ポーカースターズで食うことはできるか?

スキルゲームと言われているオンラインポーカーですが、果たしてポーカースターズで食っていけるだけ稼ぐことはできるのでしょうか?

結論から言ってしまえば並大抵のことではありませんが、食っている人はいるみたいです。

日本では稀ですが、海外ではそれほど珍しくはないようです。

カナダのトロント出身1974年生まれ38歳のダニエル・ネグラヌなんかは有名です。

ポーカーの申し子とまで言われた彼の推定獲得金額は、12億9000万円にものぼると言われています。

 

実際にポーカースターズのハイステークスのプレイを観察していました。

特別プレイ ホールデム ノーリミット ($50/$100)

プリフロップ($150)

シート1

シート2

シート3

シート4(SB)

シート5(BB)

シート6

シート6がリンプインしてきました。

シート1がフォールド、シート2が$200へレイズしました。

シート3、4がフォールド、シート5、6がコールしました。

 

フロップ($650)6♦、9♠、A♠

シート5がチェック、シート6が$300をレイズ、シート1がフォールド、シート5がコールしました。

 

ターン($1250)3♣

シート5がチェック、シート6が$500をレイズ、シート5がコールしました。

 

リバー($2250)8♦

シート5がチェック、シート6が$1366.36をオールイン、シート5がコールしました。

 

ショーダウン($4982.72)

シート5は9♥Q♥を開きました。

シート6が8♥、A♣を開きました。

Aと8のツーペアを作ったシート6がポット$4977.72(レーキ$5)を獲得しました。

 

$4977.72(約50円) 凄まじい金額です。

たった数分でこれくらいの金額が動いてしまうのです。

これがオンラインポーカーで、これなら食っている人がいても決しておかしくないと思います。

それにしてもシート5は9のワンペアでよくオールインコールしたと思いますし、シート6もセットやストレートの可能性のあるボードでよくオールインしたと思います。

恐ろしいプレイで、稼ぐというよりも楽しむためにプレイしているとしか思えません。

オンラインポーカーで稼いでいる人は、こういうプレイヤーから巻き上げているのだと思います。

 

 

私もまだまだ未熟で、先週に引き続き今週も大分負けてしまいました。

では私の未熟なプレイを見てみます。

 

プレイ1、ホールデム ノーリミット ($0.08/$0.16)

プリフロップ($0.24)

シート1

シート2(私)T♣、9♥

シート3(SB)

シート4(BB)

シート1は$0.48でレイズインしました。

6人プレイでは通常ならフォールドするところですが、プレイヤーが4人ということもあり積極的に参加してみることにしました。

私は$1.5へ3ベットします。

シート3、4がフォールド、シート1がコールしました。

 

フロップ($3.24)K♣、T♠、Q♦

シート1はチェックしてきました。

サードヒットではベットしきれずに私もチェックしてしまいましたが、ここは$2くらいはベットするべきところでした。

サードヒットとは言えワンペアですし、ガットショットストレートドローになっているし、何よりもプリフロップからの強気なストーリーを一貫させる意味でもポットの6~7割ベットは必要だったと思います。

 

ターン($3.24)9♣

シート1は$2.08をベットしました。

ツーペアを完成させた私は喜んでしまい$4.16へ軽率にレイズしてしまいました。

すると相手は残りの$7.43をオールインしてきました。

ボードにはストレートが見えており、相手のハンドレンジにJがあることも十分に考えられるにも関わらず、自分のハンドしか見えていないバカな私はコールしてしまいました。

 

ショーダウン($26.42)

リバーで6♦が落ちました。

シート1は8♦J♦を開き、ストレート完成させて$25.49(レーキ$1)を獲得しました。

 

こんなことばかりやっているのでは勝てるわけないですね。

ストレートドローを引かれる

ホールデム ノーリミット ($0.05/$0.10 USD)

プリフロップ($0.15)

シート1(私)A♦、Q♣

シート2

シート4

シート5(SB)

シート6(BB)

カードが良かった私は$0.3へレイズし、シート2がコールし後は全員フォールドしました。

 

フロップ($0.75)J♥、 8♠ 、A♠

フロップでトップペアを引き当てた私はほぼポット相当の$0.7をベットしシート2がコールしました。

 

ターン($2.15)6♦

正直このカードはほとんどラグだと思いました。

そこでポットの約半分相当の$1をレイズします。

ここでフォールドしてくれることを願いましたが相手はコールしてきました。

 

リバー($4.15)Q♥

これでAとQのツーペアです。

ほとんど勝ちだと思いました。

そこで$2をベットします。

すると相手はさらに$3.9をレイズしてきました。

私はこれにコールしました。

 

ショーダウン

シート2はT♦9♦を開きQハイのストレートを完成させ$15.23(レーキ$0.72)を獲得しました。

 

このプレイで反省しなければいけないのはリバーでのプレイです。

相手がプリフロップ、フロップ、ターンでコールしてきたということはドローハンドの可能性が高く、当然ストレートは警戒しなければいけないところでした。

リバーでは取り合えずチェックで様子を見ておくのが良かったと思います。

 

AとQのツーペアに過信してしまいましたが、ポーカーは相手のハンドより強いか弱いかだけなので、場合によってはこれでもフォールドする覚悟が必要です。

ポーカーとは強いハンドを持ってプレイしているとき、状況によってはフォールドできるかどうかが強さを表す尺度になりそうです。

 

私はイマイチツーペア地獄(ツーペアで負けること)からぬけだすことができません。

ツーペアはそこそこいい役だけにポットの額もついつい大きくしてしまい痛い目見るパターンが多いです。