ポーカーで勝っても勝負で負けた
こんにちは、ヨハンです。
最近大分ポーカーが上手くなってきているような感じがしますが、相変わらずバンクロールは減る一方です。
読みでは勝っていても確率的に低いことが起こって負けてしまいます。
しかしこれはポーカーの宿命だと思うよりないですね。
今日はいい負け方を紹介しようと思います。
プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)
プリフロップ($0.24)
シート1(私)A♠、Q♣
シート2(D)
シート3(SB)
シート4(BB)
シート5
シート6
シート5、6がフォールドして、私が$0.32でレイズインしました。
シート2がフォールド、シート3がコール、シート4はフォールドしました。
シート3はここまで非常にアグレッシブなプレイでスタックを大きくしていました。
フロップ($0.80)6♠、2♦、Q♥
シート3は$0.48をドンクベットしました。
プリフロップのアクションから相手のカードがオーバーペアとは思えず、セットでない限りは現状では勝っていそうです。
相手のレンジは相当に広いですが、セットの可能性を消すために$0.96へレイズしました。
相手はコールしました。
ターン($2.72)4♦
ここで相手はチェックしました。
トップヒットトップキッカーではさすがにここでは勝っていそうだと思いましたが、仮に相手がセカンドヒットだったとしてリバーでツーペアを作られたりしたら拙いので、私は圧力を掛けると同時に相手のレンジをもっと絞りたい意味でもポットの5.5割相当の$1.5をベットしました。
これに対して相手はコールしてきました。
リバー($5.72)T♦
相手はここでもチェックしました。
バックドアを完成させたとは思えませんが、相手もどうやらQを持っていそうです。
Q、XだったとしてこのXは何かという問題になりますが、私はK、J、Tが一番可能性が高いと思いました。
そこで私はトリプルバレルをよしてこれでショーダウンする選択を選びました。
ショーダウン($5.72)
相手はQ♦、10♣を開けて$5.46を獲得しました。(レーキ$0.26)
私はカードをマックしました。
リバーではよっぽどトリプルバレルを打ちたい衝動に駆られましたが抑えて良かったです。
負けはしましたが被害を最小限に食い止め、スタックを十分に残したままこのハンドから逃れることができました。
プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)
プリフロップ($0.24)
シート1(BB)
シート2
シート3
シート4(D)
シート5(SB)(私)T♠、9♥
シート2がフォールド、シート3は$0.48へレイズしました。
シート4がフォールドしてアクションは私に回ってきました。
シート3に関しては十分なデータがあり、非常にタイトで上手いプレイヤーです。
しかしそれがためにフロップで何もヒットしないとチェックフォールドする、言わばフィット・オア・フォールド型のプレイヤーで、つまりそこに付け込める余地があると思いました。
T♠、9♥など何も情報がなければ絶対に参加しないハンドですが、私は相手の情報量を武器に$1.5へ3ベットしました。
シート1はフォールドし、シート3はコールしました。
フロップ($3.16)3♠、J♣、T♥
リードのある私は$1.2をベットしました。
大分少な目ですが、フィット・オア・フォールド型のプレイヤーにはこれくらいで十分だろうと考えたからです。
すると相手はコールしてきました。
ターン($5.56)5♣
私はフロップでの相手のコールの意味を考えました。
仮に相手がトップヒットだった場合は強いキッカーが予想され、オーバーペアやセットだった場合もほぼ間違いなく3ベットしてくる相手です。
また3を除いて下位のペアだったらこのボードではフォールドする相手です。
と言うことは相手のレンジは9か8のペア、KQ、98のストレートドローいずれかだろうと予測しました。
現状ではTをヒットさせている私の方が強そうです。
こうなると私としてはプロテクトしたいところです。
間違ってもフリーカードは与えられないところです。
私は残りの$6.52をオールインしました。
相手はコールしました。
ショーダウン($18.60)
リバーでは8♥が落ちました。
相手は8♦、8♠を開き$17.76を獲得しました。(レーキ$0.84)
ターンではリバーで8以外のカードが落ちたらどんなカードでも私の勝ちという状況です。
私のアクションからTヒット以上は予測できたと思います。
なんで8♦、8♠でコールする気になったのか不思議でしょうがありません。
読みは正しくプレイは正確だったと思いますが、相手に2枚しかないアウツをリバーで引かれてしまったのは不運としか言いようがありませんでした。
しかしこのプレイも先程のプレイと同様、私から見たらそんなに悪い負け方ではなかったと思います。
とは言うもののやはり辛いですね・・・・