コンティニュエーションベット

テキサスホールデムでは中々いいカードが揃ってくれることは少なく、勝つ上でブラフは重要なテクニックになてきます。

今回はブラフの一つコンティニュエーションベットを取り上げてみようと思います。

コンティニュエーションベットとはその名の如く連続でベットして相手をフォールドさせる作戦です。

これはかなり有効だと思いますが毎回やっていてはばれますし、相手が本物のカードであれば大きな損失を出しますし使うタイミングが重要です。

状況としましてはなんとなくコールでついてくるようなプレイヤーに有効な感じがします。

またセミブラフ気味にやるとこちらにも多少の強みはありますのでやりやすいです。

 

それではポーカースターズプレイ日記です。

今週は二つのプレイを見てみます。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(SB)(私)Q♦8♦

シート2(BB)

シート3

シート4

シート5

シート6

シート3がフォールド、シート4が$0.48でレイズイン、シート5、6がフォールドしてアクションは私に回ってきました。

私はQを含んだスーテッドカードでここはスチールを狙おうと$1.5へレイズしました。

シート2がフォールド、シート4がコールしてきました。

 

フロップ($3.16)7♦、8♣、A♣

セカンドヒットですが、私は$2をベットしました。

相手はコールしてきました。

 

ターン($7.16)6♠

フロップのベットについてくることは相手はA持ちの可能性が高く、ここはチェックせざるを得ませんでした。

相手は$4.51をベットしてきて私はフォールドしました。

相手は$6.84(レーキ$0.32)を獲得しました。

ラグだったらコンティニュエーションベットを試みたかったのですが、フロップでAが見えてコールでついてくる相手にコンティニュエーションベットはやりにくかったです。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2

シート3

シート4(SB)(私)5♣、5♥

シート5(BB)

シート1がフォールド、シート2が$0.48へレイズ、シート3がフォールドでアクションは私に回ってきました。

5のペアハンドではフロップ以降弱くなりかねないので相手にフォールドを促すべく$1.5でレイズインしました。

シート5がフォールド、シート2がコールしました。

 

フロップ($3.16)Q♥、3♠、4♣

ここで私はやはり$2をブラフベットしました。

相手はコールでついてきました。

 

ターン($7.16)A♣

全然ヒットしませんが私は更にポットの6割近い$4をベットしました。

ここで相手はフォールドしました。

私は$6.84(レーキ$0.32)を獲得しました。

これはほとんど賭けでしたがフロップのコールについてくるということは相手はQ持ちの可能性は高いですが、Aを持っていなければコンティニュエーションベットとなるこの額はついてきにくいだろうと考えたからです。

結果的には上手くいきましたがここでもコールされてたらリバーのブラフベットはさすがにやりにくかったと思います。

 

ブラフは相手が本物のカードだった場合は通用しません。

どこまでブラフをするかは経験を積んでみなければ分からないところだと思います。

アウツが9枚のブラフオールイン

こんにちは。

オンラインポーカーを最近はほぼ毎日平均1~2時間はやっています。

先週までは2~3面でプレイしていたのですが、あまりにも勝てず今週から一面でプレイすることにしました。

そちらの方が丁寧にプレイできるし、相手の特徴を覚えやすいからです。

それになによりもプレイ一つ一つをじっくり考えることで、オンラインポーカーの性質を理解しやすいのではないかと思ったからです。

つまり稼ぐというよりも勉強という意味合いが強いです。

実際に勝っているプレイヤーのプレイをじっくりと観察するのというは発見が多いものです。

これでいけると思ったらまた元の2~3面にもどそうかと思います。

ちなみにステークスは$0.08/$0.16です。

 

今週プレイしていて思ったことは、フロップで相手が一人しか残らなかった場合、自分がヒットしているいないに関わらずポットの7割くらいのベットはかなり有力だということです。

相手にもよりますが、タイトプレイヤーでしたら大体フォールドしてくれます。

またここでコールかレイズが返ってくるということは、それなりのカードが揃っている可能性が高く相手の手を限定しやすい意味があります。

 

ポーカーはベットする金額を自分で調節できるため、長くやると確実にスキルの差が出るゲームです。

少なくとも麻雀よりかは稼ぎやすいと思います。

 

さてポーカースターズプレイ日記ですが今週は3つのプレイを見てみたいと思います。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1(BB)

シート2

シート3

シート4

シート5(私)A♥、Q♣

シート6(SB)

シート2、3、4がフォールドしましてアクションは私に回ってきました。

ボタンの私は$0.48でレイズインしました。

シート6がフォールド、シート1がコールしてブラインドを守りにきました。

 

フロップ($1.04)Q♠、7♥7♦

相手はチェックしてきました。

トップヒットの私は、相手は多分何もヒットしなかたのだろうと思いポットの7割近い$0.7をベットしました。

すると相手は$1.4へレイズしてきました。

「おや!」と思ったのですが私はコールしました。

 

ターン($3.84)J♣

相手はまたチェックしてきました。

フロップで相手がチェックレイズした意味を深く考えずに、私はポットの半分近い$2をベットしました。

すると更に相手は$4へレイズしました。

私はコールしました。

 

リバー($11.84)8♠

相手はチェックしました。

多分ブラフだったのだろうと思った私は$5をベットしました。

相手はコールしました。

 

ショーダウン($21.84)

相手は2♦、7♠を開き、トリップスを作って$20.86(レーキ$0.98)を獲得しました。

ポジションのないBBで2♦、7♠で参加するくらいのfishプレイヤーでしたが、フロップでチェックレイズされた時点でもう少し慎重になるべきでした。

トップヒットでキッカーが強いとどうしても自分のハンドが勝っていると考えてしまいがちですが、このようにボードに2枚同じ数字のカードが現れた場合やストレート或いはフラッシュが見えている場合は突っ込んだベットは控えた方が良さそうです。

 

 

プレイ2、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2

シート3(SB)

シート4(BB)

シート5(私)3♦A♦

UTGですが、A持ちのスーテッドなら大概は参加することにしています。

またUTGでのレイズインはリスペクトされやすく、全員フォールドも見込めるからです。

私は$0.48のベットで参加しました。

シート1がフォールド、シート2がコールしました。

シート3、4もフォールドし二人でフロップを見にいきます。

 

フロップ($1.2)2♠、9♣、5♥

何もヒットしていませんが、ここで$0.8をベットしました。

相手はコールしました。

 

ターン($2.8)A♣

これでトップヒットです。

ポットの半分に相当する$1.4をベットしました。

これに対して相手はコールしてきました。

 

リバー($5.6)A♠

これでAのトリップスになり確かに強そうですが、問題はキッカーです。

リバーまでついてくるということは相手もA持ちの可能性が高く、ここで突っ込んだベットをするとキッカー負けを起こす可能性が高いと思いました。

私はチェックしました。

スタックがお互いに深いため、ここでオールインされたら正直困ってしまうところでした。

多分フォールドせざるを得なかったのではないかと思います。

しかし幸いにも相手はチェックしてくれました。

 

ショーダウン($5.6)

相手はJ♣、2♣をマックしました。

ちなみにこのプレイ日記はハンド履歴を見て書いていますが、ハンド履歴にはショーダウンまでいくとマックしたカードでも見ることができます。

私は$5.35(レーキ$0.25)を獲得しました。

折角Aのトリップスだったのですが、キッカーが弱いため強くいくことができませんでした。

それにしてもサードヒットの2のワンペアぐらいで、ターンのベットにもついてくるのですから相当なfishプレイヤーと言えそうです。

しかし前のプレイのようにfishがために、あり得ないカードで参加されてトリップスを作られてしまうし、テキサスホールデムとは分からないものです。

 

 

プレイ3、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2

シート3(SB)

シート4(BB)

シート5(私)A♠、J♠

A持ちのツーギャップスーテッドコネクタで悪いハンドではなく私は$0.48でレイズインしました。

シート1がフォールド、シート2は$1.44へレイズしました。

シート3、4がフォールドして再びアクションは私に回ってきました。

私はコールしました。

 

フロップ($3.12)5♠、9♦、6♠

ラグっぽい感じですが、私はAハイのフラッシュドローです。

現状ではブタですが1/3の確率でフラッシュドローが引けるので、ここはその強みを利用して$2をベットしました。

すると相手は$5.28へレイズしてきました。

プリフロップでのアクションといい、私は相手の手をオーバーペアだと読みました。

アウツは9枚(残りの♠)あります。

4倍の法則によると36%、近似的に見てやはり私の勝率は1/3です。

しかしスタックが相手のベット額の3倍以上あるため、ここでオールインすれば相手がフォールドしてくれるフォールドエクイティも期待することができます。

私は残りの$12.67をオールインしました。

ブラフオールインです。

 

相手は考慮した末にフォールドしました。

私は$13.06(レーキ$0.62)を獲得しました。

 

このようにフロップでフラッシュドローを引いた場合、よほどアグレッシブなプレイヤーで無い限り強く打ってみるのは長期的に見て利益になりそうです。

ポーカースターズで食うことはできるか?

スキルゲームと言われているオンラインポーカーですが、果たしてポーカースターズで食っていけるだけ稼ぐことはできるのでしょうか?

結論から言ってしまえば並大抵のことではありませんが、食っている人はいるみたいです。

日本では稀ですが、海外ではそれほど珍しくはないようです。

カナダのトロント出身1974年生まれ38歳のダニエル・ネグラヌなんかは有名です。

ポーカーの申し子とまで言われた彼の推定獲得金額は、12億9000万円にものぼると言われています。

 

実際にポーカースターズのハイステークスのプレイを観察していました。

特別プレイ ホールデム ノーリミット ($50/$100)

プリフロップ($150)

シート1

シート2

シート3

シート4(SB)

シート5(BB)

シート6

シート6がリンプインしてきました。

シート1がフォールド、シート2が$200へレイズしました。

シート3、4がフォールド、シート5、6がコールしました。

 

フロップ($650)6♦、9♠、A♠

シート5がチェック、シート6が$300をレイズ、シート1がフォールド、シート5がコールしました。

 

ターン($1250)3♣

シート5がチェック、シート6が$500をレイズ、シート5がコールしました。

 

リバー($2250)8♦

シート5がチェック、シート6が$1366.36をオールイン、シート5がコールしました。

 

ショーダウン($4982.72)

シート5は9♥Q♥を開きました。

シート6が8♥、A♣を開きました。

Aと8のツーペアを作ったシート6がポット$4977.72(レーキ$5)を獲得しました。

 

$4977.72(約50円) 凄まじい金額です。

たった数分でこれくらいの金額が動いてしまうのです。

これがオンラインポーカーで、これなら食っている人がいても決しておかしくないと思います。

それにしてもシート5は9のワンペアでよくオールインコールしたと思いますし、シート6もセットやストレートの可能性のあるボードでよくオールインしたと思います。

恐ろしいプレイで、稼ぐというよりも楽しむためにプレイしているとしか思えません。

オンラインポーカーで稼いでいる人は、こういうプレイヤーから巻き上げているのだと思います。

 

 

私もまだまだ未熟で、先週に引き続き今週も大分負けてしまいました。

では私の未熟なプレイを見てみます。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2(私)T♣、9♥

シート3(SB)

シート4(BB)

シート1は$0.48でレイズインしました。

6人プレイでは通常ならフォールドするところですが、プレイヤーが4人ということもあり積極的に参加してみることにしました。

私は$1.5へ3ベットします。

シート3、4がフォールド、シート1がコールしました。

 

フロップ($3.24)K♣、T♠、Q♦

シート1はチェックしてきました。

サードヒットではベットしきれずに私もチェックしてしまいましたが、ここは$2くらいはベットするべきところでした。

サードヒットとは言えワンペアですし、ガットショットストレートドローになっているし、何よりもプリフロップからの強気なストーリーを一貫させる意味でもポットの6~7割ベットは必要だったと思います。

 

ターン($3.24)9♣

シート1は$2.08をベットしました。

ツーペアを完成させた私は喜んでしまい$4.16へ軽率にレイズしてしまいました。

すると相手は残りの$7.43をオールインしてきました。

ボードにはストレートが見えており、相手のハンドレンジにJがあることも十分に考えられるにも関わらず、自分のハンドしか見えていないバカな私はコールしてしまいました。

 

ショーダウン($26.42)

リバーで6♦が落ちました。

シート1は8♦J♦を開き、ストレート完成させて$25.49(レーキ$1)を獲得しました。

 

こんなことばかりやっているのでは勝てるわけないですね。