半端に強いポケットT

ポーカースターズはやはりプレイヤー数が多くてやりやすいです。

負ける日もありますがトータルでは$70くらいプラスになりました。

私は2面でプレイするのが精一杯です。

3面でプレイしたら時間切れで席が外れてしまいました。

昔のエベレストポーカーだったらテンポが遅かったため3面でもできたかもしれませんが、今のポーカースターズでは2面で少し余裕があるくらいで、3面ならアップアップになってしまいます。

ステークスも ($0.08/$0.16 USD)に上げました。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5(私)4♥3♥

シート3がフォールド、シート4がリンプインしアクションは私に回ってきました。

私はスチール狙いで$0.3でレイズインしました。

シート1がコール、シート2がフォールド、シート4がフォールドしました。

 

フロップ($0.8)3♣、J♥、5♣

ここはお互いにチェックで回します。

 

ターン($0.8)4♠

相手はここで$0.55をベットしてきました。

これに対して私は$1.1へレイズし、相手はコールしてきました。

 

リバー($3.0)4♦

相手はチェックしてきました。

私は$1.2をベットし相手はコールしました。

 

ショーダウン($5.4)

4と3のフルハウスを作った私がポットの$5.4(レーキ$0.24)を獲得しました。

 

注目はリバーのベットで相手にコールを促す最適額だったと思います。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(私)T♥、T♣

シート2

シート3(SB)

シート4(BB)

シート5

シート6

シート5が$0.3へレイズ、シート6がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は通常の$0.9へレイズしました。

シート3とシート4がフォールドしシート5がコールしてきました。

 

フロップ($1.95)8♥、K♣、5♣

相手はここでチェックしてきました。

どうも相手はKがヒットしていない感じです。

私は$1をレイズしました。

それに対して相手はコールしてきました。

 

ターン($3.95)8♣

相手はここでもチェックしてきました。

罠にはめようとしているかもしれないので私もチェックで回します。

 

リバー($3.95)T♠

これはとても有りがたいです。

Tと8のフルハウスでナッツです。

相手はチェックしてきました。

私は$1をベットします。

これに対して相手は$2.9へレイズしました。

私はリードするように$4.8へレイズしましたが相手はフォールドしてしまいました。

私はポット$9.75(レーキ$0.44)を獲得しました。

 

大きな収入でした。

これがなかったらその日は大分負けてたところでした。

 

 

プレイ3、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16 USD)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート6(私)T♦、T♠

シート3、シート4、シート5がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は$0.48でレイズインし、シート1がコール、シート2がフォールドしました。

 

フロップ($1.12)2♠、8♣、5♣

シート1は$0.96をベットしてきました。

これに対して私は$1.92へレイズしました。

これは相手のハンドを絞る意味があります。

相手はコールしてきました。

 

ターン($4.96)8♥

これに対して相手はチェックしてきました。

私は$2.08をベットしました。

この判断も間違ってはいないと思います。

といいますのもフロップで♣が2枚出ており、相手の手にもし♣が2枚あるとフラッシュドローに対してフリーカードを与えることになるからです。

相手はコールしてきました。

 

リバー($9.12)6♠

相手はここで残りの$2.93をオールインしてきました。

これに対して私はコールします。

 

ショーダウン($14.98)

相手はJ♦、J♣を開きポット(レーキ$0.67)を勝ち取っていきました。

 

このプレイを振り返ってみますと、フロップの相手の$0.96のベットはポットに対して9割近い額です。

つまり極めて本気度の高い手と考えられそうです。

この場合はボードから考えて、やはりオーバーペアの可能性がありT♦、T♠ではこころもとないのでフォールドかもしくはコールに止めるべきだったのかもしれません。

この額がもう少し低ければこのようなプレイでバットビートとも言えそうですが、フロップの相手の$0.96というのはこちらにとっては察知しなければいけない危険信号でした。

 

 

プレイ4、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16 USD)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)(私)T♥、T♠

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート3がフォールド、シート4が$0.48でレイズイン、シート5がフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は$1.44へリレイズインしました。

シート2がフォールド、シート4が$3.36へリレイズしました。

これには参ってしまいましたが私はシブシブコールしました。

しかしこれはミスでした。

自分の方がポジションが悪いのと、この強いアクションに対してT♥、T♠で挑むのは少し無謀でした。

 

フロップ($6.88)6♥3♥、2♣

ここで私はチェックしました。

相手は$3.2をベットしました。

私は迷いましたがコールしました。

 

ターン($13.28)A♠

これに対してはお互いにチェックしました。

 

リバー($13.28)5♦

私はチェックしたのに対して相手は$6.4をベットしてきました。

とてもTのワンペアでは勝てるとは思えずフォールドせざるを得ませんでした。

 

これで$6.56も失ってしまいました。

痛かったです。

いくらポケットTでも、突っ込んではいけないところで2度もコールしてしまったための損害です。

この前に書いたプレイ3でもポケットTで痛い目に合っています。

ポケットTはプリフロップでは確かに強いハンドですが、絶対に強いとも言い切れず半端に強いハンドです。

故にこのような大きな損害を被ってしまいます。

ポケットTは案外早く見切った方がいい、トラブルに巻き込まれやすいハンドです。

ポーカースターズのドローゲーム

今回はポーカースターズのドローゲームについて説明します。

ポーカースターズのドローゲームは5カードドロー、2-7トリプルドロー、2-7シングルドローがあり、その他のドローから選ぶことができます。

 

まずは5カードドローから説明します。

5カードドローは日本の5カードポーカーに当たります。

テキサスホールデムが世界ではメジャーとは言え、5カードポーカーも人気があり、ポーカースターズでもローステークスではテーブルが立っています。

SBとBBを置いた後プレイヤーにそれぞれ5枚ずつカードを配り、最初のベッティングラウンドが始まります。

その後いらないカードを好きな枚数分交換します。(全部必要なカードなら交換する必要はありません。)

その後に2回目のベッティングラウンドが始まり、最後にショーダウンとなります。

日本人にとってはテキサスホールデムよりかは馴染みがあると思います。

 

 

次に2-7トリプルドローについて説明します。

2-7トリプルドローは少し変わったルールで、ローゲームになります。

Aはハイカード扱いで一番低い役を競うゲームです。

AはハイカードよりA,2,3,4,5のストレートはありません。

一番強い役は2,3,4,5,7になります。

ドローというのはカードを交換するという意味で、トリプルドローとはカードを3回交換するということになります。

 

SBとBBを置いた後プレイヤーにそれぞれ5枚ずつカードを配り、最初のベッティングラウンドが始まります。

その後いらないカードを好きな枚数分交換します。(全部必要なカードなら交換する必要はありません。)

そして2回目のベッティングラウンドが始まります。

その後更にいらないカードを好きな枚数分交換します。(全部必要なカードなら交換する必要はありません。)

そして3回目のベッティングラウンドが始まります。

その後最後にいらないカードを好きな枚数分交換します。(全部必要なカードなら交換する必要はありません。)

そして最後のベッティングラウンドが始まりショーダウンとなります。

 

 

最後に2-7シングルドローですが、これは2-7トリプルドローの3回のドロー(カード交換)が1回になっただけで、後は一緒です。

ブラフとスロープレイを見破る

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(BB)

シート2

シート3

シート4

シート5

シート6(SB)(私)T♦、A♣

シート2がフォールド、シート3が$0.1でリンプイン、シート4がフォールド、シート5が$0.4へレイズしてアクションは私に回ってきました。

ポジションが悪いためここはフォールドでもいいかと思いますが、この時は何か参加する気になりました。

$0.4の3倍の$1.2でレイズインしました。

シート1がフォールド、シート3とシート5がコールしてきました。

 

フロップ($3.7)8♣、3♥、A♠

Aがヒットして喜ばしいですが、3ベットの私にコールするぐらいのハンドですから油断はできません。

ポットの半分より少し多い$2をベットしました。

シート3がコールすると、シート5は残りの$9.53をオールインしてきました。

アクションは再び私に回ってきましたが、私のハンドがとても相手のハンドより強いとは思えずフォールドすることにしました。

シート3は$2.91でオールインコールをしてきました。

 

ショーダウン

シート3が開いたカードは3♣,3♦、シート5が開いたカードはA♥、K♣。

ターンで3♠、リバーでT♠が落ち、フォーカードを作ったシート3がポットの$15.52(レーキ$0.7)を勝ち取りました。

少し損失を出してしまいましたが、それでもフォールドしたのは正しい判断でした。

ここで注目したいのがプリフロップでのシート5の2回目のアクションです。

A、Kがプリフロップオールインハンドなのは前回書いた通りです。

ここでもしオールインしていれば、私はフォールドせざるを得ませんし、シート3が果たして3のペアでコールできたかです。

下位のペアが上位のペアに勝てる確率は18%しまありません。

多分シート3もフォールドせざるを得なかったのではないかと思います。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(SB)

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート6(私)Q♥、K♠

シート3、シート4、シート5はフォールドしアクションは私に回ってきました。

私は通常の$0.3でレイズインします。

シート1がコール、シート2はフォールドしました。

 

フロップ7♠、Q♣、4♠

シート1はチェックしました。

トップヒットの私は$0.4をベットしました。

相手はコールします。

 

ターン($1.5)K♣

相手はチェックしてきました。

これも嬉しいカードですが中々油断できません。

相手はドローハンドかもしれませんし、セットを作ってわざとスロープレイしているかもしれないからです。

私は$0.8をベットすると、相手はコールしてきました。

 

リバー($3.1)2♣

ここで相手はいきなり$6.35をオールインしてきました。

このオーバーアクションは一見ブラフっぽいと感じました。

もし自信のあるハンドなら少しずつ上げていってリードする方がいいからです。

このオールインは「フォールドしてくれ。」というサインに取れたのでコールしました。

 

ショーダウン($15.8)

相手はT♥、T♣を開き私はポット(レーキ$0.71)を勝ち取りました。

見え透いたブラフでしたが、よくコールできたと思います。

 

 

プレイ3、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1

シート2(私)J♣、J♦

シート3(SB)

シート4(BB)

シート5

シート5、シート1がフォールド、私が$0.3をレイズしました。

シート3がフォールド、シート4が$1へレイズしました。

これに対して私は$1.7へレイズしました。

相手はコールします。

 

フロップ($3.45)2♥、4♣、9♥

これは私にとってはいい傾向です。

これに対して相手はチェックしてきました。

フッラシュドローも考えられるのと相手のハンドを絞る意味でここは$2をベットしました。

相手はコールしてきました。

 

ターン($7.45)6♦

相手はチェックしてきました。

フラッシュードローの可能性が濃厚なのですが、私は何か厭な予感を感じました。

相手にフリーカードを与えることになりますが、私もチェックで回します。

 

リバー($7.45)4♠

相手はここでもチェックしてきました。

私もチェックで回しました。

 

ショーダウン

相手は9♣、9♦を開き9と4のフルハウスを作りポット$7.45(レーキ$0.34)を獲得しました。

 

相手はスロープレイをしてたことになります。ターン以降チェックで回し被害は最小限に喰い止めたと思います。

 

 

プレイ4、ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(SB)(私)A♥、A♠

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート3がフォールド、シート4が$0.3でレイズイン、シート5がフォールドしたのに対して私は$0.9へリレイズしました。

シート2がコール、シート4もコールしました。

3人でフロップを見に行きます。

 

フロップ($2.7)Q♥、J♠、3♣

私は$1.8をベットしました。

シート2はフォールド、シート4がコールしました。

 

ターン($6.3)8♠

私は$4をベットしました。

これに対してシート4がコールしてきました。

 

リバー($14.3)9♦

私のアクションですがここは迷いました。

このボードではストレートが見えているからです。

相手が10を持っていたら私の負けです。

また相手がセットを作ってわざとスロープレイをしているかもしれません。

結局はチェックで回すよりありませんでした。

これに対して相手もチェックしてきました。

 

ショーダウンで私はA♥、A♠を開きポット$14.3(レーキ$0.64)を獲得しました。

相手はマックしました。

恐らくQがヒットしてたのではないかと思います。

最後もし相手がオールインしてきたら私はどうしていいか分かりませんでした。

見た目以上に際どい勝負だったと思います。