金曜日午後の渋谷の様子ですが、人出は多く、この暑い中皆当たり前のようにマスクをしていました。これだけ人の多い所ではさすがに私もマスクを着けます。
ZOOMの2NLです。2NLではタイトなプレイヤーが多く、私は比較的ルーズに参加してブラインドをスチールしに行きます。私までフォールドで回り、ボタンの私は3BBにレイズしました。スモールブラインドはフォールド、ビッグブラインドは7BBにレイズしてきました。私はポジションがいいので、コールします。
フロップは結びつきの弱いカードです。相手はポットの1/5を入れてきました。相手の情報は無く、コンティニューエーションベットぽかったので、私は3倍に打ち返しました。すると相手はコールしてきました。
ターンでは4が落ちました。相手はチャックしてきました。これはいけそうだと思って、気軽にポットの半分少々をベットしましたが、相手は倍にチェックレイズしてきました。
これに対して私はミスを認めざるを得なく、フォールドするよりありませんでした。フロップでコールされたことより、相手は何らかの完成されたハンドを持っていそうです。恐らくK絡みだと思います。プリフロップでの3ベットとフロップのミニマムベットと矛盾しません。そうなるとターンではこちらもチェックを返すより無かったと思います。フロップの私のレイズは短針ベットの意味合いがありましたので、それについてこられるようであれば、それ以降は大人しくプレイするべきでした。
私が3BBでオープンします。これに対してボタンがコール、スモールブラインドは10BBまで引き上げてきました。ビッグブラインドはフォールドし、再びアクションは私に回ってきました。
アクションは2人控えており、スモールブラインドはスクイーズに見えなくもありません。私は特にフロップに期待するハンドでもないし、ここはフォーベット入れてみることにしました。降りてくれればそれで良し、ファイブベットが返ってきたらこちらが降りるし、コールされたらナッツフラッシュのエクイティが残ってフロップを見ることになります。私のハンドがもしミドル以上のスーテッドコネクターだったなら、フロップを見たいので、スモールブラインドに対してポジションのいい私は恐らくコールしたと思います。AXスーテッドはその後の指針がはっきりしていますので、フォーベットを入れるには最適のレンジだと思いませんか?
というわけで、私はスモールブラインドの3倍に打ち返しました。しかし結果は残念ながらボタンがフォールドし、スモールブラインドはオールインしてきて、私はフォールドすることになりました。
私までフォールドで回り、ボタンの私は3BBでオープンし、ブラインドスチールしに行きました。スモールブラインドだけがついてきました。
このボードに対して相手はチェック、私はポットの半分少々をベットしました。相手はコールしてきました。
ターンでは2が落ち、相手はポットの半分をベットしてきました。私は即座にコールしましたが、相手のレンジはいかなるものなのかイメージしていました。相手はここまで消極的にプレイしてきていますが、下位のスーテッドコネクターで1枚がボードにヒットしている辺りを考えていました。45、56、78スーテッドこの辺が疑わしいと思っていました。
リバーではKが落ちました。私の読みが正しければこのKは無害そうなカードです。しかし相手はポットの1/3をベットしてきました。これで私はいよいよ分からなくなりました。相手はなぜターンから急にリードするようになったのか?このボードでさほど進展しているようにも思えないのです。相手のベットはポストオークブラフにも見えます。ポストオークブラフとは、わざとベット額を小さくすることで、返って自分の手は強いと思わせるブラフのことです。しかし額が小さいということは、何らかの完成されたハンドがあればコールもしやすいです。そして私はシックコールすることにしました。シックコールとは自分のハンドは決して強くはないけど、それでも勝っている可能性が高いと思われる時、相手のベットにコールしてショーダウンに持ち込むことをいいます。
相手は8,5を開き、ダブルガットショットの引き損ないを見せました。58スーテッドは私が考えていたレンジには含まれませんでしたが、なるほどと思いました。しかしこれならフロップではチェックレイズを返し、もっと強いアクションを取っていれば、6のトップヒットぐらいでは私がついていくのは大変だったと思います。
2NLZOOMは割と素直にプレイしてくれる人が多い感じです。ゆへにブラフもかなり有効なのですが、本物の手が入っている時はスロープレイをする傾向が強く、ポットに対して多少大きなブラフを打ってみて、それについてくるようであれば、それ以降は大人しくプレイした方が良さそうです。つまりベットフォールド型のプレイが中心になります。
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先日AJPC2022の予選に参加してきました。去年はコロナ禍で中止でしたが、今年は開催されました。場所はBUBBLE恵比寿店です。JR恵比寿駅東口徒歩30秒の所にある雑居ビルの7階にありますが、分かりにくかったです。しかし余裕を持って来ましたので十分間に合いました。ここはシーシャが吸え、ポーカーができるアミューズメントバーのようです。
ディーラーは若い美人の女性でした。手つきが慣れており、流れるようにカードを配っていました。10人テーブルで各1万点スタート、1000-2000のアンティ2000から始まります。アンティはビッグブラインドが支払います。つまりスタックは50BBスタートです。
最初はブラインドスチールやセットを引き当てて上手くプレイできていましたが、KJでレイトポジションからスリーベットしたのがやり過ぎだったかもしれません。まだレベル1でしたのでポジションを生かしてコールの方が良かった気がします。これに対してオープンした私の右隣の人がコールしてきました。
フロップはA74でした。相手はベットし、私はセミブラフでレイズ、相手はコールしてきました。ターンでKが落ちました。相手はチェックし私はオールインしました。相手は少々考えてコールしました。相手はATを開き、リバーでは3が落ちて、私が一番最初にとばされてしまいました。
プレッシャーをかけにいったつもりだったのですが、返ってドローを読まれたのかもしれません。思えば前回も私が一番最初にとびました。もう少し勉強して経験をつまないといけませんね。しかし久しぶりのリアルポーカーは刺激があって楽しかったです。このバーはまた立ち寄ってみようと思います。
2NLです。私が3BBでオープンし、BBが13BBにリレイズしました。私はコールし、フロップを見ることにしました。
フロップでJがヒットしました。しかし相手は、ポットの7割をベットしてきました。これに対して私は難しい決断に迫られました。考えた末に相手の2倍をレイズしました。これに対して相手はオールインしてきました。
相手はここまで終始アグレッシブにプレイしてきています。ここで一番考えられそうな相手のハンドはオーバーペアです。そしてAT+もレンジに入っています。トップヒットでも恐らく自分は負けているだろうし、その場合はアンダードッグです。ここはフォールドしました。
私が3BBでオープンしボタンだけが付いてきました。
フロップは8のペアが落ちました。私の方が恐らく勝っていそうです。しかし決して激しいアクションが起こって欲しくも無く、私はポットの半分少々をベットしました。これに対して相手はコールしてきました。
ターンでは6が落ち、フルハウスへ昇格しました。ここで相手のレンジを考えてみますと、ミドル以下のペア、J,Tスーテッド、K,J、8,9スーテッドとここら辺が考えられそうです。コールチェックできているため、強くも無く弱くもないハンドといったイメージがあります。トリップスやフォーカードのスロープレイも考えられます。
相手にはもう少し付いてきて欲しいので、私はポットの半分少々をベットしました。相手はまたもコールしました。
リバーではTが落ち、ボードにはペアに加えてフラッシュやストレートの可能性も出てきました。私としてはポットが小さいのが不満です。ここはほぼ私が勝っていると思われますので、どれぐらいペイオフして貰えるかの問題です。私はポットの2/3以下をベットし、相手はコールしました。
ショーダウンで相手は9,Jを開きました。リバーでストレートになったみたいです。ポットが小さいので、私としてはリバーでポットの2倍くらいはベットしてもペイオフして貰えたのではないかと思いました。もし私が相手の立場なら、このボードでオールインされたら恐らくフォールドすると思いますが、ポットの2倍くらいでしたら多分渋々コールすると思うからです。
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今年に入ってから急に仕事が増え、中々ブログが更新できないでいました。ロシアのウクライナ侵攻に関しては、いろいろと考えるところがあり、今の日本を思うとストレスが溜まってしょうがないです。来るべき日に備えて、軍備を増強しておくべきではないでしょうか。多少徴兵制があってもいいので、ロシア軍が攻めてきたらどういう対処をすればいいのか訓練しておかないと、いざ攻めてこられたら残虐非道の限りを尽くされてあっという間に占拠されてしまうと思います。避難訓練と一緒で、備えがあれば全然違いますからね。
最近は時間がある時はポーカースターズへログインしてZoomをやることにしています。まとまった時間を取りにくいので、トーナメントよりもZoomの方が適しているのです。Zoomとはオンライン特有のポーカーで、やりたい人が集まってその中でテーブルが立ち、自分のプレイが終わったらすぐ次のテーブルで別のメンバーでゲームを始めることができる一種のキャッシュゲームです。通常のキャッシュゲームと比べて待ち時間が無いので、効率よくハンドをこなせるところにメリットがあります。半面不特定多数を相手にしなければならないので、相手のテルが見えずらくなるところがあります。リアルポーカーは1ハンドに時間がかかり、相手のテルも考えてアクションを決めますので、Zoomはリアルポーカーとは対照的だと思います。
4/7の2NLです。私が3BBにレイズすると、ブラインドは9BBにレイズし、以下私だけがコールしました。ポジションが無く、相手の情報も無いので、フィットオアフォールド(フロップでヒットしなかったら、チェックフォールド)でいこうと思っていました。
理想的なフロップです。相手のレンジはブロードウェイカードが2枚と言ったところでしょうか。このフロップに噛み合っているとは思いにくいので、私はチェックしました。スロープレイです。相手もチェックしてきました。
ターンでは2が落ちました。私から見た相手のレンジは変わっていません。私はここでポットの5.6割を打ちましたが、これは額が小さかったと思います。ポットの8割は打って相手のレンジを限定させるべきでした。相手はコールしてきました。
リバーではTが落ちました。こちらにとっては最悪のカードと言えそうです。ボードにはフラッシュとストレートが見えています。私はチェックをしました。相手はポットの半分少々を打ってきました。相手のレンジはプリフロップで3ベットしてきているので、AA~TT 、AT+こんなところだろうと思いました。負けてる組はTT、AKのみです。相手は恐らくブラフかATだろうと考えて、私はショブ(オールイン)してしまいました。相手はすかさずコールしてきました。
相手はナッツフラッシュを見せてポットを獲得していきました。ターンで8割くらいベットしていれば、ドローでないAT+の組は除外できた可能性も高く、それでもついてくるならの落ちたリバーでは、仕方なくセットをブラフキャッチャーとして使おうと考えたかもしれません。リバーでのチェックオールインは間抜けなオーバーベットでした。
JTオフスーツは決して強いハンドではありませんが、アクションが無ければ、ハイジャックからならブラインドスチールするに足るハンドだと思います。私が3BBでオープンしました。ブラインドは2人共ついてきました。
ポジションがありトップヒットで悪くありません。2人共チェック、私はスロープレイするところでもないので半分少々をベットしました。するとSBはフォールドしたものの、BBはその額の3倍をチェックレイズしてきました。
フラッシュドローが見えているわけではなく、相手はセットか、89のストーレートドローかと考えました。オーバーペアならプリフロップで3ベットしている可能性が高く、ここでは除外しました。私はポットを大きくしたくないのでコールしました。
ターンでは7が落ちました。7のフォーカードならしょうがないですが、これで何かが変わっているとも思えません。しかし相手はポットの6割近くを打ってきました。このパターン(フロップでチェックレイズの後、リバーでベット)はストレートドローの可能性が高いと思い、相手の目論見を打ち砕くためここでオールインしました。
ドローなら降りざるを得ないだろうというわけです。
すると相手は少々考えてコールしてきました。相手はK7を開きました。なぜトリップス?と思いましたが後の祭りで、リバーではブリック(どうでもいいカード)が落ちて相手がポットを獲得しました。フロップでセカンドヒットでチェックレイズするかなっと思いましたが、私のベット額が良く無かったのかもしれません。半分少々ではなく、やはり8割くらいを打つべきだったのではと思いました。これなら相手が降りたかもしれませんし、チェックレイズにしろコールにしろ、もう少し情報を得て損失を抑えられたかもしれないからです。
相手の立場に立って考えてみますと、フロップでセカンドヒットと強いキッカー、バックドアでポットの8割を打たれてチェックレイズはしにくいと思います。5割少々でしたので5枚のアウツ(7が2枚とKが3枚)とバックドアで、フォールドエクイティを狙ってチェックレイズで返されてしまったと思います。
Zoomはやりたい時にいつでもできて、トーナメントのように時間がかからないのがいいです。トーナメントの場合最後まで集中力が続かず、中々入賞できないのですが、Zoomの場合はそろそろ疲れてきたら止めることができるのがいいです。
去年まではトーナメントをやってずっと負けていましたが、今年に入ってZoomに移行し、少しではありますが利益が出ています。私の場合はどうもZoomの方良さそうです。暫くは2NLでプレイして10,000BB($200)の利益が出たらステークスを上げてみようと思います。
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KKポーカーとは、スマホでリアルマネープレイができるオンラインポーカーアプリです。KKポーカーは2019年7月24日から、マン島のギャンブル監査委員の元で運営されています。
私はオンラインポーカーをやる時は、主にHUDを使う関係上PCでやることがほとんどで、スマホでやることは滅多にありません。画面が小さく、多面プレイもやりにくく、ポーカースターズのスマホアプリではリアルマネープレイができないからです。以前アプリでリアルマネーでプレイできた時、タップミスを起こしてベット額を一桁間違え、冷や汗をかいたことがります。
しかし今の時代はスマホの方が普及しており、PCユーザーより圧倒的に多いのが現実です。そこで私も時代のニーズに合わせて、スマホでもリアルマネープレイできるオンラインポーカーアプリを探していました。KKポーカーはそこで見つけました。電車の中でもやってる人を見かけたことがあります。
今はポーカースターズはPC、KKポーカーはスマホと言った感じで使い分けています。
KKポーカーへ行きますと、最初にこのような画面が開きますので、ユーザーネームとパスワードを登録します。
次にアプリをダウンロードします。iphoneならApp Storeより、アンドロイドならAndroidよりダウンロードして下さい。ダウンロードには、セキュリティ設定で提供元不明のアプリのインストールを許可する必要があります。
ファイルを開くとこのようにダウンロードされます。
これがKKポーカーアプリです。
ダウンロードが終わった後、最初にやるべきことは本人確認です。
本人確認でやるべきことは、個人情報、Eメール、身分証明書、住所証明です。
個人情報は、名前、苗字、身分証の番号、誕生日、自宅住所の番地、都市になります。Eメールは、入力したメアドにアカウント認証メールが届きますので、確認をクリックして下さい。身分証明書は、身分証の番号が記載されている身分証の写真をアップロードします。住所証明は、本人名義と住所の記載された3カ月以内の公共料金の明細書か請求書をアップロードします。
KKポーカーの入金、出金手段には以下のものがあります。
入金手段 | 入金額 | 入金額手数料 | 反映時間 | 確認 |
仮想通貨 | $20~$10,000 | 無料 | 即時反映 | |
Ecopayz | $30~$5,000 | 無料 | 即時反映 | ○ 2021.11.22 |
Visa/Mastercard | $20~$5,000 | 無料 | 即時反映 | |
MuchBetter | $20~$3,000 | 無料 | 即時反映 | |
Cashtocode | $25~$200 | 無料 | 即時反映 | |
Astropaycard | $20~$2,000 | 無料 | 即時反映 |
出金手段 | 出金額 | 出金額手数料 | 反映時間 | 確認 |
Ecopayz | $30~$5,000 | 無料 | ||
Astropaycard | $20~$2,000 | 無料 | ||
仮想通貨 | $20~$10,000 | 無料 | ||
MuchBetter | $20~$3,000 | 無料 |
※入金手段と出金手段は統一させねばなりません。(マネーロンダリング防止のため。)Visa/MastercardやCashtocodeで入金した場合も、出金する時は結局他の4つの手段の中から選らぶことになり、その時またその手段で入金する必要があります。
操作はオンラインポーカーをやったことがあるなら難しくはありません。上の+をクリックするとテーブルを増やすことができます。これはトーナメントですが、右上のグラフのアイコンをクリックすると現在の状況が分かります。
こんな感じです。
ゲームはフロップでトップヒット、ナッツフラッシュドローをヒットさせ、オールイン対決になりましたが、捲られてしまいました。
キャッシュゲームとはその名の通り直接キャッシュを賭けてプレイします。以下にKKポーカーのNLH(ノーリミットホールデム)のキャッシュゲームのブラインドとバイイン(テーブルに持ち込める金額の範囲)をフラッシュテーブル、通常テーブル毎にまとめておきます。尚キャッシュゲームは全て6人制のテーブルでした。
ブラインド | バイイン | 参考プレイヤー数 |
$0.02/0.04 | $0.8~4 | 52人 |
$0.05/0.1 | $2~10 | 92人 |
$0.2/0.4 | $8~40 | 107人 |
$0.5/1 | $20~100 | 71人 |
$1/2 | $40~200 | 5人 |
参考プレイヤー数は2021.11.22(月)16:50頃のプレイヤー数です。バイイン$2~10、$8~40辺りが一番人気があるようです。
ブラインド | バイイン | 稼動テーブル数 |
$0.01/0.02 | $0.4~2 | 3テーブル |
$0.02/0.04 | $0.8~4 | 3テーブル |
$0.05/0.1 | $2~10 | 4テーブル |
$0.1/0.2 | $4~20 | 6テーブル |
$0.2/0.4 | $8~40 | 6テーブル |
$0.3/0.6 | $12~60 | 4テーブル |
$0.5/1 | $50~150 | 7テーブル |
$1/2 | $100~300 | 2テーブル |
稼動テーブル数は2021.11.22(月)17:00頃のプレイヤー数です。バイイン$4~20、$8~40辺りが一番人気があるようです。
フラッシュテーブルというのは1ゲーム終わったら、メンバーが入れ替えてすぐに次のゲームが始まります。よって進行速度が非常に速いです。一方通常テーブルはメンバー固定で、そのゲームが終わるまで次のゲームは始まりませんので、フォールドしてから次のゲームが始まるまでの時間が長いです。しかし相手のプレイをじっくり観察できるメリットはあります。レイズする時タッチパネルでバーを上下してベット額を決めねばなりませんが、慣れていないとベットしたい額が定まらず、時間切れになって自動フォールドまたはチェックしてしまいます。
最初テーブルに着いた時は最小額でバイインするため、メニューよりチップを補充することで最大バイインに引き上げることができます。
トーナメントは所定のバイインを払って、参加者の中から成績上位者に賞金が分配される仕組みです。KKポーカーのトーナメントには6人制のシットアンドゴーとMTT(マルチテーブル)のトーナメントがあります。MTTには通常のトーナメントの他にAOF(オールインオアフォールド)というものがあります。AOFはプリフロップでオールインかフォールドを決定します。バイインは$0.5~300で、他にフリーロールもありました。
バイイン$10のトーナメントに参加してみましたので、例として参考にして下さい。このトーナメントは賞金総額が$800で、上位8名にそれぞれ$100チケットが配られる小規模のトーナメントです。つまり8位と9位では天と地ほどの差があります。参加人数は49人でリバイ可でしたので、それを足しますと実質62名のエントリーでした。これでは運営側が$180の赤字ですね。スタートチップは5000でブラインドアップは6分毎でした。
操作はキャッシュゲームと一緒です。左上のアイコンでテーブル情報、右上のアイコンで参加プレイヤーのスタック、左下のアイコンでハンド履歴、右下のアイコンでチャットが見れます。
結果は47位でした。JJでプリフロップでオールインまでいってしまい、KKと当たってしまいました。鉄ザコでした。KKポーカーは小規模のトーナメントが多い感じです。
レーキとはプレイの手数料で、KKポーカーから徴収される金額になります。つまりこのレーキを上回らなければ利益が出ないのです。レーキは公式ホームページに記載されていないため、NHLの実戦動画を撮ってリプレイして計算してみることにしました。
$10/20のNHLの例)
最終ポット額:10+20+48+120+72+202+202+224=$898
勝者の投資金額:120+202+224=$546
勝者の利益:$332
レーキ:898-546-332=$20
以上より最終ポットに占めるレーキの割合は20/898≒0.02227で約2.2%と言えそうです。
$0.02/0.04の例)
最終ポット額:0.02+0.04+0.12+0.1+0.08+0.24+0.24+1.21+1.21=$3.26
勝者の投資金額:0.12+0.24+1.21=$1.57
勝者の利益:$1.57
レーキ:3.26-1.57-1.57=$0.12
以上より最終ポットに占めるレーキの割合は0.12/3.26≒0.0368で約3.7%と言えそうです。
ブラインドは高い方がレーキ割合が低いため、こんな感じになります。参考にして下さい。本当は公式サイトがどう算出しているのか明記しないといけないところですが、ここのところは不親切で分かりにくいところです。
KKポーカーではそれぞれのゲーム毎に成績が管理されます。
ユーザー数はまだ少ない感じで、ポーカースターズに比べたら規模はまだ大分小さいです。しかしスマートフォンでポーカーがしたい時は十分すぎると思います。ただ私が普段やる時は自宅でPCでやるため、操作が慣れていないせいかタップミスをして間違ってオールインしてしまうなんていうことがありました。スマートフォンはクリックと違ってこういうミスもありますので、十分に気を付けてプレイして下さい。
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今日は選挙の日です。皆さん行かれますか。私は今の政治家達に世代交代を望みますので、自民党を除く一番若い議員と立憲民主党に入れようと思っています。立憲民主党に入れる理由は、野党と与党が少しでも拮抗して欲しく、今政権を執ってる自民党に危機感を持っても貰いたいからです。
今週はトーナメントに5回参加しましたが、一回も入賞できませんでした。激しいチェックレイズに随分やられてしまいました。また終始強気なアクションからA持ちをリプレゼントして、ターンでAが落ちダブルバレルのタイミングだと思ったのですが、それにもコールされ散々でしたね。
$8K保証トーナメント 2021.10.19 9人テーブル ブラインド$50/100 ポット258(アンティ12)
プリフロップ
AJの私はアーリーポジションから$260でレイズ、ビッグブラインドだけがコールしました。
フロップ
フロップでA66と落ち、相手はチェックしてきて私の番です。相手のレンジは広くて、ボードにフラッシュドローが見えていますので、立ち位置を確認する上でも$400をベットしました。すると相手は$1100にチェックレイズしてきました。ここで相手のレンジは、Aを除く上位~中位ののスーテッドコネクター、もしくはワンギャップスーテッドコネクター、かの56ないし67スーテッドコネクターと踏んでいました。Aを含んでいたら、プリフロップでレイズされそうです。スタックが深いので私はコールに留めました。
ターン
ターンで7が落ち相手は$892をベットしてきました。このベット額は大分小さいです。ドローは引かれたくないものの、ポットもこれ以上大きくしたくないので、コールすることに決めました。
リバー
リバーでは4が落ちました。ドローならこれで失敗したことになります。しかし相手は$3916と今度はポットサイズを打ってきました。ドローを外してブラフをしてるのかと思い、コールで応じました。
ショーダウン
相手はT6を開きポットを獲得しました。相手はフロップでトリップスをヒットしていたみたいです。相手のベットコントロールは上手かったと思います。セミブラフからドローのミスのプレイと一致していたからです。私としては逃れ難いハンドでした。
フロップでベットを打ち、コールされたらターンでも更にベットを打つプレイをダブルバレルといい、基本的にはブラフの意味合いが強いです。
J,KオフスーツでCOから3BBでオープンし、BTNがコールし、フロップが開いた状況です。オープンエンドストレートドローとなりました。このようなドローハンドではコンティニュエーションベットを打つに値します。そこでポットを取れたら良し、コールされてもドローを引けるエクイティがあるからです。私は4BBベットをして相手はコールをしました。尚チェックレイズも有効です。
ターンではブリック(関係ないカード)が落ちました。しかしドローの目はまだ残り、リバーでフラッシュを装えたりする可能性もあります。こういう場合はダブルバレルを打つ価値があります。このようにセミブラフになっている場合はダブルバレルで圧力をかけていくのが一般的なプレイです。私は10BBをベットし、相手はコールしてきました。
リバーではまたもブリックが落ちました。ここはトリプルバレルを打つのもありだと思いますが、私はポットがそれほど大きくないうちに諦めることにしました。チェックして相手が24BBをベットして私がフォールドしました。
$8K保証トーナメント 2021.10.25 9人テーブル ブラインド$150/300 ポット1110(アンティ40)
プリフロップ
トーナメントも中盤に入り、アグレッシブなUTGがリンプして私の番です。UTGのレンジは広く、8Tスーテッドの私はスチール狙いで$1200へ上げました。UTGだけがコールしてきました。
フロップ
ボードには比較的散らばったカードが落ちました。相手はチャックしてきました。この手のプレイヤーは何もヒットしてなければ降りるだろうと考え、私はセカンドヒットで$2000をベットしました。すると相手は意外にもコールしてきました。
ターン
ターンでAが落ち、相手はまたチェックしてきました。プリフロップから一貫してアグレッシブにプレイしている私のレンジには間違いなくAが入っています。私は$3670をベットし、相手にオールインの要求を突きつけました。すると相手はコールしてきました。
ショーダウン
リバーでは4が落ちて、相手はQ9を開いてポットを獲得しました。ダブルバレルは失敗に終わりました。相手のレンジが広く、フロップでコールされたということは、ターンではチェックで返さなければいけなかったと思います。ダブルバレルを打つ所では無かったようです。もしベットをするならAを持ってのスロープレイを装い、$1500くらいのサイズが良かったのではないかと思います。
$8K保証トーナメント 2021.10.28 9人テーブル ブラインド$50/100 ポット385(アンティ20)
プリフロップ
ミドルポジションから209でオープンレイズが入り、カットオフの私までフォールドで回りました。A,3の私はフロップを見てみたく、ポジションを生かしてコールを選びました。後は全員フォールドです。
フロップ
ボードに5,5,Jと落ち、相手はチェックしてきました。このボードはオープンレイズのレンジから考えても噛み合ってるとは思えず、私は$450をブラフベットしました。
相手は諦めてくれると思ったのですが、ここで激しい抵抗を受けました。$1033のチェックレイズです。私はフォールドするよりありませんでした。多分相手はオーバーペアだったのではないかと思います。
プリフロップでBTNからスチールしに3BBでオープンしましたが、SBからコールが入りました。フロップでは相手がチェックしてきましたので、4.5BBを打ちコールされました。リバーでチェックされ私のアクションの番です。フラッシュドローも考えられるので私はここで10.5BBのダブルバレルを打ちましたが、またしてもコールされました。
リバーでもチェックされ、ドローをはずしたとしたらこれで降りるだろうと考え25BBをベットしましたが、残念ながらコールされました。
相手はQのトリップスでした。こちらがフルハウスとも限らないので、コールダウンされたのは上手いプレイだったと思いました。
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ポーカースターズのリアルマネー版のアプリが使えるようになりましたので、ここで説明しようと思います。PCに比べて画面が小さくなってタッチパネルになったという感じです。使い勝手は非常によくなっています。
iPhoneでポーカースターズの公式サイトへ行きダウンロードします。
手順に従いダウンロードするだけです。
これがポーカースターズアプリになります。既にアカウントを取得している場合はIDとパスワードでログインして下さい。まだアカウントを取得していない方はアカウントを開設して下さい。
これは以前のアカウント開設フォームですが、登録に必要なのはユーザーIDとパスワード、Eメールアドレスになります。尚一人一アカですので気を付けて下さい。
アプリにログインしてみますとこのような画面になっています。PCに比べて画面がコンパクトになっただけです。右上の金額をクリックするとキャッシャーへ行きます。アカウントをクリックしますと個人情報や設定、ヘルプ等へ行きます。ポーカーゲームの大きな枠組みはメニューバーにある、キャッシュゲーム、Sit & Go、トーナメントです。
Sit & Goを例に取って説明します。
No Limit Hold’EMの全てをクリックするとバイイン(参加料)の低いものから順に表示されます。
バイイン$1.5、9人参加のゲームに参加してみます。
Sit & Goですので9人に達しますとゲームが開始します。これは縦で見る画面です。
これが横で見る画面です。
これがアクション画面です。特に説明は不要かと思います。右側にタイムバンクも表示されます。
左上のメニューアイコンからゲームの進行状況を確認することができます。
アンドロイドは専用のソフトウェアがありませんので、ホームページへ行きこのページをブックマークして下さい。つまりアンドロイドで利用する場合はブラウザーを使うことになります。
ブラウザーはソフトウェアよりも更にシンプルで分かりやすいです。これはSit & Goですが、右のペンのアイコンをクリックすると更に詳細を設定できます。
こんな感じでしょうか。後はiPhoneと同様です。
以前よりも動作が軽くて使いやすい印象があります。しかしホールデムマネージャーやポーカートラッカーのようなHUDツールが使えないのは、長期的にやるには損だと思います。また多面プレイもできるのですが、テーブルを全て一画面に表示するわけではなく、画面をテーブル毎に切り替えねばならないためやりにくいです。iPhoneやアンドロイドでやるにはSit & Goのような少人数制のトーナメント、不特定多数を相手にするZOOMのキャッシュゲームが向くと思います。
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ポーカースターズでリアルマネープレイをする方への正規の入出金手段として以下のものがあります。
決済手段 | 入金 | 入金の確認 | 出金 | 出金の確認 |
AstroPay | 〇 | × | ||
VISA | 〇 | × | × | |
Mastercard | 〇 | × | ||
WebMoney | 〇 | 〇 | ||
ecoPayz | 〇 | 2017.10.24 即時反映 | 〇 | |
MuchBetter | 〇 | 〇 |
2021.5.26現在
初回入金する時はボーナスコードも忘れないで下さい。$30の無料プレイなら「THIRTY」、$600なら「STARS600」です。ライトにやるなら前者、ヘビーにやるなら後者がおすすめです。
備考
〇銀行から直接入金することはできません。
〇入金と出金はマネーロンダリング防止上統一しなければいけません。よって出金する時はもう一度その手段で入金する必要があります。
〇VISAの入金は受け付けられませんでした。(2012.5.26)以下のようなメッセージが出てきました。
VISAはポーカースターズに限らず、日本からのゲーミングサイトへの入金を拒む傾向があります。ポーカースターズ側はよくても、VISA側がギャンブル目的のため拒否するということです。
〇WebMoneyは日本でよく見かけるWebMoneyとは違うサイトですので注意して下さい。
〇ecoPayzのやり方はこちらをご参照下さい。
非正規の入金ルートとしてポーカーストアーズというサイト(ポーカースターズとは関係の無い個人のサイト)があり、そこで入金代行してもらうことができます。手順としては、LINEで友達登録してやり取りをします。入金額、サイト名(ポーカースターズの他にKKpoker、naural8があります。)、アカウント名(ポーカースターズならStars IDになります。)を送信し、指定された金額をLINE payで払うというやり方です。手数料は5%です。
但しこのやり方は入金だけで、出金には対応していません。出金する時は結局他の手段を択ばねばならなく、最初にそこから入金しなければいけない(マネーロンダリング防止のため入出金ルートを統一しなければいけない。)ので、結局は正規の出金できる入金手段でもう一度入金する必要があります。よってポーカーストアーズを利用する場合は最初の一時的な入金手段と考えて下さい。
以前は似たようなポーカースターズトランスファーというのもありましたが、今はもうありません。
キャッシャーのプレイヤーに送金で、プレイヤー間で資金のやり取りができます。手数料も無料です。友達がいる場合はこれを活用するのもいいと思います。
先にも述べましたが、ポーカースターズから出金する場合は必ず入金手段と統一する必要があります。出金できないのは大体そのケースです。
また最初に出金する時は本人確認書類(身分証明書と住所証明書)を提出する必要があります。身分証明書とは運転免許課パスポート、住所証明書とは住所と氏名の入った3カ月以内の公共料金の請求書です。
ポーカースターズから出金するのは違法ではありませんが、勝った分に対しては税金がかかります。これはパチンコや競馬で勝った場合と同じで、雑所得にあたります。
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ポーカースターズをはじめとしたオンラインポーカーで、リアルマネーでプレイすることの違法性と危険性について話します。
日本でポーカーをリアルマネーでプレイするのは勿論違法で、刑法第185条(単純賭博罪に関して)もしくは刑法第186条(常習賭博罪と賭博開帳図利罪に関して)に該当すると思われます。そして逮捕するに当たっては、必ず胴元とユーザーの両方を逮捕しなければいけません。これは賭博行為は一人では行えず必ず胴元が存在するという、必要的共犯(対向犯)という考え方から成立します。
例えば去年の5月11日、警察庁は東京都千代田区のオフィス街でポーカー賭博場を開いたとして、経営者の菅野孝幸容疑者と従業員の男女3人を賭博開張図利容疑で、店内にいた客13人を単純賭博容疑で現行犯逮捕しました。
この例からも分かるように、胴元も賭博をする者も日本にいることが前提となっています。でなければ日本の法律が適用できないからです。しかしポーカースターズのサイトはマルタで運営されています。
ポーカースターズサイトの下の方にこのように記載されています。
マルタは地中海のシチリア島南端に位置する島国のミニ国家で、ポーカースターズをはじめとしたリモートギャンブリングが公認されています。そこでマルタ当局の規制を受けながらライセンスを取得して運営しています。
これがライセンス証明書です。
つまりポーカースターズはマルタで違法に運営しているわけではなく、ただ日本政府の管轄外なだけです。
さて本題の日本人がこのサイトを利用してリアルマネーポーカーをするのは違法にあたるかですが、海外にサーバーがある以上必要的共犯(対向犯)は成立しません。そもそも同じ賭博罪でも賭博開帳図利罪(胴元)の方が重罪であって、単純賭博罪(ユーザー)は賭博を開帳したものを検挙するための付随的なものでしかありません。つまり胴元の逮捕無く、ユーザーだけ逮捕するわけにはいかないのです。これが現状の日本の法律です。
刑法は改正されてきたとは言え、元々1907年(明治40年)に定められ翌年施行されたものですので、この頃は当然インターネットなど無く、胴元が海外サーバーということは想定できなかったことは容易に想像できます。現在もこの点にはまだ着手していなく、2021.5.24時点ではまだ法の網をかいくぐれています。少なくともポーカースターズでプレイした者の逮捕者は出てきていません。
2013年衆議院の質問答弁にて、自宅でプレイするオンラインカジノでも違法なのではないかという質問がなされました。以下質問と回答です。
賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書の一部:国内の自宅からインターネットを通じて海外のカジノに参加する場合であっても刑法第185条の賭博罪に該当するという理解でよいか。
政府の回答:犯罪の成否については捜査機関が収集した証拠に基づいて個々に判断するべき事柄であることから、政府としてお答えすることは差し控えるが、一般論としては賭博行為の一部が日本で行われた場合、刑法第185条の賭博罪が成立するものと考えれれる。
オンラインゲーミングとしてポーカースターズもオンラインカジノと同類です。そして政府はそれをすることは一般論的にはダメと言っています。しかしダメとは言うものの法的に確固たる根拠が無く、各々がPCやスマホでやるのを検挙する以前に把握すること自体が困難です。
ポーカースターズでリアルマネープレイをする行為は賭博に何ら変わらないので常識的にはダメですが、法律による規制は無いため違法ということは無く、やりたい人はやっているというのが現状です。言うなればグレーゾーンです。そして多くのユーザーはポーカー好き或いはポーカーに興味を持った者で、お金を賭けたやり取りの裏には、ポーカーのスキルアップを目的とした者が多いです。賭博罪はダメとは言え、ポーカーの性質上リアルマネーでプレイしなければ上達しないのも確かです。自分も相手も本気度が全然違うからです。
危険性に関してですがポーカースターズをやることは違法ではないが、見つかった場合個人的には逮捕はされないものの、略式起訴(起訴されないかわりに100万円以下の罰金)になってもおかしくはないと思います。賭博行為には変わりがないからです。
ポーカースターズのサイトそのものに関しては、世界各国で6500万人以上のユーザー数を抱えており、セキュリティもしっかりしていますので、個人情報の漏洩や入出金のトラブルといったものはありません。また入金した以上の金ではプレイできませんので、負けが込んで借金を作って取り立てられるということもありません。
ポーカースターズは日本で利用できるサービスですが、グレーゾーンですのでやる以上は自己責任でお願いします。
追記
2023年9月7日オンラインカジノで金を賭けたとして宮田隆季容疑者(30)が逮捕されました。宮田容疑者は、YouTubeで賭博の様子を生配信することで報酬を得ていたということです。チャンネル名は「寝る前にch」です。
オンラインカジノは違法か合法化も定かではないのに顔出し配信は拙いだろう。これは攻め過ぎだよ。と率直に思いました。
これは逮捕されてもおかしくはないけど、本当に起訴されるのかなと、成り行きを見守っているところです。
オンラインカジノが違法となればオンラインポーカーやブックメーカーも同類で違法ということになります。しかしポーカーは世界的に見ればお金を賭けてやるもので、お金を賭けねば本気の相手み見つかりにくく、またモチベーションも低くなりがちで、強くなりにくいのも事実です。飲む、打つ、買うというのは人間の3大娯楽ですが、これは古今東西無くならないものです。自己責任で自宅でこっそりやる分には誰も何も言わないと思います。
未成年がやるのは問題ですが、それはタバコや飲酒と同じで、未成年がゆへに善悪の判断や加減が分からないから、国が変わって判断してダメということにするパターナリズムがあるからです。しかし成人になれば自分で判断できる力が備わっていますので、タバコが体に悪いなんていうことは分かっていると思いますし、賭け事が悪いものだなんていうことも分かっていると思います。しかし何でもかんでもダメだなんて言われたら生きていてつまらなくなるわけだから、人に迷惑を掛けない範囲で、つつましく楽しんで下さい。間違ってもオンラインポーカーを配信して堂々とやることだけは絶対に避けて下さい。
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$6K保証トーナメント 2021.4.19 9人テーブル ブラインド$40/80 ポット720(アンティ201)
プリフロップ:UTG1 $7394 UTG2 $4882 SB $5054 BB $7527(私) K,K
UTG1が$160でオープン、UTG2が$480へスリーベット、SBがコールして私にアクションが回りました。誰かにAが入っている可能性が非常に高く、ここでポットを取らなければならないと思い、私は$2000へフォーベットしました。するとUTG1、UTG2共にオールインしてきました。SBがフォールドして再び私にアクションが回ってきました。
これどうでしょうか。私はどちらかに高確率でAAが入っていると直感しました。私の$2000のレイズにこんなアクションを取れるのはそれしかありません。しかしKKを降りれるほど上手くない私は躊躇ってコールしてしまいました。
ショーダウン
UGG1はA,A、UTG2はA,Kを開きボードには7,7,Q,6,Qと落ちてUTG1がポットを獲得しました。降りるべきだと思いながらもコールしてしまったのですから愚かでした。このハンドで得た教訓は、K,Kでもプリフロップで降りなければならない場面があるということです。
$6K保証トーナメント 2021.4.26 9人テーブル ブラインド$100/200 ポット462(アンティ18)
プリフロップ:SB $9473 BB $8484 MID1 $4620(私) J,A
私がAJオフスーツでミドルポジションから2.5BBの$500でオープンしました。この段階になるとブラインドが上がるため2.5BBからオープンすることが多いです。スチールもそこそこ大きいので上位10%のレンジに入るAJオフスーツはオープンに値すると思います。SBとBBがコールしてきました。
フロップ:6,2,4 ポット1662
相手は2人共チェックしました。基本的に自分を除き2人いる場合、ブラフはせず素直にプレイするというのがトーナメントでの基本方針です。しかし私はプリフロップで強みを見せており、相手がドローかセットでもない限り、ベットすればこのままポットが取れる確率が高いと踏んで$1000をベットしました。
SBはフォールドしましたがBBは$3417へチェックレイズして、再び私にアクションが回ってきました。
どうでしょうか。このケースは大体ドローです。ドローは引けない確率の方が高く私はオールインすることに決めました。オーバーカードで勝つつもりです。しかし私は間違ってコールしてしまいました。
ターンでは7が落ちて、相手の$4248のベットに$703でオールインコールすることになりました。
ショーダウン
相手は8,Jを開き、リバーでは5が落ちて、何とガットショットを引かれてしまい負けてしまいました。
フロップでドローだった場合私もよくチェックレイズをしますが、だから私もピーンときたのです。
考察
チェックレイズした場面に戻しますが、仮に相手がフラシュドローだったとしてもオーバーカード2枚の方にやや分があるのが分かります。尚相手がセットだった場合でもやはり同じようなアクションを取ると思います。その場合のケアは難しいです。しかしコールのレンジは中位のワンギャップ或いはツーギャップスーテッドコネクタと中位以下のペアから成るため、ギャップコネクターの方がレンジに占める割合は圧倒的に多いのです。
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ポーカートラッカーは2001年以来オンラインポーカープレイヤーをサポートするために開発されたヘッズアップディスプレイ(HUD)で、改良を加えられ現在はポーカートラッカー4にバージョンアップしています。ホールデムマネージャー3とほとんど同じツールで、どちらかを使う方がほとんどです。今回はこのポーカートラッカー4をレビューします。
ポーカートラッカー4はヘッズアップディスプレイ(HUD)で、あなたがプレイしたハンドを全部チェックして相手のプレイをリアルタイムで分析し数値化して、ディスプレイ上に表示してくれるツールです。その他にもプレイ履歴を再生したり、プレイ傾向を分析したり、収支やレーキを一目で見ることができます。
ホールデムマネージャー3と機能はほとんど一緒で、HUDはどちらを使っても問題ないと思います。ただポーカートラッカー4はMacにも対応していますので、Macユーザーの方はこちらを使う事になります。
ポーカートラッカー4の価格は、ホールデムオマハ共$64.99(スモールステークス用)、$99.99(全てのステークス)、両方なら$99.99、$159.99になります。スモールステークス用はキャッシュゲームならバイインが25$、トーナメントならバイインは11$までしか使用できません。クレカとpaypalに対応しています。私はホールデムの$99.99の方を購入しました。14日間のフリートライアルもありますのでまずはそちらから試してみるのもいいと思います。まずはポーカートラッカー4の公式ホームページへ行きます。
サイトはクロームなら日本語に翻訳できます。最初にアカウントを作成します。フリートライアルの方はソフトを早速ダウンロードして下さい。
フルネームは例にならって苗字と名前の間に・を入れて下さい。私は最初間隔を空けなかったので何度もやり直してもエラーが出てきました。ユーザー名とパスワードはログインの際に必要です。その後ダウンロードして下さい。
これがアイコンです。
開くとこんな感じになります。
購入が済みますと24桁のRegistration Codesが頂けます。これはMy Accountからでも確認できます。ポーカートラッカー4を立ち上げる際にこのコードを入力すれば本使用になります。
設定はホールデムマネージャー3と一緒で、ハンド履歴フォルダーから読み取ることになりますので、その保存先とポーカートラッカー4の読み込み先を一致させます。ポーカースターズで説明します。
ポーカースターズの設定のハンド履歴から、ハンドの保存先フォルダーを決めて下さい。その時英語で保存にチェックを入れます。(英語でないとポーカートラッカー4が認識できません。)
トーナメントサマリーから、この保存先フォルダーを決めて下さい。同様に英語で保存にチェックを入れます。
ポーカーネットワークからポーカースターズを選んで、Directories Configurationに保存先フォルダーを追加させます。これで保存先と読み込み先が一致したわけです。
稼働しているかキャッシュゲームで試してみます。テーブルに着いてプレイしてみますとHUDが表示されます。こうなればOKです。表示されない場合はポーカートラッカー4のGet Hands While Playingをクリックしてみて下さい。HUDがカードやチップに被って見えにくい場合は上の設定アイコンからUnlock Layoutより動かすことができます。
これがポーカートラッカー4の画面です。Play PockerにしてView Today’s Handsのキャッシュゲーム($)を見てみて下さい。ちなみにTはトーナメントのことです。ハンドが読み込まれているはずです。もし稼働していない場合はハンドの保存フォルダーに読み込まれているか確認してみて下さい。
HUDはHudのEdit Hud Profilesより編集することができます。
これが編集画面です。
これはDefaultです。
メモ/VPIP/PFR/3Bet/FlopCB
プレイヤー名/スタックのBB換算/Fold to CB/ハンド数
このようになります。
VPIP:VPIPとはMoney voluntary put in potの略で、プリフロップで自主的にポットに入れてくる割合のことです。要は参加率のことで、リンプにしろコールにしろレイズにしろブラインドポット以外は全てが計算の対象になります。0~15:非常にタイトで参加してくる時は大体いいハンド
15~20:タイトで堅実なプレイヤー
20~27:堅実なプレイヤーでいろいろなハンドお織り交ぜてくる
27~35:大目に参加しているややルーズなプレイヤー
35~:非常にルーズなプレイヤーでフィッシュの可能性が高い
PFR:プリフロップレイズ率で、どれくらいレイズで参加しているかを表します。例えばVPIPが22でPFRが18だとすると、ハンドの22%を参加していてそのうち18%はレイズで参加しているという意味になります。残りの4%はリンプやコールで参加しているということになります。大体ほとんどのプレイヤーでVPIPとPFRのギャップは5%ぐらいになります。
0~18:リンプを多様しすぎている
18~25:堅実なプレイヤー
25~30:アグレッシブでスリーベットやスティールを試みてプレッシャーをかけてくるプレイヤー
30~:ルーズすぎなプレイヤー
AGG:アグレッシブ係数のことで、フロップ後の(ベット総数+レイズ総数)/コール総数を現し、高くなればなるほどフロップ以後アグレッシブにプレイしていることになります。上手いプレイヤーは大体2.0~2.5の間に収まり、それはつまりコールの2倍くらいの割合でベットやレイズを仕掛けていることになります。
3Bet:スリーベット率で、プリフロップでスリーベットする機会が訪れた時にスリーベットする割合のことです。上手いプレイヤーは大体5~9%に収まります。それ以上であればし過ぎているし、それ以下であればしな過ぎと考えて下さい。
Fold to 3Bet:プリフロプでレイズして、スリーベットを返せれた時のフォールドする割合です。
0~60:スリーベットにフォールドしなさすぎている
60~70:標準的な上手いプレイヤー
70~:フォールドしすぎているのでこういう相手には3Betが有力
Flop CBet:プリフロップでベットのリードを持っているプレイヤーが、フロップでコンティニュエーションベット(コールも含む)を打ってくる割合です。
0~55:アグレッシブに攻めきれておらず、フロップでヒットしなかったら消極的になるか、或いはスロープレイをしすぎているかのどちら
55~75:標準的な上手いプレイヤー
75~:コンティニュエーションベットをしすぎなのでチェックレイズか、ポジションがある時はフロートが有力
Flop Check Raise:フロップでチェックレイズ(相手が最初にチェックし、こちらがベットしたらレイズ)する割合です。
~5:チェックレイズをほとんどしないプレイヤーですのでコンティニュエーションベットが有力
5~15:標準的な上手いプレイヤー
15~:ブラフでチェックレイズをしすぎているのでバリューベットが有力
Flpo Fold to CBet:コンティニュエーションベットを喰らった時フォールドする割合のことです。
0~50:ルースすぎるのでバリューベットが有力でセカンド、サードヒットくらいでもベットが有力
50~65:標準的な上手いプレイヤー
65~タイトすぎるのでブラフの頻度を増やすのが有力
Steal:カットオフ、ボタン、スモールブラインドのポジションで、スチールする(最初にアクションを起こせる)機会があって、どれくらいの割合でスチールしているかです。トータルで見ることもポジション毎に見ることもできます。
View Statsより自分のハンドを分析することができます。以下キャッシュゲームとトーナメントに分けて説明します。
キャッシュゲームではプレイした日時と時間、ハンド数、収支と収支のグラフ化、レーキ等を見ることができます。レーキが見れるのはいいですね。zoomもここで見ることができます。またハンド数が貯まるとLeak Trackerにより自分のプレイが標準的なプレイよりどれだけかけ離れているのか見ることができます。
見返したいハンドがあれば日時からハンドを抽出できますので、そこから選びリプレイすることができます。
これがリプレイ画面です。
トーナメントではプレイした日時と時間、バイイン、収支、着順等がでてきます。リプレイはキャッシュゲームと一緒です。
ホールデムマネージャー3と比べてグラフィカル機能が無いだけでほとんど一緒です。ソフトの構成としては寧ろ、ポーカートラッカー4の方が分かりやすいです。ホールデムマネージャー3を使っていればホールデムマネージャー3の方が良く、ポーカートラッカー4を使っていればポーカートラッカー4の方が良くなるといった感じに見えます。実際去年はホールデムマネージャー3を使っていましたが、ポーカートラッカー4に切り替えてみて3日で慣れました。必要な機能は揃っており、シンプルで扱い易いツールです。
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