リバーでのオールインはブラフか本物か?

最近毎日のようにポーカースターズに入り浸っています。

オンラインポーカーが面白くてしょうがないのです。

2013.9.3    -$15
2013.9.4    -$20
2013.9.5    -$35
2.13.9.6    $30
2013.9.7    -$28
2013.9.9    $18
2013.9.10    -$33
2013.9.11    -$12
2013.9.15    $9
2013.9.17    -$14
2013.9.18    $21
2013.9.19    -$12
2013.9.20   -$4

$0.08/$0.16のステークスで、こんな感じの収支です。

相変わらず下手糞ですね。

 

今年の7月3日に発売されたフィル・ゴードンのデジタルポーカーという本に出会ってから、テキサスホールデムの奥の深さが分かるようになってきてどんどん飲めり込むようになってきました。

こういう本は何度も繰り返し読みながら実践で試してみないと理解できないので、今度ゆっくりレビューしようと思います。

この本を読んで一番重要だと思ったことは、HUD(ヘッズアップ・ディスプレイ)を使うことの必要性です。

これはオンラインポーカーの統計ツールで、相手のプレイを細かくデーターベース化してくれるソフトです。

 

2013.9.18

Holdem manager 2の30日間無料お試し版を使っています。

こんな感じで表示されカスタマイズもできます。

 

しかし上手く起動してくれないのです。

画像のようにプレイヤー名とHUDに表示されるプレイヤー名が異なっていたり、ワンハンド毎に更新されなかったりとなんだか分からないです。

いろいろと質問しているのですが、英語だから厄介です。

これを使わないと使っている相手に比べて深刻なまでに不利と書かれていたので、なんとか使える状態にしたいです。

 

さてプレイ日記ですが、今回は私のミスプレイからリバーのオールインにはどうやって対処するべきなのか考えてみようと思います。

 

プレイ、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5(私)3♠、3♣

シート6(D)

シート3がフォールド、シート4がリンプインしてアクションは私に回ってきました。

リンプインするのは大体下手なプレイヤーのすることで私はまずやりませんが、この場合は下手に刺激してスリーベットが返ってくると3♠、3♣ではフォーベットは勿論コールもしにくいので、私もシート3にならって$0.16でコールしました。

少し意外でしたが、案の定シート6、1、がコールして、シート2がチェックして5人でフロップを見にいくことになりました。

 

フロップ($0.80)K♥、4♠、3♦

これは素晴らしいフロップです。

シート1、2、4はチェックしてアクションは私に回ってきました。

ここは相手のハンドを限定させる意味でもポットの半分の$0.4をベットしました。

シート6がフォールド、シート1がコール、シート2、シート4はフォールドしました。

 

ターン($1.60)A♥

シート1はチェックしました。

シート1は非常にタイトなプレイヤーです。

このA♥は少しいやと言えばいやですので私は$0.8をベットしましたが、これはミスでした。

プリフロップのアクションから相手がAA、KK、QQ、AKを持っているとは思えませんが、コンプリートで参加しているのでレンジは非常に広いです。

 

特にこのボードではストレートもフラッシュの目も見えており、ここは思い切ってオールインするべきでした。

私にはまだ$16.9ものスタックがあり、相手も$20.59のスタックサイズです。

Q♥J♥ならコールしてくるかもしれませんが、それ以外ならフォールドせざるを得なかったと思います。

タイトなプレイスタイルからほぼ間違いなくフォールドしてたと思います。

相手は$0.8をコールしました。

 

リバー($3.20)2♠

恐れてたことが起こりました。

相手は$20.59をオールインしました。

私は迷いました。

相手が5を持っている可能性は濃厚です。

ストレートドローでここまでついてきたというのは十分ストーリーに合致します。

しかしストレートならこのボードではナッツです。

わざと相手をフォールドさせるような$20.59をいきなりオールインするかな?と思いました。

私ならポットの2倍くらいのベットを打っていたと思います。

それで相手のリレイズやコールを誘う方が、ストレートの見えているボードでは自然ですからね。

相手は恐らくKQで、ストレートにカモフラージュさせてブラフ気味にオールインしたのではないかと思ってしまいました。

ただここで私はあることを見落としていました。

決断の時間が迫られましたが、私はオールインコールの選択を選びました。

 

ショーダウン($37.00)

相手は5♠、6♠を開きストレートを完成させ、$35.5(レーキ$1.5)を獲得しました。

2013.9.19

非常に後悔して私はルームを後にしました。

 

相手はタイトプレイヤーです。

私はこのテーブルでは少しルースにプレイしていましたが相手の立場になって考えて見ますと、リバーのボードではストレートが見えており相手にとっても危険なボードです。

もし相手がKQならオールインできたでしょうか?

絶対にできなかったと思います。

タイトプレイヤーなら尚更です。

リバーでは相手の立場に立って考えるという思考が抜け落ちていました。

 

翌日やはりポーカースターズにログインしている自分がいましたが、Kのセットをヒットさせターンで相手の参加ハンドレンジに合致しそうなストレートドローの目が出てきた時、オールインして自分の手をプロテクトしました。

 

自分の手がそそそこいいとリバーでオールインされてもフォールドしにくいものです。

これは逆の立場になっても言えそうです。

相手が良さそうなカードで自分の方が更に良さそうな時はリバーでいきなりオールインするなはかなり有効だと思いました。

トップヒットと強いキッカー

こんにちは、ヨハンです。

オンラインポーカーをやり始めて1年半経ちますが、テキサスホールデムって難しいですね。

もっとステークスを上げてガンガンにいきたいところですが、今の自分の腕ではまだ無理みたいです。

実際に$200以上は赤字です。

ポーカーは名探偵にやらせるとすごく強いような気がしませんか?

コナン君にやらせたら凄く強そうな気がします。

今回は2つのプレイを振り返ってみたいと思います。

 

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(D)

シート2(SB)

シート3(BB)

シート4(私)A♦J♦

シート5

シート6

A♦J♦ツーギャップスーテッドコネクタで悪いハンドではありません。

私はリングゲームでUTGのポジションからゲームに参加する場合は2.5BBでレイズインすることにしています。

$0.4をポットに入れ他のプレイヤーのアクションを見ます。

シート5、6とフォールドで、シート1でコールが入りました。

シート2、3はフォールドしてシート1とのヘッズアップになりました。

 

フロップ($1.04)Q♠、9♣、4♥

見事に外れました。

このプレイヤーに関しての情報はありません。

ストレートドローが見えているこのボードでは、ポットの6割相当のベットも有力だと思いますが私は損切りを承知でチェックで回しました。

相手もチェックしてきました。

 

ターン($1.04)A♣

これでトップヒットになりました。

ボードにはストレートとフラッシュドローが見えているため、私は$0.5をベットしました。

すると相手は$1.5へリレイズしてきました。

K、Tと持っていてストレートを完成させたか、セットをスロープレイしているのかもしれませんが、コールできない額ではないので私は$1をポットに入れてゲームに残りました。

 

リバー($4.04)2♣

これでフラッシュの目も出てきて、私はチェックするよりありませんでした。

相手もチェックしてきましたが、ここはポットの2~2.5倍相当をベットされていたらかなり困っていたと思います。

 

ショーダウン($4.04)

相手はT♦A♥を開き、キッカー勝ちした私がポットを勝ち取りました。

 

このプレイで注目してほしいのがターン以降で、相手からみたら$1.5に対してコールしてきたということは私がAをヒットさせている可能性が高いです。

しかしコールであってレイズでないということは、ストレートを完成させているとは考えにくいです。

リバーでバックドアフラシュドローを引かれてしまった可能性もありますが、確率は低いです。

そうするとリバーではストレートを装い、強くベットしてブラフを仕掛けてみるのも相当有力だったと思いませんか。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2(D)

シート3(SB)

シート4(BB)(私)A♠、K♠

シート1は$0.32でレイズインしてきました。

このプレイヤーは上述のヘッズアップしたプレイヤーです。

シート2、3がフォールドしてアクションは私に回ってきました。

ここはオールインも相当有力だと思いますが、私は$0.96へのリレイズに止めました。

シート1はこれにコールします。

 

フロップ($2.16)Q♠、8♣、J♦

私から見たらストレートドローです。

チェックで回してしまいましたが、このストレートの見える状況ではポットに$1くらいはベットしてみるべきでした。

その方が自分の立ち位置が確認できます。

相手もチェックしてきました。

 

ターン($2.16)A♥

これは私にとってはかなり嬉しいカードです。

Aのトップヒットと強いキッカーです。

ボードにはストレートも見えるためにここではもうスロープレイする必要はなさそうで、私はポットに$3をベットしました。

すると相手はフォールドするかと思いきや$6へレイズしてきました。

さっきと同じだなと思い、私はコールに応じました。

 

リバー($14.16)4♣

これはラグそうですが、何か嫌な予感がしました。

ターンの相手のアクションが少し強すぎます。

私は$2.08という相当に少ない金額をベットしました。

すると相手は$8.16へリレイズしてきました。

私はかっとなって残りの$1.0.8をオールインしてしまいました。

相手は$1.41でオールインコールに応じました。

 

ショーダウン($35.06)

相手は9♥、T♣を開き大きなポットを勝ち取りました。

すでにフロップの段階でナッツだったみたいです。

2013.9.3p1

 

私としては非常に未熟なプレイで、終わってから本当に後悔しました。

このハンドではストレートが見えるため、フロプの段階で$1.2くらいをポットに入れるべきでした。

多分リレイズが返ってきたと思いますから、その段階でフォールドするというのがこのハンドの正しいプレイだったと思います。

そうすれば最小限の損失で済んだと思います。

 

「状況にあった適正ベット額をする。」というのがオンラインポーカーのほぼ全てです。

しかしそれが中々難しいのですね。

多くのハンドを経験してインプットしていくよりないと思います。

そして本で強い人のプレイを学んでみるというのもいいと思います。

またポーカーは熱くなってしまったらもうおしまいです。

オールインというのは怖いですね。

スーテッドコネクタのプリフロップの扱い方

今回のテーマはスーテッドコネクタの扱い方になります。

では早速見ていきます。

プレイ、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(D)(私)9♥8♥

シート2(SB)

シート3(BB)

シート4

シート5

シート6

シート4、5がフォールド、シート6が$0.4でレイズインしてアクションは私に回ってきました。

私はポジションを利用して相手をフォールドさせようとして$1.2へ3ベットしました。

シート2、3はフォールドしてシート6は$3へレイズしました。

シート6の情報はありませんが、ここまでのプレイを見ていますと堅実でタイトなプレイヤーです。

普通に考えれば、上位のペアかA、Kあたりを持っていそうです。

私の方としては取り敢えずはフロップを見てみたいところです。

相手の4ベットに対して私は$1.8をコールしました。

 

フロップ($6.24)10♦J♥、6♣

これは私にとっては悪いフロップではありません。

オープンエンドストレートドローとバックドアフラッシュドローです。

相手は$3.2をベットしてきました。

いよいよ上位のペアかA、K或いはJのセット辺りが濃厚です。

私にとっては決断の難しいところです。

残りは$11.4でここでコールすれば$8.2になってしまいます。

ターンでもベットしてくることを予想すると、それにコールすればほとんど手元に金額は残りません。

フロップでポットを大きくしておいて、狙い通りのストレートドローになってフォールドするわけにもいかず一か八かのセミブラフに勝負を託しました。

私は$6.4でリレイズしました。

相手は間髪入れずにオールインしました。

既にポットコミットしている状態なので$5でオールインコールに応じます。

 

ショーダウン($29.04)

相手はQ♦、Q♣を開きました。

ターンで4♦、リバーで9♠が落ち相手が$27.73を獲得しました。

2013.8.27

 

すごく後悔したプレイです。

ターンかリバーでQか7を引けば勝ちそうですが見事にQがドミネイトされていました。

そしてQ、Qは十分相手のハンドレンジに入っていました。

これによりアウツはたった6枚しかありません。

4倍の法則より勝率は大体24%です。

 

2013.8.27c

Card Playerで見ても勝率は26.77%しかありませんでした。

フロップでのプレイは咎められないと思います。

問題はプリフロップにあった感じがします。

前に2.5BBのレイザーがいた場合は9♥8♥ではコールで、安くフロップをみにいくべきだったと思います。

また$1.2の3ベットも無い手ではなさそうですが、この例のようにリレイズされると非常に困ります。

そしてコールをするとポットが大きくなってしまうため、フォールドがしにくくなってしまいます。

結局はフロップでドローになったとしても、勝率の悪い勝負を強いられることになりそうです。

やはり前のポジションで2.5BBくらいのレイザーがいた場合、スーテッドコネクタで参加するならリレイズよりもコールの方が良さそうです。

 

折角ですので、ドミネイトに関してもう一つ面白い数値をお見せします。

2013.8.27c1

今回の例でプリフロップでオールインした場合のQ♦、Q♣の勝率は78.27%あります。

Q♦、Q♣よりも強いA♦、A♣で見てみます。

2013.8.27c2

なんとたった58.41%しかありません。

これは9♥8♥側がQ絡みのストレートをできにくくしていることを意味します。

ドミネイトされるとA、AよりもQ、Qの方が強くなってしまうところが面白いところです。