ドローの代償ベット額
- 2020/01/13
- プレイ日記
新年明けましておめでとうございます。去年は思うように時間が取れずポーカーを十分にプレイすることができませんでしたが、今年は頻繁にやっていこうと思います。前に大きく負けてしまい、それからやる気が失せてましたが、なぜかまたポーカーをやってみたくなったのです。
しっかり学びながら納得のいくプレイをするいうのが今年の目標です。このブログも立ち上げてから早くも7年が経ちましたが、細々とでも継続できてきたのが良かったです。今年はこのブログももっと頻繁に更新したいと思います。
最近ホールデムマネージャー3を購入してみたのですが、日本語対応でレポートの機能が充実しており確かに2より進化してるなと思いました。しかし肝心なプレイウィンドに相手のデータが表示されないというトラブルに見舞われて、今サポートを使っているところです。トラブルが解決したらレビューしていきますので、暫くお待ち下さい。
新年開始はプレイ日記からです。ハンド履歴で思うところがあったプレイを再現して考察してみます。
コイントス
1K保証トーナメント ブラインド$25/50 ポット123(アンティ6)
プリフロップ:UTG $3116 BTN(私) $2651 ♥A,♥2 BB $4381
UTGが3BBの$150でオープンして、私までフォールドで回ってきました。トーナメントの序盤で私にはポジションがありますのでコールしました。以下BBがブラインドを守りにきました。
フロップ:♣5,♥5,♥K ポット523
BBがチェック、UTGが$345をベットして私の番です。相手はKをヒットしててもおかしくないと思いましたが、A持ちのフラッシュドローをヒットした私はセミブラフを試みて$700へレイズしました。すると相手は私へオールインの要求をつきつけてきました。私は$1801の投資で$3724のポットを得るかどうかというギャンブルを迫られています。ポットオッズは1801/(3724+1801)≒0.326
相手がAKだとすると私のアウツはハートの残り9枚です。よって4倍の法則より勝率は約36%です。勝率がポットオッズを超えてますのでここはコールが正しと言えます。私はコールしました。
ショーダウン
相手は♠A,♦Kを開きました。ターンで♦2、リバーで♦8が落ち、相手がポットを獲得しました。
考察)
確率的には悪いプレイではありませんでしたが、トーナメントの序盤では失敗でした。なぜならトーナメントの序盤ではこのようなコイントスになることは避けなければならないからです。私はすべてのチップをリスクにさらしてしまったため、賭けに負けて124人中107位で敗退してしまったのです。
ではどういうプレイが正しかったのかと言えば、相手のレンジを考えるとフロップでKをヒットさせた可能性が高いので、フロップではフォールドもしくはコールに留めておくのが良かったと思います。コールの場合はターンでフラッシュが完成されないならフォールドする要領です。
ツーペア
9人制シットアンドゴー残り5人 ブラインド$40/80 ポット170(アンティ10)
プリフロップ:UTG $3726 BTN$1216 BB(私) $4106 ♠8,♣4
UTGが$80でリンプ、BTNがコール、後はフォールドで私にアクションが回り、タダでフロップを見に行くことにしました。
フロップ:♥4,♣8,♠Q ポット330
ツーペアがヒットした私はポットの半分の$165をベット、2人ともついてきました。
ターン:♣7 ポット825
私はまだ勝っていると思っていましたが、ドローの目が出てきましたのでポットの3/4くらいの$600をベットしました。するとUTGは$1200へレイズし、BTNはフォールドしました。私はコールしました。
リバー:♣Q
これは私にとっては決して喜ばしいカードではありません。負けてる目も出てきましたので私はチェックし、相手もチェックしました。
ショーダウン
相手は♠K,♦Kを開き、リバーで上位のツーペアを作られてしまった私が捲られてしまいました。
考察)
決して悪い負け方では無かったと思います。ベット額が適正だったため、まだ$2741を残してトーナメントに残ることができました。ボードにペアができた場合はツーペア、トリップス、フルハウスの目を考えねばなりませんので、下位のツーペアではリバーでベットできませんね。
ポケットクィーン
5K保証トーナメント ブラインド$150/300 ポット648(アンティ22)
プリフロップ:MID $2957 BTN$21457 SB(私) $3053 ♦Q,♥Q
MIDが$2957をオールイン、BTNがコールしてアクションは私に回ってきました。MIDと私はショートスタックです。ディ―プスタックのBTNは広いレンジでコールを仕掛けていると見て、私はコールしました。
フロップ:♥7,♠K,♣K ポット9369
完全にポットコミットしていますので、私は残りの$246をオールインし、BTNもコールしてきました。
ショーダウン
MIDは♠A,♣Qを、BTNは♥K♥Tを開き、BTNがポットを獲得しました。
考察)
プリフロップの段階では私に45%、MIDに27%、BTNに28%の勝率があります。この中では一番勝率がいいものの、2人に勝つには45%の勝率しかないというところが着目で、ポケットクィ―ンでも複数相手ではそれほど強いハンドでないというのが分かります。
ドローの代償ベット額
9人制シットアンドゴー残り9人 ブラインド$15/30 ポット81(アンティ4)
プリフロップ:UTG(私) $1384 ♥A,♠A MID$2192 BB$1759
私が$80でオープン、MIDとBBがコールでついてきました。
フロップ:♠6,♥7,♥8 ポット$291
このフロップは如何にもコールのレンジに噛み合ってそうな嬉しくないフロップです。BBが$60をベット。これはポットに対して非常に少ないベット額です。ドローなら安く引かせるわけにはいかないので、私は$250へレイズしました。MIDはフォールド、BBはコールしました。
ターン:J♥ ポット$791
これも大変喜ばしくないカードです。BBはチェック。相手のストレートドローを考えるとここでもフリーカードを与えるわけにはいかないので、私は$500をベットし、手元に$554を残しました。しかし相手はこれにもコールしてきました。
リバー:♠T
これもまたこの上なく最悪のカードです。相手が9を持っていればストレートの完成です。或いは既にストレートかフラッシュが完成しててもおかしくありません。相手は$959をオールインしてきました。ここまでの相手のプレイはどのストーリーにも一致しているため、私は負けていると思いフォールドせざるを得ませんでした。
考察)
ターンで♥Jが落ちてしまった以上、ターンではチェックで返しておくのが良かったのではないかと思いました。いくらドローを消すためとはいえ、既にフラッシュかストレートが完成してるかもしれないボードで、ターンの$500のベットは拙かったと反省しました。