私は現状では勝っていそうです。

私はポットの6割少々の$0.76をベットしました。

すると相手は$1.76へレイズしてきました。

相手のデータはまだ10ハンドしかなく当てになりません。

アクションが難しいところですが、私は$2.76へリレイズしました。

これで何かが分かると思ったからです。

相手はコールしてきました。

このアクションで多分セットよりもQヒットの可能性が高いと思いました。

 

ターン $6.72 9♠

いくらオーバーペアとは言えこれ以上ポットを大きくしたくなかったので、ここはチェックで回しました。

すると相手は$4.48へベットしてきました。

ここは本当に悩んだところですが、結局はショブしてしまいました。

ちなみにワンペアでリバー以降オールインして勝った試しはほとんどありません。

そして相手はコールしてきました。

 

ショーダウン $31.76

相手は9♥Q♥を開きました。

このパターンで何回やられたか分かりません。

バカは死ぬまで治らないというのはこのことですね。

リバーでは8♥が落ち、何も起こらずに相手がポットを獲得しました。

2014.9.22p5

このブログでも何回書いたか分かりませんが、いくらオーバーペアと言えどフルスタックでフロップ以降ワンペアでオールインするのは負けポーカーです。

フロップ以降のオールイン勝負はブラフを除き、最低ツーペア以上はないと厳しいと思います。

 

 

プレイ4($0.08/0.16) コインフリップ

プリフロップ $0.24

U

H(私)$16.29 6♣、6♠

C

D

S

B$22.96

Uがフォールド、私は$0.48をベット、Cがコール、DとSがフォールド、Bが$6.24をベットして再びアクションは私に戻ってきました。

Bはフィッシュです。

2014.9.22p6

参加率が41%、フロップ以降のベット率100%の一番アグレッシブなタイプです。

これだったら相当ルースにプレイしてきているんだろうと思い、通常ならフォールドするところですが6♣、6♠でショブを挑みました。

相手は即コールしてきました。

 

ショーダウン $33.14

相手はK♣、A♠を開きました。

フロップでQ♥7 ♥、A♣、ターンで3♦、リバーで7♣が落ち相手がポットを勝ち取りました。

2014.9.22p7

確率的にはほぼイーブンの勝負でしたが、私の場合なぜかフィッシュとコインフリップをするとよく負けるのです。

ここは大人らしくフォールドしておき、力量差の現れるところで巻き上げた方が良かったと思いました。

自分より上手いと思う人にはどんどんコインフリップを挑んでいいと思いますが、フィッシュ相手にコインフリップはする必要はないと思います。

ワンペアのスロープレイの功罪

今日もブログを更新します。

先月は$3.5バイインのヘッズアップ(一対一)トーナメントを楽しみましたが、残念ながらまたも勝ち越すことはできませんでした。

50勝61敗でした。

全く弱いですね><

しかしホールデムマネジャー2はヘッズアップディスプレイと呼ばれるだけあって、むしろヘッズアップの方が有用性が高い感じがします。

ヘッズアップでもタイトアグレッシブ気味のプレイヤーは強かったです。

またポジションもかなり重要で、SB(レイトポジション)の方が圧倒的に有利な感じです。

フロップでお互いに何も揃わないということもしょっちゅうで、そうすると先にアクションを起こす側はかなり苦しいのです。

相手についてこられたらターンでもブラフベットを打つのか、それでもついてこられたらリバーでトリプルバレルを撃つ覚悟はできているのか。

そしてヘッズアップのトリプルバレルは結構成功率が高いです。

これは前回日記にも書いた通りですが、しかしトリプルバレルは勇気がいり、失敗すると大きくチップを減らしますので何とも言えないところです。

さてヘッズアップも負け越してしまったため、また$0.08/0.16の6人性のキャッシュゲームに戻ってきました。

 

 

プレイ1($0.08/0.16) トップヒットトップキッカー

プリフロップ $0.24

U

H

C(私)$16.64 A♣、J♥

D

S

B$11.07

U、Hがフォールド、私は$0.48をベットしました。

Dがコール、Sがフォールド、Bがコールしました。

 

フロップ $1.52 A♦、Q♣、2♣

Bがチェック、トップヒットの私は$0.86をレイズ、Dがフォールド、Bがコールしました。

 

ターン $3.24 9♥

Bはまたもチェックでアクションは私に回ってきましたが、これは無害そうなので$1.82をベットしました。

相手はコールしました。

 

リバー $6.88 5♥

相手はまたもチェックです。

相手のデータがまだ5ハンドしかありませんが、ここは相当に読めそうなところです。

相手のプリフロップのアクションはそんなに強いものではなく、ペアハンドでない限りこの時点では私の方が勝っていそうです。

フロップとターンのチェックコールからトップヒットは考えにくいです。

またセットやツーペアならリレイズなり、もう少し強いアクションが返ってきそうな感じもします。

すると考えられるのはフラッシュドローかセカンドヒットですが、それなら私には好都合です。

私は満を持して$4.24をベットしました。

相手はコールしました。

 

ショーダウン $15.36

相手はK♥A♥を開き、キッカー勝ちをした相手がポットを勝ち取りました。

2014.8.5p1

これには参りました。

トップヒットトップキッカーなら、もう少し強いアクションをしても良さそうなものです。

相手のスロープレイに、私は完全に相手の手を読み誤りました。

しかしフロップではフラッシュドローやストレートドローも見えており、二人を残しての悪いポジションからのスロープレイはあまり感心しません。

もしドローならフリーカードを与える行為ですから、結構危険だと思います。

長期的にはこういうプレイは利益が出ないんだろうなと思い、この日はここまで勝ってきた僅かばかりの金額を一気に失いこれで止めてしまいました。

 

 

プレイ2($0.08/0.16) ワンペアのスロープレイの功罪

プリフロップ $0.24

U

H

C$5.21

D

S

B(私)$15.74 J♠、K♠

Cだけがリンプインし、残りの全員はフォールド、私はそのままチェックしてただでフロップを見にいくことにしました。

 

フロップ $0.4 6♥、K♣、8♦

見事にヒットしました。

相手のデータはまだ9ハンドしかありませんが、VPIP78、PFR0のフィッシュです。

このボードではドローも見えにくいので、少しスロープレイをする気になりました。

私はチェック、相手は$0.32をベット、私はコールしました。

 

ターン $1.04 K♦

これもビンゴで、ほとんど勝利をものにできそうです。

私はチェックしました。

相手は$0.8をベット、私はコールしました。

 

リバー $2.64 6♠

私はまたもチェック、相手は$1.12をベット、そこで私は$3.6へリレイズしました。

相手は$3.93へオールインして、私はコールしました。

相手は多分6を持っているだろうと思いました。

 

ショーダウン $10.50

相手は6♦J♦を開き私がポットを獲得しました。

2014.8.5p2

ポットは獲得したものの、内心は危なかったと思いました。

もしターンでKが落ちなかったらと思うとゾッとします。

スロープレイはこれだから怖いのです。

 

2014.8.5p3

カードプレイヤーでシュミレーションしてみますと、フロップでのトップヒット対サードヒットは、サードヒットにも13%近い勝率があるのです。

つまり10回に1回以上は逆転されてしまうということです。

決して小さくない確率だと思いませんか?

そうなるとやはりワンペアでスロープレイするのは危険です。

いくらフィッシュが相手でも、フロップでヒットした時は取り敢えずベットするべきだったと思います。

 

 

プレイ3($0.08/0.16) ポットコントロール

プリフロップ $0.24

U(私)$16.35 A♣、7♣

H

C

D$9.27 J♣、T♦

S

B

私は$0.48へレイズしました。

H、Cがフォールド、Dでコールが入り、S、Bはフォールドしました。

 

フロップ $1.2 8♥、2♠、7♥

セカンドヒットですが、このまま$0.76のコンティニュエーションベットを打ちました。

相手はコールしてきました。

 

ターン $2.72 8♦

ここで私は相手のフロップのコールの意味を考えました。

8がヒットしているのかもしれませんが、何らかのドローの可能性の方が高そうです。

そう考えるとここもベットしていきたいところですが、万が一リレイズが入るとセカンドヒットではフォールドせざるを得ません。

相手のアクションによってはこのポットは捨ててもいいと思い、私はチェックして弱気を見せました。

すると意外にも相手もチェックしてきました。

 

リバー $2.72 6♦

これでストレートの目ができました。

私はチェックしました。

相手は$1.44をベットしてきました。

ここは悩みましたが、相手のリバーでのベット率は67%もあるのです。

ブラフの可能性があるということと、ここまでポットを小さくコントロールできたので、この額だったらそれほどの痛手でもないのでコールしました。

 

ショーダウン $5.6

相手はJ♣、T♦を開き私がポットを獲得しました。

2014.8.5p4

ガットショットストレートドローで、リバーではずしてブラフベットをしたということです。

本当はリバーでも代償を与えるベットを打つべきだったのかもしれませんが、セカンドヒットではポットを大きくしにくい面もあるため、このようなプレイになってしまいました。

自分のハンドに確信が持てない時は、相手にフリーカードを与えるかもしれませんが、ポットを小さく保つというのは正当化されるのではないかと思います。

 

 

プレイ4($0.08/0.16) スクイーズ返し

プリフロップ $0.24

U

H(私)$11.88 7♥、7♠

C

D

S

B

Uがフォールド、私が$0.48へベット、Sがコール、Bが$1.92へベットしました。

ここはフォールドもコールもフォーベットもあるところだと思います。

私は改めて相手のデータを見ました。

2014.8.5p5

相当なタイトプレイヤーです。

ベットサイズと言い、何となくスクイーズっぽいと感じました。

私は$3.36へリレイズする方を選びました。

二人共フォールドして、私が$4.32のポットを獲得しました。

2014.8.5p6

やはりスクイーズだったみたいです。

タイトアグレ(上級者)で、コーラーに対して4~5倍くらいのベット額でリレイズしてきた時は、経験上スクイーズの可能性が高いです。

こういう相手には更に打ち返してみるのが有効です。

これに対して更に打ち返されたら、今度は本物のカードの可能性が高いです。