ダブルバレルを打つタイミングに思えて

今日は選挙の日です。皆さん行かれますか。私は今の政治家達に世代交代を望みますので、自民党を除く一番若い議員と立憲民主党に入れようと思っています。立憲民主党に入れる理由は、野党と与党が少しでも拮抗して欲しく、今政権を執ってる自民党に危機感を持っても貰いたいからです。

今週はトーナメントに5回参加しましたが、一回も入賞できませんでした。激しいチェックレイズに随分やられてしまいました。また終始強気なアクションからA持ちをリプレゼントして、ターンでAが落ちダブルバレルのタイミングだと思ったのですが、それにもコールされ散々でしたね。

 

トリップスに突っ込む

$8K保証トーナメント 2021.10.19 9人テーブル ブラインド$50/100 ポット258(アンティ12)

プリフロップ

♠A♠Jの私はアーリーポジションから$260でレイズ、ビッグブラインドだけがコールしました。

 

フロップ

フロップで♥A♣6♥6と落ち、相手はチェックしてきて私の番です。相手のレンジは広くて、ボードにフラッシュドローが見えていますので、立ち位置を確認する上でも$400をベットしました。すると相手は$1100にチェックレイズしてきました。ここで相手のレンジは、Aを除く上位~中位ののスーテッドコネクター、もしくはワンギャップスーテッドコネクター、♠かの56ないし67スーテッドコネクターと踏んでいました。Aを含んでいたら、プリフロップでレイズされそうです。スタックが深いので私はコールに留めました。

 

ターン

ターンで♣7が落ち相手は$892をベットしてきました。このベット額は大分小さいです。ドローは引かれたくないものの、ポットもこれ以上大きくしたくないので、コールすることに決めました。

 

リバー

リバーでは♠4が落ちました。ドローならこれで失敗したことになります。しかし相手は$3916と今度はポットサイズを打ってきました。ドローを外してブラフをしてるのかと思い、コールで応じました。

 

ショーダウン

相手は♦T♦6を開きポットを獲得しました。相手はフロップでトリップスをヒットしていたみたいです。相手のベットコントロールは上手かったと思います。セミブラフからドローのミスのプレイと一致していたからです。私としては逃れ難いハンドでした。

 

ダブルバレルを打つタイミングに思えて

$8K保証トーナメント 2021.10.25 9人テーブル ブラインド$150/300 ポット1110(アンティ40)

プリフロップ

トーナメントも中盤に入り、アグレッシブなUTGがリンプして私の番です。UTGのレンジは広く、8Tスーテッドの私はスチール狙いで$1200へ上げました。UTGだけがコールしてきました。

 

フロップ

ボードには比較的散らばったカードが落ちました。相手はチャックしてきました。この手のプレイヤーは何もヒットしてなければ降りるだろうと考え、私はセカンドヒットで$2000をベットしました。すると相手は意外にもコールしてきました。

 

ターン

ターンで♦Aが落ち、相手はまたチェックしてきました。プリフロップから一貫してアグレッシブにプレイしている私のレンジには間違いなくAが入っています。私は$3670をベットし、相手にオールインの要求を突きつけました。すると相手はコールしてきました。

 

ショーダウン

リバーでは♠4が落ちて、相手は♣Q♥9を開いてポットを獲得しました。ダブルバレルは失敗に終わりました。相手のレンジが広く、フロップでコールされたということは、ターンではチェックで返さなければいけなかったと思います。ダブルバレルを打つ所では無かったようです。もしベットをするならAを持ってのスロープレイを装い、$1500くらいのサイズが良かったのではないかと思います。

 

ペアボードでブラフを試みる

$8K保証トーナメント 2021.10.28 9人テーブル ブラインド$50/100 ポット385(アンティ20)

プリフロップ

ミドルポジションから209でオープンレイズが入り、カットオフの私までフォールドで回りました。♦A,♦3の私はフロップを見てみたく、ポジションを生かしてコールを選びました。後は全員フォールドです。

 

フロップ

ボードに♠5,♥5,♣Jと落ち、相手はチェックしてきました。このボードはオープンレイズのレンジから考えても噛み合ってるとは思えず、私は$450をブラフベットしました。

 

相手は諦めてくれると思ったのですが、ここで激しい抵抗を受けました。$1033のチェックレイズです。私はフォールドするよりありませんでした。多分相手はオーバーペアだったのではないかと思います。

 

ポーカースターズ

フロップでのチェックレイズはドローの可能性大

麻雀はポーカーと同じく不完全情報ゲームですが、麻雀は機械的に正しい打牌を選択するケースが多く、相手がこういうタイプだからこういう打牌をするといった、相手によって打牌が変わるというケースはほとんどありません。これに対してポーカーは相手のタイプにに応じてこちらのアクションを変えるケースが多々あるため、ポーカーの方が対人的要素は強い感じがします。

 

K,Kでもプリフロップで降りなければならない場面がある

$6K保証トーナメント 2021.4.19 9人テーブル ブラインド$40/80 ポット720(アンティ201)

プリフロップ:UTG1 $7394 UTG2 $4882 SB $5054 BB $7527(私) ♣K,♠K

UTG1が$160でオープン、UTG2が$480へスリーベット、SBがコールして私にアクションが回りました。誰かにAが入っている可能性が非常に高く、ここでポットを取らなければならないと思い、私は$2000へフォーベットしました。するとUTG1、UTG2共にオールインしてきました。SBがフォールドして再び私にアクションが回ってきました。

 

これどうでしょうか。私はどちらかに高確率でAAが入っていると直感しました。私の$2000のレイズにこんなアクションを取れるのはそれしかありません。しかしKKを降りれるほど上手くない私は躊躇ってコールしてしまいました。

 

ショーダウン

UGG1は♥A,♦A、UTG2は♣A,♥Kを開きボードには♥7,♣7,♠Q,♥6,♣Qと落ちてUTG1がポットを獲得しました。降りるべきだと思いながらもコールしてしまったのですから愚かでした。このハンドで得た教訓は、K,Kでもプリフロップで降りなければならない場面があるということです。

 

 

フロップでのチェックレイズはドローの可能性大

$6K保証トーナメント 2021.4.26 9人テーブル ブラインド$100/200 ポット462(アンティ18)

プリフロップ:SB $9473 BB $8484 MID1 $4620(私) ♥J,♠A

私がAJオフスーツでミドルポジションから2.5BBの$500でオープンしました。この段階になるとブラインドが上がるため2.5BBからオープンすることが多いです。スチールもそこそこ大きいので上位10%のレンジに入るAJオフスーツはオープンに値すると思います。SBとBBがコールしてきました。

 

フロップ:♦6,♠2,♦4 ポット1662

相手は2人共チェックしました。基本的に自分を除き2人いる場合、ブラフはせず素直にプレイするというのがトーナメントでの基本方針です。しかし私はプリフロップで強みを見せており、相手がドローかセットでもない限り、ベットすればこのままポットが取れる確率が高いと踏んで$1000をベットしました。

SBはフォールドしましたがBBは$3417へチェックレイズして、再び私にアクションが回ってきました。

 

どうでしょうか。このケースは大体ドローです。ドローは引けない確率の方が高く私はオールインすることに決めました。オーバーカードで勝つつもりです。しかし私は間違ってコールしてしまいました。

ターンでは♥7が落ちて、相手の$4248のベットに$703でオールインコールすることになりました。

 

ショーダウン

相手は♦8,♦Jを開き、リバーでは♥5が落ちて、何とガットショットを引かれてしまい負けてしまいました。

フロップでドローだった場合私もよくチェックレイズをしますが、だから私もピーンときたのです。

 

考察

チェックレイズした場面に戻しますが、仮に相手がフラシュドローだったとしてもオーバーカード2枚の方にやや分があるのが分かります。尚相手がセットだった場合でもやはり同じようなアクションを取ると思います。その場合のケアは難しいです。しかしコールのレンジは中位のワンギャップ或いはツーギャップスーテッドコネクタと中位以下のペアから成るため、ギャップコネクターの方がレンジに占める割合は圧倒的に多いのです。

 

ポーカースターズ

オーバーアクション

最近毎週土曜は欠かさず時間を作って、ポーカースターズのトーナメントへ参加するようにしていますが、2週連続であっさりと負けてしまいました。この負け方があまりにも良くなく、ポーカー初心者のするような負け方でした。全然上達していないことにがっかりしました。今回はその2例を見ていきたいと思います。

 

オーバーアクション1

$8K保証トーナメント 2020.12.5 9人テーブル ブラインド$150/300 ポット720(アンティ30)

プリフロップ:UTG2 $8953 CO $17339 BTN $18294 SB $21786(私) ♦Q,♥Q

クリスマスのシーズンでポーカースターズのテーブル画面もその雰囲気を醸し出しています。トーナメント開始から1時間半ぐらい経って、私にQQが入りました。UTG2が$600へレイズ、COが$1500へリレイズ、BTNがコールし、私のアクションにアクションが回ってきました。

 

これどうでしょうか。今考えるとコールが妥当だったと思います。QQは確かにモンスターハンドですが、その上位にはまだAA、KKが存在します。しかし私は自身のカードを過信しすぎてここでオールインしてしまいました。私のスタックは相手の3人共スタックをカバーしており、スクイーズの要領で3人共降りるだろうと思ったからです。しかしUTG2とCOはコールしてきました。しまった私はどちらかにこの時点で負けていると思いました。

 

UTG2は♣A,♣Jを開き、COは♦A,♥Aを開き、ボードには♥6,♥8,♠A,♣5,♣8が落ちてフルハウスのCOが大きなポットを獲得しました。かなりのオーバーアクションでトーナメントのこの段階とこのスタックサイズではやってはならないプレイでした。

 

オーバーアクション2

$8K保証トーナメント 2020.12.12 9人テーブル ブラインド$30/60 ポット144(アンティ6)

プリフロップ:UTG1 $11338 CO $9994 SB $9766(私) ♠K,♠A

トーナメント開始から23ハンド目で私にAKスーテッドが入りました。UTG1がリンプ、COが$180へレイズして私のアクションです。

 

これはどうでしょうか。フロップ後にポジションが無いことと、相手のレンジを絞り込むためここはレイズの方がいいと思います。私はCOのレイズ額の2.5倍少々の$460へリレイズしました。UTG1、CO共にコールしてきました。

 

フロップ:♦6,♣Q,♣K ポット1494

トップヒットトップキッカーです。いろいろなドローが見えているためここは当然ベットしていきます。私はポットの5割7分の$850をベットしました。少し小さく感じるかもしれませんが、スリーベットの入ったポットではポットに対するベットの比を少し下げるようにしています。UTG1はコール、COは$2872へレイズして再び私にアクションが戻ってきました。

これはどうでしょうか。COのプリフロップのアクションはレイズコールから、レンジはQQ、JJ、TT、AK、AQ、AJ、AT、KQ辺りに絞り込め(AA、KKならフォーベットしそう。)、更にフロップのアクションからQQ、AK、KQにまで絞り込めそうです。そう考えるとこのハンドは大部分のレンジで負けてそうですね。耐えがたきを耐えてここはフォールドするのが良かったと思います。実戦では未熟にもオールインしてしまいました。これもオーバーアクションです。UTG1はフォールド、COはコールしてきました。

 

ショーダウン

相手は♦K,♦Qを開き、ターンとリバーで♥9,♣9と落ちてツーペアの相手がポットを獲得しました。トップヒットトップキッカーはかなり強そうですが、相手のアクション次第ではフォールドしなければならないという教訓です。私は23ハンド目にしてワンペアで早くも脱落してしまいました。

来年はもう少し上手くプレイしたいものです。一年間どうもありがとうございました。年末のポーカーをお楽しみ下さい。

 

ポーカースターズ